よく足がもつれ転びそうになる原因は自律神経のバランス?

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


毎月1回、メンテナンスのために来院されている40代女性(会社員)。

 

今回の症状

年末年始でかなり疲れがたまりそれ以降は仕事をセーブして、患者さん自身、体調は元に戻ったと思っていたそうですが、

3日前から症状が出現。

予約時間から5分遅れで来院され、

「足が前に思うように進まず歩くスピードが上がらず時間に遅れてしまいました」

と理由を話してくれました。

 

今回の検査

立ってもらい患者さんの体を横から押して耐えられるかの検査をします。

調子が良い方は押されてもビクともしませんが、この方は左右から軽く押しても耐えられず体が吹き飛ばされてしまい、「うそ〜」とショックを受けていました。

仰向けで股関節を動かすと腰に痛みを感じ、背中を触ってみると通常より柔らかくなっていて内臓が弱っているようでした。

体の動きを確かめてみても全身にむくみがあり、体の動きが異常に軽い状態で、これでは歩くのが辛いはずです。

 

今回の施術

体の調子を良くするには?

→脳脊髄液の伸展障害

→延髄(血液の循環の調整)

→正月のストレス

 

腰の痛み、むくみ、体の動き背中の硬さが正常になり、立ってもらって横から患者さんの体を押してみるともうビクともしなくなっていました。

歩いてもらうと来た時とはまったく違う感じの軽い足取りで歩けて喜んでいました。

 

解説

正月のストレス → 延髄 → 脳脊髄液 → 神経 → 血液 → 筋肉 

の順に調子が落ちてしまっていたようです。

 

ストレスで交感神経が緊張し血管が収縮しやすくなり延髄で調整するもストレスの負荷が激しかったため脳脊髄液の流れが悪くなり症状が徐々にでてきたようです。

 

脳脊髄液がスムーズに流れないとどうなるのか?

内臓・神経が通常通り働かなくなることで

神経の伝達が低下し体を歩きずらくなったり、

むくみ・めまい・頭痛など自律神経症状が起きることがあります。

 

セルフケア

好きなことをしてご機嫌で過ごす(リラックス効果)

ストレス発散を毎日して次の日には持ち込まない

ヨガ・瞑想・スワイショウなどをして副交感神経を優位にする。

 

足に力が入らない、むくみがひどい方はお気をつけ下さいね。