代謝がいい、代謝が悪いという言葉、ダイエット特集などでよく見かけます。
代謝=汗をかくことは、ダイエットだけでなく健康にとってとっても重要なポイント。
「どんなに暑くても、スポーツをしても、お風呂に入っても汗をかかないのよね」
そんな女性は、子宮や体に毒素が溜まって抜けにくくなっている可能性があるのです。
発汗は毒素を出す大切な機能
汗をかかない=代謝が悪い人は、体の排毒機能が低下しているといえます。
体の排毒機能は、70%が便、25%が尿、3%が汗、2%が皮膚や体毛で行われています。
「汗をかかなくたって、たった3%じゃないか」
と思われるかもしれませんが、汗による3%でしか排出できない毒素(石油系、脂溶性のもの、重金属など)もありますから、決してバカにはできません。
汗をかかない女性の体で起こっていること
女性は、月に一度の生理で体内に溜まった不要なものをデトックスしています。このデトックスは、子宮―肝臓、卵巣―腎臓という排毒ラインに支えられています。
汗をかきにくい女性は、この排毒ラインが弱っていることがほとんどです。
子宮―肝臓、卵巣―腎臓の連携がうまくいかなくなると、
■汗をかきにくくなる
■生理痛、生理不順、PMS、ホルモンバランスの崩れによるイライラや落ち込み
■これら内臓の不調による腹痛・腰痛
■内臓につられた仙腸関節のズレ・痛み
■リンパの滞りによる脇の下や足の付け根の痛み
…などが生じてきます。
代謝のいい体を作るには?
排毒ラインに負担をかけるストレスを減らす<手放しメソッド>
子宮や卵巣は、過去のトラウマ・感情の抑圧・お母さんや娘さんとの関係などに大きな影響を受ける器官です。
このトラウマや感情を解放することで、子宮や卵巣への負担は激減します。
①トラウマやそれに伴う感情を、頭ではなく胸で感じてみる。
②「私は○○に対してこういう感情を抱いているんだな~」と客観的な立場で認める。「そんなこと思ってない!認めない!」という抵抗がでてきたら、「私はそれを認めたくないんだな~」と抵抗も認める。
③その感情に対して「今までありがとう。でももういらないんだ。さようなら」と告げ、空に風船を手放すようなイメージで感情を手放す。
④①~③を嫌な気持ちが出てくるたびに行う。
排毒ラインを強くする<自分への愛メソッド>
子宮や卵巣は、体の中でも愛を象徴する器官です。
自分への愛を深めれば深めるほど、機能は正常になり、より高まっていきます。
①夜寝る前に自分に対して「<ご自分の名前>、大好き。世界で一番大好きだよ。いつもありがとう。大切にするね」と声をかける。
②この時に居心地の悪さや嫌悪感を感じたら、上の<手放しメソッド>を行う。
肝臓&腎臓をいたわる食生活
肝臓と腎臓は、体の中でも解毒に特化した臓器です。
食べたもの、飲んだもの、吸ったものに含まれていた毒素を処理することに大きなエネルギーを費やしています。ですから、摂取するものから毒素を減らすことが第一です。
■アルコール、タバコ、甘いものは半分に減らす
■白米や精製小麦粉など白い炭水化物を、玄米や全粒粉などの茶色い(未精製)ものに替える
■ph調整剤、乳化剤、よくわからないカタカナの成分など、添加物が含まれた食べ物・飲み物を減らす
積極的に摂るべき栄養としては、ビタミンA、C、E、亜鉛、発酵食品などが挙げられます。
■ゴーヤ、キウイ、イモ類、人参、トマト、アーモンド
■牡蠣、しじみ、レバー
■納豆、みそ、糠漬け
代謝を上げる<お尻突き出しスクワット>
筋肉の中で最もエネルギーを消費しているのがお尻・太ももまわりです。
ここを鍛えるとダイエット的な意味での代謝はもちろん、全身に血が巡りやすくなり、体温の上昇、汗のかきやすさも変わってきます。
①足を肩幅に開いて立ちます。
②お尻を突き出し、両手を頭の後ろで組みます。目線は3m先の床に。
③ゆっくり5秒かけて腰を落としていきます。この時太ももが床と平行になるように。
④ゆっくり5秒かけて腰を上げていきます。お尻と太ももの筋肉を意識して。
⑤これを10回繰り返します。
筋トレは、10回なんとかこなせるぐらいの負荷=筋肉の増強に、20回なんとかこなせるぐらいの負荷=シェイプアップになると言われています。
お尻~太ももの筋肉が足りないと感じる方は10回、ある程度筋肉はあるけど細さも欲しい方は20回、秒数を調整しながら行いましょう。
排毒上手は美しい
どんなに食べ物飲み物に気をつけ、マスクをつけて過ごしていても、毒素を取り込んでしまうことは、ある程度しょうがないと言えます。
だからこそ、体の解毒・排毒機能を整えることはとても重要。
汗や排便で体がうまく毒素を抜けるようになると、お肌のツヤ・体の軽さも変わってきます。
イキイキした毎日のために、汗を上手にかける「排毒上手」を目指しましょう!
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常若整骨院でございます。