アトピーは「生まれつき」といっていいくらい、小さな時から発症することが多い症状です。
「お母さんもアトピー体質だったら、遺伝だろうな」
そう思われている方も多いかもしれません。
が、実はアトピーは遺伝するものではありません。ですが、生まれつきではあり得ます。
遺伝しないのに生まれつき…それってどういうことなのでしょう?
アトピーになるかならないかを決めるのは、妊娠前&妊娠中の生活
アトピーの原因は、①首・頭蓋骨のズレ、②化学物質などによる内臓の弱りです。
①首・頭蓋骨のズレ
お腹の中にいる赤ちゃんの骨は、まず頭蓋骨の前側から出来上がっていきます。脳を包む頭蓋骨、脊髄を包む背骨と、体にとって重要な部分から順に作られていくのです。
この重要な部分は、赤ちゃんが発生して4週~12週(安定期に入る頃)くらいまでに作られます。この時に何かしらのゆがみが生じると、アトピーにつながります。
もうひとつのお腹にいる時の原因は、臨月を迎えてお産のために赤ちゃんが下がってくる際、変な力がかかったり姿勢がねじれてしまうこと。
ここで首・頭蓋骨がゆがんでしまうと、アトピーになりやすくなるのです。
「でも、どうして首や頭蓋骨のゆがみがアトピーを引き起こすの?」
それには腸をはじめとした内臓が関わってきます。
腸は毒素を排出するための器官であり、同時に身体の表面にバリアをはる役割を持っています。
しかし首や頭蓋骨にズレがあると、脳からの指令や神経伝達がうまくいかず、腸のはたらきが鈍ってしまいます。
鈍った腸が毒素を排出できないと、汗や発疹など皮膚経由で毒素を排出しようとします。同時に、バリア機能の弱った肌は刺激に敏感になり、かゆみを感じやすくなります。
これらの要因が絡み合い、アトピーの症状が出てくるのです。
②化学物質などによる内臓の弱り
お腹にいる赤ちゃんは、お父さんの精子とお母さんの卵子が結合して生まれます。
お父さんお母さんがあまり良くない食生活・生活環境などで過ごしていると、精子や卵子にもその影響が受け継がれやすくなります。
添加物たっぷりのご飯や頻繁なお薬飲用、煙草やお酒などが日常的になっていると、赤ちゃんの体を作る細胞や、お母さんからもらう栄養(発生してしばらくの赤ちゃんは、お母さんが妊娠前に体内に蓄えた栄養をもらって大きくなります)にそれらが混じってしまうため、内臓が弱くなりがちです。
弱い内臓は排毒機能がうまくはたらかず、皮膚から毒素を排出しようとし、アトピーというかたちで表にあらわれるのです。
アトピーを防ぐなら、妊娠前からの体作りが基本
お子さんをアトピーにしたくない!
そう思われるなら、ご夫婦で妊娠前から毒素を抜く生活をするのがベストです。
■添加物・お薬・甘いものなど、内臓を弱らせるものを減らす・避ける
■ちゃんと発酵している味噌や糠漬けなど、日本古来の発酵食品をとる
■生殖器や腸がおさまっている骨盤まわりをやわらかく整え、健康な精子と卵子が作られやすい、赤ちゃんが居心地のいい場所にする
日常生活で気をつけることプラス、整体や鍼灸などで自力では難しい内臓の強化・蓄積された毒のデトックスをしていくと、ますます早く確実に、元気な赤ちゃんを迎えられる体になっていきます。
アトピーを改善するなら、首と頭蓋骨を整えて、内臓を強くする
お子さんがアトピーでお悩みなら、まずは首・頭蓋骨・腸を整えていきましょう。
当院で行っている自律神経整体の場合は、「なぜアトピーになっているのか」「原因はどこか」「どうすれば改善するか」を筋肉・骨格・神経・内臓・経絡・血流・ストレスやトラウマ・生活環境などから細かく検査し、必要なところに必要なだけ施術を行ないます。
お子さんのアトピー施術で、意外と出てくるのが「出産時・妊娠中のトラウマ」。お母さんの不安を受け取っていたり、帝王切開などで赤ちゃんのベストタイミングでない時にお外に出たことで不安が残っていたり…といったケースにいくつか出逢っています。
常若整骨院では0歳児の赤ちゃんのアトピー施術も行っています。お体に直接触る必要がないので、お母さんに抱っこされたまま、または絵本を読んだり遊んだりしたまま、施術を受けて頂けます。
「生まれつきだから」と諦めないで!小児アトピーは改善できる・防げる!
かゆがっているお子さんをみて、「かわってあげたい」と思ったことがおありかもしれません。
小児アトピーは時間が解決するとも言われ、確かに大きくなって体が出来上がるにつれて、内臓も強くなり、肌のトラブルも減っていくことがほとんど。
でも、できればもっと早く改善してあげたい!
そんな時は、ぜひ常若整骨院へご相談ください。きっとお力になれますよ。
お電話ありがとうございます、
常若整骨院でございます。