世界中で、水に続いて摂取量の多い飲み物はなんだかご存知ですか?
実はお茶なんです。
コーヒーが身近になっている昨今ですが、お茶の魅力は産地や製法による種類の多さ・数多くの効能・優雅さ・茶器など多岐にわたります。
いつもはコーヒー党のあなたも、お茶派に鞍替えしたくなるかもしれません。
お茶の種類と効能
お茶には発酵具合によっていくつかの種類があります。産地によっても味や香りはさまざま。
ハーブティをはじめとしたノンカフェインのお茶にも注目が集まっています。
緑茶
日本人にとって最も身近なお茶・緑茶。
茶の木から摘んだ葉を発酵させず、釜炒りして揉み撚りをかけ、乾燥させて作ります。
ビタミン含有量がすばらしく、抗酸化作用・抗菌作用が注目されています。
烏龍茶
烏龍茶は半発酵茶である青茶の一種です。
独特の花のような香りは、「聞き茶」という香りを楽しむ文化を作りました。
抗アレルギーや整腸、ダイエットなどの作用が期待できます。
紅茶
インド・スリランカ・ネパールをはじめとした国で作られる紅茶は、完全発酵茶です。
紅茶のシャンパンと呼ばれるダージリン、ミルクティー向きで麦芽の風味のアッサム、青い香りのニルギリなど、産地によって全く違う味・香りが楽しめます。
体を温める作用があり、気温の下がる秋冬はもちろん、冷房の強い夏にもオススメです。
ハーブティ
生や乾燥させたハーブにお湯を注ぎ、お茶のように楽しむのがハーブティです。
リラックス作用のあるカモミール、循環力を高めるミント、女性の悩みに効果的なラズベリーリーフ、カゼや疲れにはエキナセアやレモングラス、美肌を狙えるローズヒップとハイビスカス。
元々薬草であるハーブですから、健康に対する作用は幅広く、組み合わせによって効果や香りがさまざまに楽しめます。
ティータイムの過ごし方
お茶にしろコーヒーにしろ、忙しいとついつい流し込むだけのもの、水分やカフェインを摂取するだけのものになりがち。
ですが、そこでちょっぴり手間や時間をかけると、不思議と時間の流れがゆっくりになり、「今私は自分を大切にしている」という感覚を得ることができます。
また、ストレス軽減や仕事の能率アップには気分転換が欠かせません。
気分転換する時のポイントは「いかに日常から離れるか」。
お茶を丁寧に淹れる・いつもと違う茶器で頂くことで普段の生活から離れた時間を過ごすことができます。
普段遣いのティーバッグ・テコ入れのリーフティー
お茶を入れるのに最も身近で便利なのは、やはりティーバッグ。
様々な種類のものが出ていますし、抽出時間も短くて、忙しい時にもお湯を注げばサッと飲めるのが魅力ですよね。
でも、「最近忙しすぎる!」「気持ちが落ち着く暇がない」「なんかささくれてる…」と感じるなら、ぜひリーフティー(茶葉)をティーポットで淹れてみてください。
①お湯をボコボコ泡が立つまで沸かします。
②お湯をティーポットに少し注いでポットを温め、お湯を捨てます。
③ティースプーン1杯(3g)の茶葉をポットに入れ、200cc程度のお湯を注ぎます。(緑茶はお湯を80度程度までさまして。ほかのお茶は沸騰直後のお湯を)
④緑茶なら30秒~1分、紅茶や烏龍茶なら3~5分、ハーブティーなら5~8分程度むらします。
⑤茶葉を茶こしでこしながら、カップに注ぎます。できれば最後の一滴まで!
いつもの便利なマグカップ・背筋の伸びるカップ&ソーサー
毎日お茶を飲むのに便利なのはマグカップ。容量も多く、洗うのもカンタンです。
ティーポットでお茶を入れるときは、ぜひカップ&ソーサーを使いたいもの。お客様用として食器棚の奥に眠っていたり、そもそも持っていない人も多いかもしれませんね。
マグカップもカップ&ソーサーも上等なものから手頃なものまで様々ですが、ポイントは「目に入るたびに嬉しくなる」「これを使ってお茶を飲んだら優雅な気分になれそう」といったお気に入りを選ぶこと。
お茶が毎日の楽しみになってきたら、紅茶にはティーカップ、烏龍茶には中国茶器、ハーブティーにはガラス製のもの…といくつか揃えてみるのもオススメです。
「お茶の時間」で気分転換
「時間ができたらやろう」と思っていることのほとんどは、無理やり時間を作らなくては出来ません。
特にティータイムをはじめとしたリラックスや気分転換のための時間は省略されがち。
けれど、気分転換には能率を上げる・ストレス軽減などの素晴らしい効果があります。
あなたも今日はお茶を一杯、ゆっくり頂いてみませんか?
お電話ありがとうございます、
常若整骨院でございます。