カギは大人の覚悟。お子さんに甘いものを食べさせるのをやめる方法

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常若整骨院には、生後数か月の赤ちゃんや幼稚園・保育園に通うお子さんも来院されています。

夜泣き・かんしゃく・アトピー・熱性けいれん等お悩みはさまざまですが、ほとんどの場合アドバイスするのが「お子さんに甘いものをあげ過ぎないでください」あるいは「お母さんが食べる甘いものの量を減らしてください」というもの。

甘いものには、お子さんの体調に関わる大きな影響があるからです。

 

甘いものの摂り過ぎが、お子さんに与える影響

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甘いものの摂りすぎで出てくる害は、すぐにわかるもの(イライラ・癇癪等)と、長期的に出て来るもの(アトピー、アレルギー等)があります。

ここでは特に気をつけておきたい依存性・イライラ・体の不調についてご紹介します。

 

依存性が高い

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甘いものや炭水化物は血糖値を急上昇させ、その後急降下します。

血糖値は、上昇する時は幸せを感じますが、急降下する時にイライラがこみ上げてくるように出来ています。

そうすると、脳が「甘いものを食べて血糖値を上げろ」と命令を出します。甘いものループに入ってしまうわけです。

「おやつが食べたい!」「パンが食べたい!」と激しくダダをこねるようなら、お子さんは甘いもの依存症になっている可能性があります。

 

イライラ・癇癪

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お子さんのイライラや癇癪は、上記のような血糖値の乱高下や、脳の依存と禁断症状によって引き起こされていることがほとんどです。

アメリカの少年院で行われた実験では、普通の食事をしたグループ・砂糖を減らした食事をしたグループを比較した際、砂糖を減らしたグループでは反社会的行動が46%低下することが判明しました。

とくに暴行は82%減、盗みは77%減、命令への服従拒否は55%減という結果が出たということです。

砂糖を減らせば、お子さんのイライラ・癇癪・駄々といった振る舞いも自然と落ち着いていきます。

 

アレルギー・風邪をひきやすい等の不調

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体内に入った甘いものは、糖化タンパク質という物質に変化します。

この糖化タンパク質は強い毒性を持っており、食べたものの数%が体内に蓄積される仕組みになっています。

糖化たんぱく質は血液をドロドロにし、内臓の機能を低下させます。

すると低血糖、糖尿病、炎症(ケガや捻挫含む)の悪化、腸内環境の悪化、アレルギー、アトピーなどの不調が出てきてしまうのです。

もし、お子さんがアトピーやアレルギー、お腹が弱い、風邪をひきやすいといったことでお悩みなら、甘いものや炭水化物を減らすことをオススメします。

 

お子さんを甘いもの依存から脱出させるステップ5つ

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「でも子供が欲しがるんです」

「どうやって止めさせたらいいんですか?」

といった声もよく伺います。

まず一番に必要なのは、保護者の方が「子どもにとって砂糖は必要ない」と理解し、与えない覚悟を持つこと。

そのうえで、段階的に減らしていくことが途中でくじけてしまわない秘訣です。

 

ステップ①手作りおやつをあげる

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まずは、市販のお菓子をやめ、手作りのおやつを食べさせることからはじめてみましょう。

例えばさつまいもの甘味を生かしたスイートポテト、ふかしたジャガイモをつぶして片栗粉を混ぜたイモモチなどは、たくさん作って冷凍保存し、必要な時にフライパンやトースターで焼けばお手軽。

このステップでは、無理にレシピから砂糖を抜く必要はありません。

ですができれば、白砂糖を黒砂糖にしたり、ラカンカ等の天然甘味料を使うことがオススメです。小麦粉を米粉やライ麦粉に変えるのもいいですね。

逆に人工甘味料はNG。脳への依存度は変わらないうえ、体への負担は大きくなります。

手作りのおやつには市販のお菓子のような添加物が入りませんし、砂糖や小麦粉といったものがどの位使われるものかという把握もできます。

 

ステップ②しょっぱいおやつや果物に慣れさせる

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おしゃぶり昆布・炒った煮干し・小魚アーモンド・ナッツ等のしょっぱいおやつを時々あげて、慣れさせていきましょう。

りんご・柿・ぶどうといった季節の果物も大変オススメです。

あまりそういったものが好きではない子も、大人が食べているものを「特別だよ」といって出してあげると案外食いつくかもしれません。

 

ステップ③甘いものを食べない日を作る

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手作りおやつやしょっぱいおやつに慣れてきたら、少しずつ甘いものを食べない日を作ってみましょう。

おやつを欲しがったら、上記のようなしょっぱいものや、おむすび等をあげてみてください。

徐々に甘いものを食べない日を増やしていき、2日に1回程度の頻度まで持っていけたらOK!

 

ステップ④料理に使う砂糖を減らす

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煮物に使うお砂糖も、甘いものとして体内で処理されます。

白砂糖を使っているなら、まず、きび砂糖黒砂糖みりんに変えてみましょう。甘酒もオススメです。

ダシやスパイスを強めにきかせると、足りない甘味をうま味がカバーしてくれます。

玉ねぎ等の甘味をじっくり弱火で引き出すのもオススメ。

 

ステップ⑤体調がすぐれない日は甘いものを減らすクセをつける

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甘いものを摂ると、体の回復が遅くなります。

カゼをひいた時やケガをした時は、治るまで甘いものやパン・うどん・パスタは控えるようにしてください。回復が早まります。

カゼの時に用いりがちなヨーグルトやゼリーよりも、おかゆ・すりおろしリンゴのほうがオススメです。

 

一番大切なのは、保護者の方の考え方と覚悟です。

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「お子さんにあげる甘いものを減らしてください」とお願いして、実践して下さる方は多くはありません。

一日中戦場のような育児の中では、欲しがるままにあげた方が保護者の方も一息つけますから、当然と言えば当然かもしれません。

そういった方が「このままではいけない」と思い立たれるのは、お子さんが熱性けいれん・ひどいアトピー・喘息などになった時。

お子さんの苦しそうな姿を見ることほどつらいものはありません。

でも、そこで原因を根っこから絶とうと思えば、いくらでも元気にしていけます。

元通りを超えて、ぐんぐん元気な体にバージョンアップしていけるよう、サポートしてあげてくださいね。

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