もうすぐ梅雨の季節。
雨による湿気や低気圧だけでなく、気温の変化も激しくなって、体調を崩しやすくなる時期です。
この梅雨に負けない身体をつくる際、キーワードになってくるのが「自律神経のバランス」。
自律神経を整えることで、グンと楽に過ごすことができるのです。
梅雨に調子を崩す理由
梅雨になると、頭痛、だるさ、古傷の疼きなど、体調不良に悩む方が増えてきます。
人の体は、体温や体内気圧などを自律神経によって一定に保っています。どんなに暑い日も寒い日も、36度前後の体温でいられるのは自律神経のおかげ。
ですが、梅雨のように気温・湿度・気圧がコロコロ変わる時期は、自律神経が調整に忙しくなり、時に手間取ってしまいます。
特に普段から自律神経のバランスを崩れている方は調整がうまくいかず、体の不調につながってしまうのです。
自律神経のバランスを良くするには
私たちが体を意識的に動かすときに運動神経を使うように、意識せずとも内臓などを動かしてくれているのが自律神経です。
自律神経は緊張担当の交感神経とリラックス担当の副交感神経から成り立っており、どちらかばかりが働いても、またどちらかが弱ってしまっても、内臓などの働きが落ち、調子を崩してしまいます。
交感神経と副交感神経がバランスよく働くように整えることがとても大切です。
自律神経を整える①丹田呼吸
①ゆっくり5秒数えながら息を吸います。この時、吸った空気をおへその下に送り込むイメージ。
②息を1~2秒止め、おへその下に溜めた空気が手足へ流れていくのをイメージ。
③ゆっくり5秒数えながら息を吐きます。体の中のいらなくなったものを一緒に吐き出すイメージ。
気管支は、開くときに交感神経、閉じる時に副交感神経から動かされています。
ですが、深呼吸をする際に自分で息の長さを調整すると、気管支の開閉から自律神経へはたらきかけることができます。
また、おへその下にある丹田は体内のエネルギーを作る重要な場所。意識することでエネルギーのめぐりが良くなり、自律神経を助けてくれます。
自律神経を整える②甘いもの、冷たいものを控える
甘いものは血糖値を急激に上下させ、イライラやストレスの原因になります。自律神経はストレスによって大きなダメージを受けますから、梅雨時は甘いものは控えるのがベター。
■量より質に切り替える。
■料理に使うのは白砂糖よりきび砂糖やみりんに。
■砂糖を使ったお菓子より、さつまいも等の自然な甘さを持ったものを多くする
また、氷の入った冷たい飲み物やアイスクリームは、内臓を冷蔵庫のように冷やし、動きを悪くします。自律神経は内臓を働かせるために大きな負担を強いられてしまいます。
■アイスコーヒーやアイスティー、氷水、冷蔵庫から出したばかりの飲み物をできるだけ減らす
■白湯(お湯を10分以上沸騰させ、50度くらいまで冷ましたもの)を飲む
■果物や生野菜を食べ過ぎない
自律神経を整える③簡単気功・スワイショウ
①足を肩幅に開き、両足をハの字ではなく平行にします。
②腕~手首の力を抜いて、手を胸の高さまで振り上げます。
③そのまま重力に任せて後ろへ振りぬきます。
④膝の曲げ具合でリズムや負荷を調整しながら、②~③を繰り返します。
スワイショウは簡単な気功の一種です。
体の軸と気の流れを整え、心身に溜まった悪いものが抜けやすくなり、自律神経を整えるのに大きな効果を発揮します。
1回3分、150回くらいを目安に行いましょう。
毎日の積み重ねで、梅雨は「ツラいもの」じゃなくなる
梅雨に調子を崩す方は、ストレスや食生活、生活習慣から自律神経・内臓に負担のかかっている方がほとんど。
毎日の積み重ねで崩した自律神経のバランスは、毎日の積み重ねで回復させていくことができます。
「もっと早く回復させたい!」という方は、常若整骨院の自律神経整体がオススメです。
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