脊柱管狭窄症とは、背骨の神経野通り道が圧迫され、痛みやしびれを伴う症状です。
【脊柱管って?】
脊髄が通る管の事を脊柱管といい、脊柱管は、脊髄を守る役割りを担います。
脊柱管の断面を円としてみたとき、中心にあるのが脊髄。
さらに、脊髄に近いほうから、軟膜、クモ膜下腔、クモ膜、硬膜、結合組織、椎骨の骨膜などが脊髄を取り囲むように存在。
そのうち、骨膜は椎骨と密着し、脊柱管の内張りのように存在。
■脊柱管狭窄症
このように大事な背骨の神経や組織を包み、通している脊柱管が、「狭窄(狭くなる)」ことで内部の神経を圧迫すると、足腰の痛み、しびれとして症状が亜ラア荒れます。
それを脊柱管狭窄症といいます。
50代以降の中高年で増え始め、高齢になるほど、多くなります。
その理由は、脊柱管を構成する要因が加齢で劣化する事が原因です。
脊柱管狭窄症が起こる場所によって、さまざまな症状が見られます。
特に、中高年以降の腰痛の最大の要因ともされています。
【脊柱管狭窄症は腰だけでじゃない】
脊柱管狭窄症といえば、腰部(腰)だけに発生するものとおもわれがちですが、首や胸、などでも発生。
人間の脊椎は、首の部分にある「頚椎」、胸の部分の「胸椎」、腰の部分の「腰椎」で構成されているので、その3つの部分で脊柱管狭窄症は起こります。
首に狭窄が起こったら「頚部脊柱管狭窄症」、胸で狭窄がおこれば「胸部脊柱管狭窄症」、腰で狭窄が起これば「腰部脊柱管狭窄症」とよんで区別します。
【脊柱管狭窄症の3つのタイプ】
脊柱管狭窄症には、タイプがあって、それぞれに症状が異なります。
1.神経根
脊髄の末端にある馬尾から左右に枝分かれした神経野根元が圧迫されると主に足の感覚や運動を司る機能に不具合が生じます。
左右に存在しますが、両方が一度に圧迫されるのは、非常に稀。
通常は、片方だけに症状が見られます。
主な特徴は、長時間立ち続けた時、歩き続けた時に腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、脛、足の裏にかけての坐骨神経痛が発生。
間欠跛行も特徴の一つ。
2.馬尾
脊髄の末端にある馬尾という神経の束が圧迫されると両足に症状が現われます。
足の痺れ、痛み、異常感覚、間欠跛行などがあります。
神経根ほどの強い痛みはないものの、下半身にさまざまな違和感や痛みが場所を変えて次々と出現するのが特徴的。
その他、お尻周辺の冷感、灼熱感、足の裏のしびれ、脱力などがあります。
3.混合
神経根、馬尾の両方が混合したタイプで、症状も多岐にわたります。
重症化すると排尿や排泄困難障害(尿意が頻繁、尿意がはっきりしない、排便後お尻をふいた感覚がない)が起こります。
その他、歩行の際、尿や便がもれたり、股関節などのほてり、灼熱感もあります。
脊柱管狭窄症は、早期発見、早期対策が重要です。
治療のタイミングを逃すと、手術を避けられない場合もありますので、上記症状をよく把握し、早めに発見できるようにしましょう。
整体、整骨院等の骨盤矯正や姿勢矯正を受けることで、脊柱管の狭窄による神経の圧迫で生じる痛みや痺れを緩和することが出来ます。
加齢で変形した狭窄を完璧に治す事はできませんが、少しでも痛みや違和感などを緩和したい方は、お近くの整骨、整体院等でご相談ください。
福岡市早良区 脊柱管狭窄症なら、「常若整骨院」にお任せください。
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