自律神経失調症で五十肩に?交感神経のスイッチを切る方法

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常若整骨院へ来院される方にもチラホラ見受けられる、四十肩・五十肩。

後ろへ腕がまわらなくなり、服を着られない、髪が洗えないなどの不便に悩む方も多いですよね。

この四十肩・五十肩に悩む方の中に、肩や筋肉の問題ではなく、自律神経の不調によって症状があらわれている方がいらっしゃるのです。

 

実例:Aさん(40代女性)

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五十肩と診断されたものの、なかなか改善しないことに悩んで来院されたAさん。

実際に肩の状態をみせていただくと、確かに肩が上がらないし痛みもあります。

しかし、五十肩の人は「これ以上後ろに行きません」という可動域の狭まり方をするのに対し、Aさんはギシギシした動きと硬さながらも、じわじわと後ろに可動域が広がります。

これは五十肩ではなく、肩の筋肉が硬く縮こまりすぎている状態です。

 

お体全体をみていくと、眠れない・肩こりがひどい・いつも緊張しているといった、交感神経亢進状態であることがわかりました。

交感神経が昂り続けると、筋肉がゆるむことが出来ずガチガチに硬くなってしまいます。結果、五十肩かと思われるような症状になってしまっていました。

 

そこで、交感神経をゆるめて副交感神経のスイッチを入りやすくし、自律神経のバランスを整える施術をしていきました。

施術後には右肩がクルクル回るようになり、「えっ!回る!」とAさんもおどろいていらっしゃいました。

 

交感神経と副交感神経

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自律神経は、ストレスや緊張を司る交感神経と、リラックスを司る副交感神経からなっています。

 

交感神経は心拍数を増やす、気管支を拡張するなどのはたらきをします。

<闘争と逃走>の神経とも言われ、日中や仕事中など、興奮している状態の時に交感神経のスイッチが入ります。

日々のストレスが強かったり、家に帰っても仕事のことを考えているなどの状態が続くと交感神経のスイッチが入りっぱなしになってしまい、緊張状態が続きます。

すると不眠・筋肉のコリ・神経過敏・イライラ・消化不良などの不調が現れてきます。

 

副交感神経は、心拍数を少なくする、消化の促進、睡眠などのはたらきをします。

夜から朝にかけてやリラックスタイムなどに、副交感神経のスイッチが入ります。

しかし、交感神経のスイッチが入りっぱなしの方はうまく副交感神経へ切り替えられず、寝付けなかったり休息をとりにくい状態になってしまいます。

結果、疲労が痛みや不調になるまで蓄積されてしまうのです。

 

交感神経をゆるめる方法

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交感神経をゆるめるには、①交感神経を高ぶらせているものを取り除く事、②副交感神経のスイッチを入りやすくすることが有効です。

 

交感神経を高ぶらせるモノを遠ざける

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交感神経のスイッチが入りっぱなしになると、リラックスすべき時間になっても副交感神経に切り替えられず、筋肉が緊張しっぱなしになるわ疲労が蓄積されるわといいことナシです。

■家に帰ったら仕事のことを考えない、と決める

■寝る1時間前にはスマホやPCを触るのをやめ、退屈なら本を読むなどする

■家に帰ったら体を締め付けない服に着替える

■気持ちをモヤモヤさせるものがあるなら、紙に書き出して捨てる

こういった気分の切り替えを積極的にすることで、交感神経のスイッチを切りやすくします。

 

丹田呼吸で副交感神経のスイッチを入れる

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自律神経は、通常こちらから意識的に動かすことはできません。

しかし、「息を吐く」「息を吸う」という動作によって、交感神経の「気管支を広げる」副交感神経の「気管支を狭める」という働きに介入し、はたらきかけることができます。

 

①座ったり横になって目を閉じる

②5秒かけてゆっくりを息を吐く

③5秒かけて息を吸い、吸った息をおへその下に送り込むイメージでお腹をふくらませる

④5秒かけて息を吐き、おへその下に送り込んだ空気を吐き出すイメージでお腹をへこませる

⑤これを3分~好きなだけ続ける

 

交感神経と副交感神経の上手な切り替えで、肩もかるーく♪

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自律神経失調症というと、頭痛やめまい、不眠といった症状を思い浮かべますが、過度な肩コリから四十肩・五十肩に似た症状になることもあります。

もしもなかなか改善しない肩の痛みでお悩みなら、お気軽に常若整骨院へご相談ください。

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