膝の痛みで来院された、40代男性(会社員)。
今回の症状
マラソン大会に向けて練習中に右膝を痛めた。
本番が近いためサポーターをつけたまま練習していたところ、一週間膝の
曲げ伸ばしの痛いまま状態が変化しなくなってしまった。
会社の同僚に「足引きずっているから病院に行ったら」と言われ来院。
右膝の状態:
・膝の曲げ伸ばしで膝の内側が痛くなる
・痛みの強さは最初の痛みから変化なし
・歩くと右足を引きずっている
・動かさなければ痛くない
今回の検査
立った状態で左に腰を回そうとすると腰が動かない。
膝の検査は特に異常無し。
今回の施術
腰の左回旋が出来ないことと右膝は関係ある?
→ある
腰の左回旋が改善すると右膝は良くなる?
→良くなる
どこが原因?
→関節包
→右膝の位置の異常
これを元に戻すには?
→右の側頭骨の調整
腰の左回旋できるようになった?
→できる
膝も曲げて痛くない?
→痛くない
いつから練習できる?
→次の日から
これで立って腰を左に回してもらったところ、動くようになりました。
そのまま膝の曲げ伸ばししてもらったところ、痛みなく曲げ伸ばし出来ました。
「あれ?曲げても痛くない」と首をかしげてました。
歩いてもらったところ足を引きずることなく歩けるようになり、「次の日からは練習していいですよ」と話して終了しました。
解説
膝を痛めたままサポーターをつけ運動したことにより、本来あるべきところにある骨や靭帯がずれてしまっていました。
ズレた状態がそのまま固定化されてしまい、今回の症状になってしまったようです。
大会が近く練習したいお気持ちはわかりますが、痛いまま練習すると他の健康な箇所に負担がかかり、バランスがくずれてケガが治りにくくなってしまいます。
「このくらいすぐ治るだろう」と自分で判断せずに早めの受診をおすすめします。
※自律神経整体は医療ではありません。
※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。
※まずは医師にご相談ください。
※自律神経整体は身体のバランスを整えるものです。
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