腱消炎の原因

腱消炎の痛みの原因については何があるのでしょうか、良くある事のひとつとして「使い過ぎ」によるものが多くあります。しかし、それほど使い過ぎていないと感じる人や専門の仕事をしている人ではなくても「腱消炎」としての症状がでる場合があります。

それでは、腱鞘炎の原因についてご説明していきましょう。

「使い過ぎ」による疲労からくるもの

一般的に一番多い物のひとつとしては使過ぎによる疲労による筋や腱の炎症です。

腱鞘とは手や足の腱をまとめている筒状のパイプのような所(中に液体が入った壁)でその中を手や足等が動く腱が入っていいます。

腱とは筋肉の収縮によって動きます。その時の動作がスムーズに動くように潤滑油てきな役割が腱鞘にあります。他の組織や他の腱との摩擦を防ぐために腱鞘内の中には潤滑油的な液体が腱鞘内にあります。

使い過ぎや疲労によって、腱自体も腫れ、また腱鞘が腫れて壁が厚くなって、腱が中を通る時にかっかかった感じとなり痛みが出るといった感じになった状態です。

加齢による影響もある腱鞘炎

手や腕などを使い過ぎ、また正しく使われていない為負担がかかって腱鞘が腫れることですが。加齢によって腱が衰えることで、若い人が普通に運動していて負担がない程度でも負担となり腱が腫れてしまう。または腱鞘についても同様で負担となり腫れてしまうということがあります。

手や腕以外だけではありませんが、加齢によって体の全体的な機能が低下することで、若い時と同じような動作をしても負担がかかり負荷がかかる。場所によっては炎症を起こし痛みがでるのです。

ホルモンバランスの崩れが原因の腱鞘炎

特に手や腕などを極端に使ったわけではないのに痛いといったことがあります。

その原因の一つにエストロゲンなどのホルモンバランスの崩れがあります。

特に女性などでは、妊娠中に急に手がしびれて、動きにくくなったとか特手を曲げてOKのサインなどができにくいなど手根管の腱と腱鞘の炎症によるものが多くあります。

また女性などの更年期などにも同様の症状が多いことがあります。

妊娠中の場合は授乳気の時期が過ぎると自然と症状が軽減するといった報告もあります。

また、これらに時期にさらに、心の不安などに伴う自律神経の乱れなどの影響というものも重ねてある場合あります。

病気が引き金となる腱消炎について

持病がある人がそれらに関係して腱消炎となるケースがあります。

・関節リュウマチ

・糖尿病

などです。

関節リウマチは膠原病(こうげんびょう)と呼ばれ、自己免疫障害といったものから、体の関節の痛み、発熱炎症といったものがあります。

もともと関節リュウマチなどで体のどこかの部分の痛みで悩まれている方がその痛みの部分をかばう為に一部の部分を極端に使用することで炎症が起こる場合もあります。

関節リウマチと腱消炎とは違う病気で治療法も違ってきますが、初期の(軽度の)関節リウマチについては腱消炎と症状が似て区別がつきにくい場合が多くあります。

リウマチについては専門の医療機関の診断を行って治療に取り組む必要性があります。まずは医療機関で受診をしてみ下さい。

次に糖尿病が関連する腱消炎についてですが、糖尿病の合併症にあるもので腎臓機能低下などによる人工透析などを長期間行っている方、免疫力が低下されている方などに起こる場合があります。糖尿病については様々な合併症を引き起こす要因となりますので、日頃からの血糖のコントロールが不可欠となります。

スポーツしている子供さんは注意して!

スポーツをされている方は時になりやすい腱消炎です。とくに成長期の子供さんには骨や筋に負担がかかり易い為に大人以上に注意が必要となります。

正しいフォームの習得と練習後の休息を忘れずに日常的にケアを心がけることが腱消炎の予防につながります。気がつかないような状態や無理してる状態が続いている場合は大人の方の配慮も必要となります。

またスポーツをしている方時には医療の為にしばらくの期間競技に参加できない可能性もあります。しかし一時的に休養することで怪我が治って再び競技することができますので、無理しないように心掛けてください。また、試合に出れないことで精神的に落ち込む場合もありますが、理由を説明して治療に専念できる環境も大切かもしれません。

おわりに

腱消炎の原因については手や腕の使い過ぎ以外にも様々な原因があります。

持病と関連している場合は特に病気の方にも気をつけないといけないケースが多くあります。

日頃から規則正しい生活をおくることで改善されることもあります。また、ホルモンのバランスや自律神経の崩れなどが原因となっている場合はストレス解消も必要となります。

しかし、腱消炎の治療の場合まずは休息です。できるだけ負担をかけず炎症を鎮めることができるように周りの人にも協力してもらえるようにすることで早症状が緩和する近道かもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加