年の瀬も押し迫ってきて、仕事納めを終えられる方もチラホラ見受けられるようになってきました。
長いお休みに入ると、つい陥りがちなのが、いつもと違うパターンで過ごしてしまうこと。
食事の時間がズレたり、寝る時間がズレたり、ごちそう続きだったり、昼間からビールを飲んだり…。
そうすると出てくるのが、便秘や下痢といったお通じの悪さです。
食事と生活パターンの変化で便秘になる
年末年始になると、
■飲み会・食事会が多くなる
■年越しやお休み続きで生活パターンが崩れる
■ダラダラ過ごす時間が増え、それを正すキッカケが少ない
といった変化が起こります。
腸で栄養を吸収するのは交感神経、スムーズな排出は副交感神経が司っています。
しかし、夜更かし・アルコールなどの刺激物・ダラダラ食べなどで交感神経のスイッチが入っている時間が長くなると、吸収する一方で排出に切り替わりません。
ギュウギュウに絞られ続けた内容物は硬~くなり、結果便秘になってしまいます。
また逆に、ダラダラとこたつでテレビを見続ける・好きな時に寝て食べるなど、メリハリのない生活で副交感神経のスイッチが入りっぱなしになると、吸収をする間もなく排出されてしまい、下痢気味になってしまいます。
年末年始を快腸に過ごす方法
せっかくのお休みを便秘や下痢で憂鬱に過ごしたくありませんよね。
そこでとって欲しい対策が、生活パターンの見直し・プチ断食・うるおう食材の摂取です。
できるだけいつもの生活パターンに近づける
ついダラダラ食べ続けたり、普段しない昼寝をしては夜更かしをしてしまう年末年始。
自分は休んでいるつもりでも、内臓はいつもより酷使されています。
寝る時間、食事をする時間を、できるだけ普段の生活と同じくらいにとるようにしましょう。
「食べてから3時間は起きておく」を心がけるだけでも、ずいぶん負担を減らせますよ。
連休だからこそ出来るプチ断食で、内臓にも休日を
連休にこそやって頂きたいのがプチ断食。
前日の晩御飯をいつもの半分で済ませ、翌日の朝食を抜きます。お昼ご飯はお味噌汁などを軽めに頂き、晩御飯はいつも通りに頂きます。
内臓に最も負担をかけるのが食事です。
ダラダラ食べ続けるということは、内臓を休みなく働かせ続けているという事。
食べ物を消化しなくていい時間=おなかがカラッポの時間を作ることで、腸が回復していきます。
ただし、お腹が空いたからといって断食明けにいきなりドカ食いするのは絶対NG!内臓が余計に疲れてしまいます。
百合根・長芋などで体内にうるおいを
百合根や山芋といったこの時期旬の根菜は、体の中をうるおしてくれ、お通じをスムーズにしてくれます。
ゴボウなどの繊維質の多いものも良いのですが、どちらかというと滑りをよくしてくれるようなもののほうがオススメ。
百合根はおせち料理にもよく使われますし、漢方や薬膳にも欠かせない食材です。
ぜひこのお正月には召し上がってみてください。
年末年始を元気な体で乗り切って
ついついハメが外れがちな年末年始。
便秘や下痢と言った症状は、「そろそろ節度をもってくださいよ」という体からのメッセージともいえます。
もしも突発的なお通じの悪さで悩んでいるなら、ぜひ上記を試してみてくださいね。
お電話ありがとうございます、
常若整骨院でございます。