なんだか頭が締め付けられて痛い…と思ったら、雨が降っていた!
そんな経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
「どうして雨が降ると頭が痛くなるの?」
「そもそも、雨の日に体調を崩す人とそうでない人がいるのはなんで?」
「体質ならもう治らないの?」
そんな疑問にお答えしていきます。
雨の日に頭痛が起きる理由
雨が降る時というのは、普段よりも気圧が低くなっています。
お天気のいい日(あるいはここの所続いていたお天気)には、体の外と中の気圧が同じになるよう調整されていますが、雨が降ったり急にお天気が変わると、体の外と中の気圧にズレが生じます。
この気圧のズレによって頭の血管がふくらみ、近くの神経にさわって頭痛が現れるのです。
雨の日に頭痛になる人とならない人のちがい
すべての人が雨の日に頭痛になるわけではありません。
ここのカギを握っているのが自律神経です。
自律神経は、交感神経(緊張・活動)と副交感神経(リラックス)から成る神経で、体温や体内気圧を一定に保つ役割を果たしています。
自律神経が健康な状態であれば、天気の変化によって外の気圧が変わっても、すぐに体内気圧を調整することができます。
しかし自律神経のバランスが崩れたり弱っていると、外の気圧の変化についていくことができず、頭痛をはじめ、めまい・吐き気・だるさ等の症状が出てきてしまいます。
脱・雨の日頭痛!根本対策&即効対策
骨盤をゆるめて副交感神経を活性化
腰には副交感神経のポータルがあります。
骨盤がゆがんだり硬くなったりしていると、副交感神経の伝わりが悪くなり、はたらきが阻害されてしまいます。
骨盤をゆるめて正しい位置に戻りやすくすると、副交感神経のはたらきがよくなります。
①仰向けに寝そべり、膝を立てる。
②膝を左右にゆらゆらと10回揺らす。
③腰回りがじんわりと暖かくなるのを感じる。
首~背骨~骨盤を正しい位置に戻して神経の通り道を確保!
首から背骨にかけては、脳から全身へつながる神経が走っています。
姿勢の悪さ・首肩のコリ・ストレスなどで首~背中がゆがむと、神経の通りが悪くなり、自律神経のはたらきも落ちてしまいます。
こちらの方法は、やるたびに神経の通りを改善しつつ、正しい姿勢を体に教えていってくれます。
①壁に背中を向けて立ちます。
②後頭部・肩甲骨・お尻・ふくらはぎ・かかとの5カ所を壁につけます。
③両手のひらを重ねて腰の後ろにいれ、ちょうどいい隙間があるか確認します。
④腕をおろし、正しい姿勢を2分キープします。
今すぐなんとかしたいならコレ!
雨の日の頭痛は、気圧の変化で血管がふくらみ、神経にさわっていることが原因。
痛む場所を熱さましシートや保冷材などで冷やすと血管がちぢまって、痛みが引いていきます。
コーヒーに含まれるカフェインも血管を収縮させる作用があります。
しょっちゅう飲んでいると効き目を感じないかもしれませんが、普段コーヒーを飲まない方にはオススメです。
「忙しくてずっと冷やしていられない!」「コーヒーも効かない!」という時は、痛み止めを飲みましょう。
天気予報で雨が降ることがわかっている場合は、天気が変わる前に飲むのがベストです。
ただし、お薬はあくまでもその場しのぎ。常用すると内臓や自律神経のはたらきを落とすこともあり、場合によっては薬物乱用頭痛などのさらなる頭痛に繋がります。
どうしても!という時のとっておきの手段にしておきましょう。
雨の日でも元気な体を手に入れよう!
ただでさえ鬱陶しい雨の日、さらに頭痛が重なれば憂鬱度はMAX。
何をするのも億劫になってしまいます。
雨が降っても頭痛がしない、だるくない、そうなったらどんなに快適なことでしょう!
できることからコツコツ、雨の日も元気な体作りをオススメいたします。
それでも「自力では回復できる気がしない~」という時には、お気軽に常若整骨院へご相談くださいね。
お電話ありがとうございます、
常若整骨院でございます。