腰椎分離症とは、腰椎の骨の一部が剥がれた症状を言います。
ちなみに、腰椎すべり症は、腰椎の骨がズレる事を示します。
腰椎の一部が剥がれることで、腰椎は不安定になり神経を刺激し、腰痛を出現させます。
全体の4%前後に腰椎分離症を発症している事が分かっていますが、普通の方より体を酷使する運動をするスポーツ選手は、実に34%前後の人が分離症の症状を抱えていると言われています。
【腰椎分離症の原因は?】
ざっくり説明すると、腰椎分離症とは、腰の骨の一部の骨折です。
特に一番下にある腰椎5番目に分離が起こりやすいのが特徴。
椎間板と椎間関節で骨を連結している腰椎の「椎間関節」を構成する「椎弓」と「椎体」骨折し離れた状態です。
腰椎分離症になりやすいのは、体が最も柔らかい思春期の中学性だといわれています。
成長過程にある中学性頃は、骨格が不完全であるにも関わらず、スポーツに熱心になるあまり、腰をひねる、回す、ジャンプ着地で腰に負担をかけるなど酷使する傾向にあります。
その負担に十分に耐え切れずに「疲労骨折」したのもが腰椎分離です。
ただ、成長過程である中学性が必ずしも激しい運動等で腰椎分離症になる、というわけではありません。
体質なども影響しますが、運動前後のケア、日頃からの筋トレ、急速、などあらゆる事が腰への負担や疲労として蓄積され、腰椎分離症のリスクを高めると感がられます。
さらに、運動の際のフォームが悪く、腰へ過剰に負担をかけすぎていたり、身体の歪みが何らかの影響を及ぼしている事もあるでしょう。
多くの場合、単なる腰痛と思って、正しい処置を受けず放置する事が多いのですが、症状が悪化することで運動能力を低下させたり、回復が遅くなるので早めに対応するようにしてください。
【腰椎分離症の症状は?】
腰椎分離症の症状は、一般的な腰痛とあまり変わりません。
腰がなんとなく痛い気がする、腰が重だるい、腰が張っている気がするなどがあります。
また、腰をそらした時に痛みが強くなる、運動を続けていると急に腰に強い痛みがある、腰が抜けてしまうような痛みを感じるという場合も在ります。
さらに、稀に、足がしびれる、という症状を訴える方もいますが、この症状は腰椎分離症だけでなく、すべり症も併発していると考えるといいでしょう。
【腰椎分離症でどうやって治す?予防は?】
少しでも、違和感や痛みを感じたら、速やかに病院を受診し詳しく検査を受けましょう。
その後腰椎分離症と診断されたら、急性期でコルセット着用等で固定します。
薬物療法としては、痛みを抑えるお薬が処方されます。
その他、神経ブロック療法などを試みても改善できない場合は、手術療法という選択が必要となります。
症状の緩和や予防については、整体や整骨院でも対応できます。
整体や整骨院では、凝り固まる筋肉をほぐし血行を促進することで、疲労を回復する力を引き出します。
また骨盤矯正では、身体の歪みを取り除き、正しいバランスで体を動かすことができるようサポート。
これらの施術を受けることで、体にかかる負荷をバランスよく分散し、運動後の疲労回復を促進することが出来ます。
そのため、腰椎分離症の予防対策として有効です。
整体や整骨院では、その他、自宅でもできるセルフケアの方法なども指導していますので、トータルケアとしてご活用ください。
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