マッサージで翌日激痛!揉みごわり・揉み返しのケア

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「マッサージに行ったらグイグイ押されて、翌日全身がものすごい痛みに…」

常若整骨院へ来院される方の中には、こんなキッカケで体を痛める方が少なくありません。

けれど、体を心地よくするのが目的のはずのマッサージで、どうしてこんなダメージを受けてしまうのでしょうか。

揉みごわり・揉み返しと呼ばれるこの痛みは、どうやって解消したらいいのでしょうか?

 

実例:Aさん(40代女性)

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腰痛・背中の痛みで整形外科にかかったというAさん。

「疲れがたまってコリがひどくなるとマッサージに行くんですけど、この間はじめてのスタッフさんに揉まれたら、翌日から座っていられないくらい背中から腰が痛くなって…」

とのこと。

 

お体をみせていただくと、仰向けて寝た時背中に激痛がはしる状態。

触られることも恐怖感があり、ベッドに触れた部分に痛みを感じる様子でした。

反り腰がひどく、骨盤まわりがガチガチ。姿勢が悪いということはご本人もとても気にされていました。

くわしく検査していくと、胃・小腸・子宮がかなり弱っている状態。

ここを調整していくと、骨盤がゆるんで動くようになり、仰向けで出ていた痛みはすべて改善。立つとどんな姿勢をしても背中~腰が痛みが出ていましたが、こちらもかなり解消されました。

 

お話をうかがってみると、

・お仕事で同じ姿勢を続けることが多い。</p>

・生理痛や生理不順が昔からある。

・揉みごわりになってから、お風呂で体を温めていた。

とのこと。

「マッサージはキッカケで、それまでに体に溜まっていた疲労があったから今回の症状になっています。今の痛みは炎症なので、お風呂など身体をあたためるのは控えてくださいね。」

とお伝えしました。

 

マッサージは健康な人のためのもの

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体をピストルに例えてみると、

弾…これまでの生活習慣などによる不調・ゆがみ・疲労の蓄積</p>

引き金…マッサージによる強い刺激

ということができます。

どんなに引き金を引いても、弾が充填されていないピストルは打つことはできない=体調不良になることはありません。

逆に、弾がギッシリ詰まったピストルは、たった一度引き金を引いただけで発射されます。

 

筋肉や内臓に疲労が溜まった体は、刺激にとても弱い状態。

グイグイ揉みほぐすマッサージは健康な方のリフレッシュには最適です。

が、長期間コリやだるさが続いていたり、胃の痛みやむかつき・下痢やお腹の弱さ・生理痛といった内臓の不調がある時は、マッサージの刺激によって更なる不調に陥ってしまいかねないのです

 

揉み返しで痛めた体をケアする方法

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揉みごわり・揉み返しを起こした体は、慢性的な疲労に突発的な炎症が重なった状態。

まずは痛みの直接的な原因である炎症を重点的にケアし、根本的な原因である慢性疲労のケアをしていきましょう。

 

①痛い所を揉んだり叩いたりしない

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筋肉には、与えられた刺激に耐えられるようになるため硬くなる、という性質があります。

ボクサーが腹筋を鍛えるため、お腹にガンガンバスケットボールをぶつけるトレーニングをしているのを見たことはありませんか?

あれは筋肉を増強しているというより、刺激に耐えられるだけの硬さをつけているのです。

硬くなる、というのはつまりコリがひどくなる、ということ。

マッサージに通いなれている方やゴリゴリ押すクセのある方ほど、肩・腰・背中といった場所がひどく凝っています。

もしもあなたがひどいコリに悩んでいるなら、気になる場所を揉んだり叩いたりは絶対NG!

気になる場所は表面を撫でたりさすったりするようにすると、徐々に筋肉がゆるんでいきます。

 

②温泉・バスタブはNG!

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揉み返しを起こした体は、傷む場所に炎症を起こしています。

ですから、痛みが出てから3日~1週間ほどは、体を過剰に温める温泉やお風呂は避けましょう。

温まると炎症がひどくなり、痛みが強くなったり、なかなか症状が引かない状態になってしまいます。

(逆に慢性的な痛みがある場合は、温まることで血行が促進され、回復が早まります)

揉み返しがつらい時は、ササッとシャワーですませるようにしましょう。

 

③生活習慣を見直す

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マッサージをキッカケにして揉み返しが出たということは、元々あなたの体に疲労が蓄積されていたという証拠でもあります。

なぜ、あなたの体はそんなにも疲れ弱っていたのでしょうか。

大きな原因はストレスと食生活です。

 

■長期間大きなストレスがかかり続けており、その状況を変える行動を起こさずにいる

■「皆頑張ってるから」と自分にかかっているストレスを見て見ぬフリをしている

■ストレスを食べることで解消している

■甘い物や炭水化物(とくにパン・ピザ・うどん・パスタ・ラーメンなどの小麦粉もの)をよく食べる

■乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ・生クリームなど)をよく摂る

■和食や季節の魚・野菜・きちんと発酵した漬物などはあまり食べない。

■外食や出来合いのお惣菜、コンビニご飯が多い

 

この中に当てはまることがあるなら、そこを見直すだけで疲労は溜まりにくくなります。

 

揉み返しから回復&マッサージに負けない身体に!

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「元気になろうと思って行ったマッサージで、体を痛めてしまった…」

これは体だけでなく心にとっても手痛いダメージです。

しかしちょっと発想を転換させて、「これは体が今までの生活の見直しをしなさいって言ってるんだな」と解釈してみてください。

今まで見ないフリして押し通してきた生活習慣の中に、あなたがもっと元気になるヒントが隠されていますよ。

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