仰向けで寝られない!寝る時の腰痛を改善する方法

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当院で施術をする際は、まず動きの検査をするため仰向けでベッドに横になっていただきます。

しかし、

「腰が痛くて仰向けで寝られません」

「膝を立てれば楽なんですが、足を伸ばすと痛みが出ます」

という方が少なくありません。

 

実例:Aさん(30代女性)

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デスクワークをされているAさん。腰痛、頭痛、排卵痛や生理痛といったことで悩んで来院されました。

施術に入る際にベッドに仰向けで横になって頂くと、「腰が痛くて仰向けがきついです。膝を立ててもいいですか?」とのこと。

お体をみていくと見事な反り腰になっており、左骨盤が前へねじれたようになっています。

内臓を支えることが出来ていないようで、全体的に下垂していました。

 

くわしくみていくと、肝臓と左の卵巣に反応がありました。

ここをゆるめて「今、仰向けで寝ていていかがですか?」と尋ねると、「あれ?そういえば立膝じゃなくても大丈夫です」とおっしゃいます。

Aさんは肝臓と左の卵巣が疲れているせいで骨や筋肉がそちらに引っ張られ、反り腰になってしまい、そのために仰向けで寝たときに腰痛が出ていました。

 

「仰向けで寝られない」は、骨×内臓のサイン

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仰向けで寝ると腰が痛くなる。

これは、背骨や骨盤といった骨がゆがんだ状態が長く続き、それを支えるための筋肉が発達してしまい、ゆがみがロックされている状態といえます。

人の身体には自己治癒能力がありますから、多少のズレやゆがみは自己修正できるはずなのです。

それなのに、なぜ筋肉がヘンなつき方をしてしまうほどの期間、ゆがんだ状態が続いてしまったのでしょうか。

 

①内臓の疲労

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内臓は筋肉で出来ており、それぞれが連動しながら動いています。

どこかの臓器が疲れたり調子を崩すと、臓器を構成している筋肉が硬くなり、動きが鈍ってしまいます。

すると周囲の臓器や筋肉が動きをフォローするため、通常よりも激しく動く必要がでてきます。が、元々疲労していた臓器がダメージを受け続けていると、周囲の内臓や筋肉まで疲労し、硬くなっていきます。

結果、筋肉と靭帯でつながっている骨までが引っ張られ、ゆがんだ状態になってしまうのです。

 

内臓のどこに不調があるのかは、腰痛と同時にどんな症状があるかによって目星をつけることができます。

■大腸や肺…下痢・便秘・肌荒れ・アトピー・カゼをひきやすい・咳・ぜんそく

■小腸や心臓…消化不良(胃もたれとして出る事も)・血圧の異常・嫉妬・やる気が空回りする

■胃・脾臓…胃痛・胃もたれ・早食い・大食い・唇が荒れる

■肝臓・胆のう…お酒をよく飲む・怒りっぽい・疲れ目や充血

■子宮や卵巣…生理痛・PMS・排卵痛・生理不順・頭痛・イライラ

■すい臓…食後の眠気・低血糖症・甘い物や炭水化物が食べたくなる

■腎臓・膀胱…むくみ・排尿痛・心配性・不安感や恐怖感

 

②姿勢

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日々何気なくとっている姿勢は、実は体にとって最も大きな筋トレです。

猫背の人が背筋を伸ばして椅子に座っても5分もたてば戻ってしまうのは、その人の身体には猫背状態の骨を支える筋肉が発達しており、背筋を伸ばした状態を支える筋肉が衰えているから。

「なぜこの姿勢になってしまうのか?」

と考えた時、①で書いたように内臓を支えるためであることも多いのですが、机や椅子の高さ・PCやテレビの角度などに左右される面も大いにあります。

長時間同じ姿勢でいなければならない仕事の方も多いでしょう。

 

このような姿勢の改善に役立つのが、<良い姿勢キープ>です。

正しい位置を筋肉や骨に教えると同時に、ゆがみによって圧迫された神経や血管を解放してくれます。

 

①壁にかかと・ふくらはぎ・お尻・肩・後頭部をつけて立つ。

②腰のうしろに両手のひらを重ねたくらいのスキマがあるか確認。広かったり狭かったりしたら骨盤を傾けて調整する。

③手を体のサイドにおろし、気をつけの姿勢で2分キープ。これを一日に4回程度行う。

 

腰痛を腰だけのことで済ませないことが、回復のコツ

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腰痛の原因は、腰の筋肉や骨だけにあるとは限りません。

背中や内臓といった場所にもヒントは隠されています。

腰痛以外の症状と照らし合わせてみると、一層早く確実に!腰痛を撃退できるようになっていきますよ。

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