ヘバーデン結節・ブシャール結節による指の腫れ・痛みは、洗剤と砂糖を抜いて改善

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

体や手のこわばりで悩み、来院された50代女性(清掃業)。

 

今回の症状

朝起きたらしばらくは体が硬くて動かしづらい。

手が全体的に赤い。

手の指はほとんど腫れ・痛みがある。

特に、

・右中指の第二関節のブシャール結節

・左薬指の第一関節のヘバーデン結節

が真っ赤に腫れあがり動かしづらい痛みがある。

腰痛(前にかがむと痛みが常にある)、首が動かしづらい。

昔は体も柔らかかったし肌が綺麗だったのに…と言われていました。

 

今回の検査

可動域:

全体的に動きが悪いが、特に仙腸関節・首・手首・股関節・膝が悪い

 

施術の流れ

1回目:

糖化たんぱく質がよく出るので詳しく聞いたところ、毎日お菓子を食べるのが楽しみと言われた。

なぜ今の状態になってしまったのかを説明し、納得はあまりされていなかったが、お菓子を食べる量を半分にしてもらえることになった。

 

2回目:

1回目の後に体が1日だるくてつらかったと話してくれた。

この反応はあらかじめ出ることを説明していたので特に不満はなかった。

腰の痛みは半減。

活性酸素が今回も出たので生活習慣を聞いたところ、睡眠時間3時間しかとってないそう。

元気になるには一時間でも多く寝れば早く治りますと説明し、この回以降4時間寝るようになった。

 

3回目:

朝起きて体がだるいのがなくなった。首の動かしづらさ解消

 

4回目:

赤かった手の指がほぼ体の色と同じになった

 

5回目:

指の腫れが少しずつだが減っている。腰の痛み解消

 

6回目:

指の痛みはほぼ無くなってきた。

患者さん「こんなに良くなるとは思ってもみなかった」

 

残っているのは、肥大している指の関節をどこまで動かせるようになるかという点。

これに関しても少しずつ動かせるようになると説明した。

もっと良くなりたいと患者さんが言われたので、これからも定期的に来てもらうことに。

 

治療の方針

■糖化たんぱく質でダメージを受けているところを正常値に戻すのを最優先とし、腎臓、腸、血管、神経、脳などを元気にする。

■化学物質・重金属などの除去。

■疲労を取り除く

■エネルギーが流れていないところを流すようにする

 

解説

■ヘバーデン・ブシャール結節

・洗剤を使用時にゴム手袋をしていないと界面活性剤などが身体に入り関節・皮膚にダメージ

・砂糖・炭水化物の摂り過ぎは内臓の働きを落とし最終的に血液をどろどろにして骨をスカスカにします。

・睡眠不足になると体が疲労・毒素を抜くことが出来ず、体内にたまり内臓の働きが弱くなっていき体調が悪くなっていきます。

 

今回は睡眠不足と砂糖と洗剤がからんで起きてしまってます。

50・60代の女性に多い傾向がありますのでお気をつけください。