現代人のキモはココ!抗ストレスホルモンを作ってくれる副腎を強くする方法3つ

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


「病は気から」と言うように、精神的な疲労や緊張=ストレスは心身の不調の大きな原因です。

このストレスに対処しているのが、副腎から分泌されているホルモン。

「えっ?ストレスって精神的なことだけじゃなく、物理的にも対処されているの?」

そうなんです。実はストレスって心だけじゃなく、体にも物理的な負担をかけているものなんです。

 

副腎で分泌される抗ストレスホルモン・コルチゾール

副腎は腎臓の上にあるピラミッド型の臓器です。

腎臓のそばにあるため「副腎」という名前ですが、腎臓とは別のはたらきをしています。

 

副腎では、ストレスに対処するためのホルモン・コルチゾールが作られています。

コルチゾールは副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の一種です。

コルチゾールにはストレス対処のほか、免疫機能・血糖値・胃酸・血圧のコントロール等の重要な役割があります。

ですから、過度なストレスが続くと対処するために大量のコルチゾールが分泌され、イライラ・胃の痛み・動悸・高血圧などの症状を引き起こしてしまいます。

 

さらにコルチゾールを分泌しすぎた副腎は、副腎疲労症候群と呼ばれる状態に陥ってしまうことがあります。

こうなるとコルチゾールが少ししか分泌されず、アレルギー・疲労感・食欲低下・片頭痛といった症状に見舞われるようになってしまいます。

 

副腎を強くする方法3つ

甘いものと白い炭水化物を減らす

コルチゾールは血糖値の調整も行っています。甘いものや白い炭水化物は血糖値を急上昇させるため、コルチゾールを大量に消費させ、副腎を疲れさせる代表格です。

量を半分にして質を上げる、というふうに切り替えると、比較的ストレスなく(これも副腎へのダメージ!)副腎を守ることができます。

 

■クッキーをダークチョコレートに、ケーキを焼き芋に

■白米を玄米に、食パンを全粒粉パンに

■甘いものを食べたくなったら、ルイボスティーやコーン茶などの甘い香りのお茶を飲む

■甘い香りの香水やアロマオイルを嗅ぐ

 

お灸で副腎をサポート

体には経絡という気の水路が通っています。

腎経、胃経など種類はいくつかありますが、このうち三焦経という経絡が副腎と深くかかわっています。

 

三焦経のツボの中でもオススメなのが陽池です。

手の甲側、薬指のスジを手首側にたどっていき、手首の手前にあるくぼみにあります。

ここにせんねん灸などのお灸をすると、副腎のはたらきをサポートすることができます。

 

自律神経整体・鍼灸・キネシオロジーなどプロの手を借りる

「自力では追い付かない!」と感じたら、治療院などのプロの手を借りましょう。

整体・鍼灸・キネシオロジー・ホメオパシーなどの、世界の伝統医学を元にした施術がオススメです。

副腎の疲れは日常生活の積み重ねで起こったもの。西洋医学は急性のケガや症状がとても得意ですが、慢性症状は伝統医学の得意分野なのです。

 

当院でも行っている自律神経整体は、量子物理学(物質を一番小さな粒にすると、粒としての動きだけではなく波の動きもする。物質はすべて固有の波=周波数を持っている)を応用し、東洋医学・ホメオパシー・キネシオロジーなどの技術を統合させた整体です。

「なぜ副腎が疲れたのか」「その大元の原因は何か」「原因を取り除き副腎が回復していくにはどうしたらいいのか」等をお体(潜在意識)に問いかけ、必要な施術を行ないます。

同時にストレスの受け皿・過去のトラウマなどにもアプローチし、不要なストレスを受けない状態を作っていきます。

 

副腎とホルモンを整えて、ストレスに負けない身体を作ろう!

副腎は体のあちこちの調整役を引き受けている場所です。

働き者であるがゆえに疲れやすく、それでも休むことを許されない…仕事をしている人ならつい感情移入してしまいそうな頑張り屋さんの臓器。

たまには「いつもありがとう」の気持ちを込めて、3つの方法を試してみてくださいね。

 

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