お子さんの膝下の痛みは、ストレスと甘えたい気持ちのサイン。

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「夜、子どもが足が痛いって泣くんですが、検査しても異常は見つからないんです」

「下の子がまだ4歳なのにX脚で…」

このごろ、お子さんの膝下の痛みや変形といったお悩みをよく伺います。

お子さんは大人よりも回復が早いため、原因がわかってしまえばあっという間に元気になるもの。

けれど、原因がわからない痛みなどに関しては、保護者の方も頭を抱えることが多いようです。

今回は、そんな「原因不明の膝下の痛み」で常若整骨院にいらっしゃったお子さんの<身体の声>に耳を傾けてみましょう。

 

実例:Aくん(7歳 男の子)

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膝下の痛みで来院したAくん。

夜中に足が痛いと泣くことがよくあり、お腹の弱さ引っ込み思案なところも気になる…とお母さまが心配していました。

お体をみていくと、頭がガチガチなのにお腹がふにゃふにゃで、内臓の弱りがあきらかな状態。とくに小腸がかなり疲れている様子でした。

食事について聞いてみると、甘い物をよく欲しがるそう。

そこで、甘い物を欲しがるのは砂糖依存と甘えたい気持ちの表れであること、小腸が弱るということは吸収できない=情報過多で吸収できないほど頭が疲れてしまっていることの表れだということを説明し、施術とともに食事の改善もお願いしました。

2回目の来院時には、夜足が痛いという回数が減り、4回目には足の痛みはほぼなくなりました。

また、最初は話しかけても返事ができなかったり、目を逸らして逃げていたAくんでしたが、回を経るごとに話をしてくれるようになっていきました。

 

実例:Bさん(5歳 女の子)

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娘が膝下を痛がっていて…とお父さまにご相談いただきました。

お話をうかがってみると、前々から体調が良くないようで、甘い物や炭水化物をあげ過ぎていたからカットしていたそう。

それなのに脚の痛みが出てきたので、どういうことなのか困惑したそうです。

「甘い物は、Bさんだけがやめてるんですか?」

と尋ねたところ、

「Bだけです。私達両親や上の娘はとくに不調がないので食べています」

とのこと。

「それはBさんにとって『なんで自分だけ我慢しないといけないの?』とものすごくストレスが溜まると思います。甘い物をやめるなら、家族みんなでやめてください」

とお伝えしました。

 

なぜ膝下の痛みが出るのか

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東洋医学や量子医学では、体は心の反映であり、体に表れる症状はその人が受け止めきずにいる心の状態を代弁しているのだと考えます。

 

膝は、身体を支える時のクッションになる部分です。体重を支え、歩いたり走ったりする時の動きを柔軟にします。

これを心の状態で表すと、

■他者と自分の関係が円滑にいくように、クッションになる=気を遣う

■前に進む、成長するための行動や前向きな気持ち

などが挙げられます。

ですから、膝や膝下に痛みが出るということは、

■周囲に気を遣うことに疲れている、ストレスが溜まっている

■前に進みたくない、成長したくない、甘えたい

という気持ちがひそんでいる可能性があるのです。

 

お子さんが膝下の痛みによって伝えたいこと

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体に出る症状は、心がフタをした部分からの訴えです。

口に出したり態度で表現できることは、わざわざ症状という形で出す必要はありません。

「言いたいけど、遠慮して言えないこと」

「うまく表現する方法がわからずに抱えていること」

身体の痛み・病気・症状は、こういったお子さんの内面を覗き見る手掛かりになります。

 

お子さんが膝下の痛みを訴える時、下記のようなことを伝えたい可能性があります。

 

■親御さんが忙しくて構ってもらえな

■兄弟に遠慮して甘えられない

■もっと甘えたい、自分を見てほしい

■自分ばかり我慢していることにストレスを感じている

■入園・卒園・入学・進級・習い事をはじめるなど、自分のタイミングではないところでの成長にストレスを感じている

 

膝下の痛みとお菓子

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膝下の痛みには、甘えたいという気持ちがつきものです。

甘えたいという気持ちを満たすために、甘い物・お菓子・パンなどの炭水化物をやたらと欲しがることもよくあります。

甘い物や炭水化物は依存性が高いうえ、攻撃的な性格を強くしてしまいます。

すると親御さんにとっては手がかかることが多くなり、構うのに疲れる→お子さんは甘やかしてもらえないストレスが溜まる→甘い物を余計に欲しがる→甘い物で収まるならとどんどんあげてしまう→一時的におさまるも、癇癪やワガママがさらに強くなる…といった悪循環に陥ってしまいます。

 

お子さんが実際に欲しがっているのは甘い物やお菓子ではありません。それは代替品です。

本当に欲しいのは、甘やかしてもらうこと、自分だけを見てくれること、存在の全肯定です。

そこを満たすように注意してみると、膝下の痛みや甘い物を欲しがる頻度も減っていきます。

 

お子さんの痛みや症状は、お子さんを知るためのチャンス

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保護者の方にとって、お子さんの体調不良ほどつらいことはありません。

「代われるものなら代わってあげたい」と思うことも多いでしょう。

けれど、お子さんの訴える痛み・症状は、お子さんがうまく伝えることのできない気持ちを代弁してくれています。

ぜひ「何を言いたいのだろう」と耳を澄ませてみてください。それが再発防止にもつながります。

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