急性腰痛症はぎっくり腰、と呼ばれる腰部の急激な痛みを伴う症状です。
ここでは、急性腰痛症の症状や原因、対処法や予防法などを紹介します。
【急性腰痛症とは】
・床の荷物を持ち上げようとした瞬間
・後ろから声をかけられて勢いよく振り向いた瞬間
・顔を洗おうと前かがみなった時
・くしゃみや咳をした瞬間
等、急な動作やふとした瞬間に腰に激痛が走るのが、急性腰痛症の特徴です。
その痛みは、あまりにも激しく急であることから西洋では「魔女の一撃」と表現されることもあります。
衝撃の瞬間は、声を出す事はおろか、その場からビクリとも動けず、うずくまってしまうのが一般的。
椎間板ヘルニアや腰椎椎間板捻挫などから起こる場合、その他、筋肉の疲労や質の低下、不良姿勢や骨盤の歪み、体重オーバーなどがあります。
ただ、現在のところ、これといった原因は分かりませんが、複雑な要因が色々と組み合わさり、発症するものと考えています。
【急性腰痛症になったら?】
万が一、あなたの身に急性腰痛症のような症状が起こったら、もしくはあなたの周辺で急性腰痛症の症状でうずくまる人を見つけたら、次の用に対処してください。
ここでは、急性腰痛症のスタンダードな処置を紹介します。
1・REST(安静)
体を無理に動かすのは禁物。
しばらくじっとしているか、楽な姿勢を取る(急性腰痛症の場合、体を猫のように丸めると痛みが軽減すると言われています)などし、しばらく安静にします
2・ICING(冷却)
急性腰痛症は、患部が傷つき炎症が起こっている状態です。
そのため、熱を帯びた患部を冷やすのがポイント。
冷やすことで、痛みが軽減します。
ただし、冷やしっぱなしは良くありません。
10分に1回休憩を挟みながら、冷やすようにしましょう。
3・COMPRESSION(圧迫)
患部を圧迫・安定、固定することで症状の悪化が予防できます。
ただし、素人で行なうのは難しいので、安静状態でも可能。
4・ELEVATION(挙上)
患部を心臓よりも高く持ち上げる事で、炎症を防ぎ、痛みが軽減できます。
ただし、急性腰痛症に関しては、適応外なので、安静にしておきましょう。
この方法は、あくまでも応急措置なので、これにより急性腰痛症が治るというわけではありません。
しかし、基本的処置により、次の治療の効果を高めたり、早い回復が期待できますので、把握しておきましょう。
こちらの方法は、急性期の場合にのみ可能です。
数日で症状が少しずつ回復しますが、その後、整体や整骨院等で必ず、専門家に見てもらい、再発防止を含めた施術を受けましょう。
【急性腰痛症の予防は?】
急性腰痛症は、適度な運動で予防できます。
特に、加齢で衰える背筋や腹筋を鍛えることで、高い効果を発揮します。
背筋や腹筋を鍛える方法は、色々とありますが、正しい姿勢で行なうウォーキング、特に水中でのウォーキングがおススメです。
特別な道具を必要とせず、運動が苦手な方でも楽しみながら行なう事ができるほか、急性腰痛症予防効果だけでなく、自律神経乱れを整えたり、ダイエットや美肌効果も期待できます。
ただし、急性腰痛症を発症したばかりの方については、無理は禁物。
自己判断で無理をすると、再発のリスクを高める可能性があるため、整体や整骨院など専門家のアドバイスをうけ、予防しましょう。
福岡市早良区 急性腰痛症の痛みなら、「常若整骨院」にお任せください。
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