腕のしびれ、曲がらない首。潜んでいたのは赤ちゃんの時の斜頸

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左腕のしびれに悩んで来院された、40代女性。

 

症状

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長年デスクワークをしている。

左腕~左手にかけてが常にしびれている。

3~4年前からしびれはあったが、1カ月前に症状が悪化。病院では首の6-7番の頸椎ヘルニアと診断された。

仕事中よりも、仕事が終わった後に症状がひどくなる。

その他、かすみ目・ふらつき・低血圧(90以上にならない)がある。

20年前に交通事故で肋骨を痛めている。

鎮痛剤としてリリカを服用したが、副作用が強くてやめた。

 

はじめは首がまったく動かず、肩・仙腸関節の動きほとんどない状態。

2回の来院で動き・しびれともに改善し、疲れた時にだけしびれるようになった。かすみ目・ふらつきは全くなくなった。

 

今回の可動域検査

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■首の可動域が悪い(特に右)

■右の仙腸関節可動域悪い・圧痛

 

今回の調整

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どこからやったほうがいい?

→仙腸関節

 

仙腸関節のどこをやったほうがいい?

→前仙腸靭帯

→湿邪

→矢状縫合

 

検査してみると、仙腸関節の可動域・圧痛はほぼ改善。

首はあまり変化せず。

 

首が右で倒れない原因は?

→筋膜

→癒着:左肋骨8番(20年前の事故で痛めた場所)

 

検査したところ、首の動きの左右差はまだあるものの、かなり改善されました。

 

解説

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患者さんに体を動かしてもらったところ、体が軽くなったのを実感されていました。

もうすぐ卒業できそうです。

 

右の首がやけに硬かったのが気になり、首について患者さんに伺ったところ、赤ちゃんの時に斜頸だったそうです。

斜頸とは乳児期に発生する先天的な症状で、自然に首が傾き固定されてしまい、首が回りにくくなる状態のこと。

硬くなった筋肉をほぐすため、ミルクを飲ませて気を逸らしながら強く揉んでいた…とお母さんから聞かされたそうです。

(今はそういうことはやらないそうです)

 

強く揉んだり叩いたりといった刺激を受けた筋肉は、その刺激に耐えられるよう、硬くこわばっていきます。

赤ちゃんの時に硬くなるように育てられた筋肉は、大人になってからも柔軟性がなくこわばりやすくなっていました。

現在の悩みが幼少期にひそんでいることはよくあります。

ちょっと振り返ってみると、意外なところから体を改善するヒントが出てくるかもしれません。

 


 

※自律神経整体は医療ではありません。

※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。

※まずは医師にご相談ください。

※自律神経整体は身体のバランスを整えるものです。

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