学生さんの猫背・肩こりはカバンの仕業!?リュックの正しい背負い方

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

学生さん、社会人の方、子育て中の方など、たくさんの荷物を持ち歩く方の大きな味方・リュックサック。

とくに学生さんは勉強のため・部活のためと毎日大荷物を背負って、学校とおうちを往復されていますよね。

そこでちょっと気をつけて頂きたいのがリュックの背負い方です。

街行く学生さんをみて「それじゃ猫背になっちゃうよ~!」と声をかけたくなる、その背負い方とは…

 

リュックの背負い方で猫背・肩こりになる

学生さんや女性に特に多いのが、肩ベルトを長くしてバッグを低い位置に置いた背負い方。

この背負い方は体を後ろへ引っ張られるため、無意識に体を前に倒すことになります。

すると背中は丸く、肩が前に入った状態で固定するように筋肉が発達していき、猫背になってしまいます。

 

また、低い位置でリュックを背負っていると、肩に大きな負荷がかかります。

すると負荷に対抗するため肩~首の筋肉が硬くなり、肩こり・頭痛などの症状が起こりやすくなるのです。

 

リュックの正しい背負い方

リュックサックは、バッグ部分が背中にピッタリくっつくように背負います。位置が高いほど肩への負担は軽くなります。

ですが、肩ベルトをあまり短くしすぎると脇~腕の付け根を圧迫してしまいますから、ほどほどに。

胸と腰にベルトがついているタイプのリュックサックなら、より安定感が増します。

合皮製などのファッションタイプのリュックサックは、肩ベルトが細いぶん重さもピンポイントで伝わりますから、荷物を入れすぎないよう注意しましょう。

 

正しいリュックサックの背負い方で、猫背・肩こりを撃退!

リュックサックを肩ベルトを伸ばして低い位置で背負うのは、ファッションアレンジのひとつです。

ですが、毎日そうして重い荷物を背負っていると、猫背や肩こりが当たり前の体になってしまいます。

せっかくオシャレをしても、猫背では台無し。鏡の前ではまっすぐ立てても、道を歩いているといつの間にか顎を突き出したり背中が丸まっているかもしれません。

リュックサックの背負い方ひとつで健康も見た目も整えることができます。ぜひ実践してみてくださいね。