帯状疱疹の痛みと腫れ。早期回復にはストレス発散や生活習慣の見直し

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

帯状疱疹の痛みに悩んで来院された50代男性(会社経営)。

 

今回の症状

帯状疱疹と診断されて一週間後に来院。

一週間痛み止めを飲んでも効かずまともに寝れなかったそうで、仕事に支障をきたしている。

「痛い。何とかしてくれ」と辛い表情でした。

薬…抗生物質・痛み止め

 

1回目の施術

状態・検査

・左右の下腹部の辺りに赤黒い発疹・腫れ

・右の耳の後ろの痛み

・右肘を曲げると痛み

・頭痛

 

調整内容

→ストレス(仕事)

→ヘルペスウィルスの除去(三叉神経節、仙髄神経節に潜んでいた)

→痛みが出る経絡

→脳脊髄液の循環障害

→側頭骨

 

調整中から体が熱くなってきたそうで、「体が頑張ってウィルスをやっつけてくれている反応ですよ」と説明。

調整後、右肘と頭痛はほぼ消失。

 

2回目の施術

状態・検査

・痛み止め飲んだら寝れるようになった

・来院の前日に左肩に激痛があった

・左右の下腹部の辺りに腫れがある(色は肌色に戻っている)

・右の耳の後ろがまだ痛い

病院で「早い回復ですね。肌の問題は薬を飲んでも飲まなくても同じです。ここまで回復したら薬はいりません」と言われたが、下腹部の腫れがひかず、ずっとこのままではと心配になっていた。

 

調整内容

→ストレス

→ヘルペスウィルスの除去

→第2チャクラ(腎臓・膀胱・腸を元気にする)

→胃経(耳の後ろの痛みに関係)

 

調整後、耳の後ろの痛みが消失。

下腹部の腫れを確認してもらったところ「あれっ。ない」と腫れがほとんど消えてびっくりされていました。

「これでもう大丈夫ですよ。一週間後から運動してもいいですよ」と説明。

帯状疱疹で大好きな運動が出来なかった患者さん。

会計の時にもご機嫌で「足がこんなに軽くなった。」と足をあげてみせてくれました。

 

解説

帯状疱疹は得意で早期発見であれば今回のように回復していきます。

帯状疱疹は何かしらの原因で免疫力が落ちて発生してしまいます。

原因で多いのはストレスが圧倒的です。

なりやすい方の共通点は内臓(胃腸)が弱くなってしまっていること、アレルギーがあること。

 

<発生機序>

 

①ストレス・考え方・生活習慣(食事・SNS・運動・お風呂・睡眠・スマホ)に問題

なんとかしようと自律神経や内臓ががんばる

何ともならなくなってくると神経・内臓が働かなくなる(疲れやすくなる・眠たい・やる気がでなくなる などが起きる)

免疫力が低下してウィルスが活性化

症状(帯状疱疹やアレルギー)が起きる

どこかで立て直さないと①に戻り症状が悪化する負のループ

 

<ストレスの発散と生活習慣の見直し>

ストレスの発散

毎日発散することが大事です。しないと積み重なり心と体をむしばんでいきます。

筋トレ・・・きついとストレスがとび、ストレスがかかっていたことを忘れてしまいます。

散歩・運動・・・血流が良くなり頭がすっきりし仕事・家事がはかどります。

趣味や好きなこと・・・これがある人は免疫力高くなっても回復しやすいです。

怒るとエネルギーをかなり消耗してしまいます。自分が満たされる生活をすると怒らなくなります。

怒るのをやめると決めると楽です(怒りそうになったらその場から逃げるがおススメ)

生活習慣の見直し

食事・・・お腹がすいて食べる(食べる準備が出来た証拠)

  ・・・回数を減らす(1日2回にすると身体が軽くなります)

  ・・・腹八分は医者いらず と言われるように健康に近づけます

  ・・・甘いもの、炭水化物・乳製品を減らす

  ・・・旬の食材を使ったご飯を食べる(エネルギーが多い)

  ・・・外食を減らし手作りを増やす

  ・・・チェーン店より個人の店(添加物が少ない)

 

考え方・・・真面目すぎていないか

   ・・・完璧にやろうとしてないか

   ・・・自分より周りの都合を優先していないか

   ・・・他人軸で生きていないか

   ・・・自分軸で生きる

   ・・・他人と自分の間に線を引く

   ・・・他人の機嫌より自分の機嫌を優先する

 

SNS ・・・なるべく減らす(人と比べるのが減る。情報量を減らすと疲れにくくなる)

スマホ・・・寝る1時間前からスマホを2~3メートル離す(電磁波の影響で神経が高ぶってしまうため)

お風呂・・・シャワーでなく10分以上お風呂に入る(疲れが抜ける)

睡眠・・・7時間以上推奨。(回復力が違います)

 

帯状疱疹の早期回復を目指すのでしたらストレスの発散・仕事の時間を減らしてゆっくり過ごして

生活習慣の見直しを心がけてくれると痛みのない生活に早く戻れます。