食べ過ぎ?食べれらない?食欲がコントロールできない摂食障害

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仕事・勉強・家庭・人間関係など、ストレスを感じる場面が多い現代。

また、とくに10代・20代の女性にとっては容姿も気になるポイントのひとつ。自分の体重や体形が雑誌のモデルと違うことに一喜一憂してしまうことも…。

そんな時に気をつけたいのが、摂食障害です。

 

摂食障害とは

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摂食障害とは、何らかの原因で食欲をコントロールできなくなった状態のことです。

食べ過ぎる過食、食べられない拒食、食べては吐くを繰り返す過食嘔吐の3つが主な症状です。

摂食障害に多いのが、過食・拒食・過食嘔吐の間を行ったり来たりするパターン。

例えば、ダイエット目的で食事を減らしたことをキッカケに拒食になる→突然食欲が爆発して過食する→食べたいけれど太るのが嫌で過食嘔吐をする→食欲にオンオフしかなくなり、拒食に…といった風です。

 

摂食障害で受けるダメージ

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摂食障害になると、消化器系をはじめとした内臓が大きなダメージを受けます。

 

過食:大量の食事により、消化器系が過労状態になります。血糖値のコントロールをするすい臓や副腎にも負担がかかります。

 

拒食:一時的に消化器系が休まりますが、今度は栄養を吸収する力が衰えます。腸への刺激が少なくなり、便秘気味に。

 

過食嘔吐:食べては吐くの繰り返しで、胃や食道、歯に大きな負担がかかります。血糖値の上下が激しくなるため、すい臓・副腎もダメージを受けます。

 

摂食障害の原因

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摂食障害は、ほとんどの場合ストレスや強迫観念から起こります。

「痩せなければいけない」「今の自分は完璧ではない」「食べることでしかストレスを解消できない」などの想いが高じて、食欲をコントロールできなくなってしまいます。

 

また、低血糖も摂食障害の原因のひとつ。

低血糖とは、食べ物を食べることで上がった血糖値を下げるインシュリンという物質が過剰に分泌され、血糖値を急激に下げてしまう症状です。

低血糖は、甘いものや炭水化物の摂りすぎ・自律神経の乱れによって起こります。

低血糖状態になると、危険を感じた脳が「もっと食べろ」と指令を出し、過食に拍車をかけてしまうのです。

 

摂食障害の改善には

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脳の神経は、過去に使われたことのある通路ほど太くなり、何度も使われていくという特性があります。

摂食障害になっている人は、脳の神経が摂食障害用にカスタマイズされている状態。

意志の力だけで「食欲をコントロールしよう」「適度に食べよう」とするのは難しい場合もあります。

まずは、「今この状態は、必要があって起こっていることだ」と認識してください。

ストレス解消・美容・家族間のいざこざ・仕事や学校でのプレッシャーなど、様々なものからのバランスをとるために、食欲を使っているのです。

 

過食嘔吐なら、まず吐くのをこらえる。吐きやすい炭水化物やスイーツから、吐きにくいレンコンなどの食材に食べ物を切り替えるのも手です。

過食なら、食べる量は変えずに食べるものを変える。甘いものがやめられなくても、菓子パンを焼き芋に変えるだけでも変化が起こります。

拒食なら、誰かに「私のこと褒めて!」と頼んでみましょう。容姿、性格、どんなことでも構いません。ノートに自分のいいところを書き出すのもオススメです。

 

摂食障害用だった脳は、徐々に一般的な食事をする人のように変化していきます。

一気には変わりませんから、揺り返しが起こることもあります。

けれど、状態を定着させるためには「上がって、少し下がる」という動きが必要。「ぶり返した!」と焦る必要はありません。

 

ゆっくり改善していく摂食障害。一生モノと諦めないで。

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一度摂食障害になると、「一生このまま食欲をコントロールできないのでは」という不安にさいなまれます。

でも大丈夫。速度はゆっくりでも、今この状態から抜け出そうと決めて行動すれば、必ず状態は変わっていきます。

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