変形性腰椎症とは、加齢による老化現象で中高年に多く見られます。
【変形性腰椎症って?】
背骨は、1本の長い骨ではなく、複数の骨(椎骨)が積み木のように重なって構成されています。
骨と骨が直接ぶつかって、変形しないようその間には、クッションのような役割りを担う「椎間板」が存在します。
椎間板が体に加わる衝撃を緩やかに吸収したり、骨と骨の摩擦を防ぎ、スムーズで滑らかな動きをサポートしえちます。
しかし、加齢で椎間板は変性し、やがて劣化、減少します。
本来の働きを失った椎間板によって、椎骨と椎骨が直接ぶつかり、骨棘等を形成。
それによって腰を中心にさまざまな症状が現われます。
【変形性腰椎症の原因は?】
加齢が主な要因なので、中高年に多く見られる症状の一つですが、激しい運動や肉体労働など腰を酷使する方は、加齢に関係なく、症状が現れる傾向にあります。
加齢の場合、椎間板の機能がくずれるのが要因。
椎間板の中心には、ゼリー状の髄核があり、たっぷりの水分を含み、弾力性を維持しています。
しかし、加齢にとない水分が失われると弾力性が低下し、クッションとしての働きが失われます。
すると椎間関節への負担が悪化し、その結果、関節がすり減り、その周辺の組織にまで悪い影響を及ぼします。
さらに、椎間板が減ると椎骨がずれたり、すべり生じる、椎体と椎体がこすれ、骨棘を形成し、神経を圧迫。
その結果、腰痛として症状が現われます。
【変形性腰椎症の主な症状】
骨が棘のように形成されると、神経を傷つけたり、圧迫して慢性的な腰痛を発症。
また腰椎の変性で、その周辺の筋肉や靭帯に過度の負担をかけると血行不良による腰のハリ、痛みが起こります。
また起床時や同じ姿勢を長時間続けることで痛みが増していくのが特徴。
さらに、痛みのせいで腰を動かす範囲が狭くなり、さらに血行不良から筋肉の質を低下させるなどの悪循環が発生します。
脊柱管は、神経や血管が通っているため、変形によってこれらの組織が圧迫されると腰痛だけでなく、下半身全体に及ぶ痛みや不具合となってしまいます。
【変形性腰椎症に対する予防や注意点は?】
変形性腰椎症は、腰をそらした時に痛みが強くなりやすいと言われていますので、腰をそらすような姿勢を絶対にとらないようにしましょう。
例えば、高いところのモノを取ろうとする姿勢や、寝転がって、本を読む、などの姿勢は要注意。
また、腰に負担をかける重い荷物の持ち運び、過度の運動、なども禁物。
どのような事がきっかけで腰が痛くなるのか、何が負担になっているか、など自分のライフスタイルを改めて確認し、変形性腰椎症の要因となる点は、速やかに排除するようにしましょう。
その他、ウォーキングは変形性腰椎症に対する予防効果が高く大変おススメ。
中でも腰への負担を大幅に取り除きつつ、筋力アップできる水中ウォーキングは、高齢者や運動が苦手な方、肥満の方でも安心です。
自分に適したペースで無理せず長く続けるようにしましょう。
ただし、不良姿勢や骨盤の歪みを残したまま、運動をしても意味がありません。
整体や整骨院で身体の歪みを整え、正しいバランスを保った上で、運動を行うようにしましょう。
福岡市早良区 変形性腰椎症の主な症状なら、「常若整骨院」にお任せください。
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