知覚過敏が長引く本当の理由|福岡市で整体を活用して自律神経と体の緊張を整える
結論から言うと、知覚過敏が長引くとき、体の緊張と自律神経の乱れが根本にある場合がほとんどです。
歯がしみる、少しの刺激で強い痛みを感じる、皮膚が敏感になって服のタグさえも気になる、音や光が以前より刺さる感じがする——こうした症状を「知覚過敏」と呼びます。歯科的な処置が必要なケースも当然ありますが、歯科での処置だけではなかなか落ち着かない場合は、体全体の緊張が深く積み重なっていることがほとんどです。
福岡市の常若整骨院では、体の緊張をゆるめ、自律神経の働きが整いやすい身体づくりをサポートしています。施術歴20年のなかで、知覚過敏に悩む方の多くが、体の緊張が抜けるにつれて「しみる感覚が気にならなくなった」「痛みへの敏感さが落ち着いてきた」「音の刺激に反応しにくくなった」という変化を経験されています。
この記事では、知覚過敏が長引く仕組みと、整体の観点からどのようなサポートができるのかをお伝えします。一人で「なぜ改善しないのだろう」と悩んでいる方に、体全体を見渡す視点を届けたいと思います。
なぜ知覚過敏は長引くのか
知覚過敏と聞くと、多くの方は「歯がしみる」症状をまず思い浮かべます。歯科医院でコーティング処置を受けたり、知覚過敏用の歯磨き粉に替えたりしたのに、しばらくすると再び症状が戻ってくる。こういった経験をされた方も少なくないはずです。
この「なかなか改善しない」という状態には、体全体の仕組みが深く関わっています。
知覚過敏のしくみを簡単に言うと、「神経が通常よりも刺激を感じ取りやすくなった状態」です。歯の場合、表面を覆うエナメル質が薄くなって象牙質が露出することが直接的な原因になりますが、それ以上に見落とされがちなのが、神経そのものが過敏になっているというメカニズムです。
体が長期間ストレスにさらされると、交感神経(体のアクセル側)が優位な状態が続きます。この状態になると体は「常に警戒モード」になり、本来なら痛みと感じないほど弱い刺激に対しても、脳が「これは危険だ」と判断して強い痛みの信号を送り出すようになります。痛みに対する「しきい値」が下がった状態、つまり少しの刺激でも過剰に反応する状態になるわけです。
歯ぎしりや食いしばりがある方の場合、事態はさらに複雑になります。口まわりや顎の筋肉に慢性的な過剰緊張がかかると、歯の神経が常時刺激を受け続けます。ちょっとした温度差でもしみやすくなり、処置で一時的に症状が落ち着いても、食いしばりが続く限り再発を繰り返します。そしてこの食いしばり・歯ぎしりの多くは、ストレスと自律神経の乱れが引き金になっています。
また、歯だけでなく体全体の感覚が敏感になっている方もいます。皮膚に触れると以前より強く感じる、少しの音でもびくっとしてしまう、気圧の変化に体が振り回される——こうした全体的な過敏さは、自律神経の調節機能が長期間疲弊してきた結果として現れます。こちらは歯の処置では当然改善せず、体の根本的な緊張に向き合わない限り長引き続けます。
知覚過敏が長引く人の体を見ていると、ほぼ共通しているのは二つです。「体の緊張が抜けていないこと」と「十分に休めていない、または休もうとしても休まらない状態が続いていること」。これが根本にあるため、局所的なケアだけでは一時しのぎになりやすいのです。
知覚過敏と整体の関係
整体は歯そのものに直接働きかけることはできません。歯の構造的な処置(コーティング・修復・咬合調整など)は歯科医師が行うものです。これは明確に言っておきたいことです。
ただし、整体には「体の緊張をゆるめる」「自律神経の働きが整いやすい体の土台をつくる」という役割があります。知覚過敏の根本に体の緊張と自律神経の乱れがあるとすれば、整体はその入口として機能します。
体の緊張が抜けていくと、次のような変化が起きやすくなります。
まず、歯ぎしりや食いしばりの力が軽減されやすくなります。食いしばりは「寝ているときに無意識に起きるもの」と思われがちですが、日中の緊張が夜まで持ち越された結果として起きることが大半です。体全体の力みをゆるめ、夜の緊張が抜けやすくなると、食いしばりの強度も落ち着きやすくなります。
次に、神経の過敏さが整いやすくなります。体の緊張が続くと交感神経が優位になり、神経全体が過敏な状態を保ちます。体の力みをゆるめて副交感神経(体のブレーキ側)が立ち上がりやすくなると、神経の感度が適切な範囲に戻りやすくなります。
そして、睡眠の質が整いやすくなります。痛みや不快感への感受性は、睡眠の深さと密接に関係しています。眠りが浅い状態が続くと痛みを感じやすくなり、深く眠れると同じ刺激でも気にならなくなることがあります。体の緊張をゆるめることで、深い眠りにつきやすい状態をサポートします。
整体の目的は「体のセルフヒーリングを妨げている緊張を取り除くこと」です。知覚過敏そのものを直接消すというよりは、体が回復しやすい土台を整えるサポートです。歯科での処置と並行して受けることで、互いの効果を補い合える関係にあります。
福岡市で整体を探す人が知っておくべきこと
整体院を選ぶときに確認しておきたいポイントがいくつかあります。
まず、問診が丁寧かどうかです。知覚過敏の背景には、生活習慣・ストレスの種類と強さ・睡眠の質・歯ぎしりの有無・食事のパターンなど、さまざまな要素が絡み合っています。「どこが痛いですか?」だけを聞いて施術に入るのではなく、生活全体を丁寧に聞いてくれる院を選んでください。聞く深さが、施術の精度に直結します。
次に、施術の内容について説明があるかどうかです。何のために何をするのかを丁寧に説明してくれる院は、施術の内容に一貫性があります。「なんとなくほぐす」ではなく、体のどこに何が起きているのかを言語化できる院であるかどうかを確認してください。
また、回復の目安について誠実に話してくれるかどうかも大切です。「これで必ず改善します」という断言は、逆に注意が必要です。体には個人差があり、誠実な院ほど「症状の背景や期間によって変わります」と伝えます。
知覚過敏で整体を探す場合は、歯科医院での診察と並行して受けることをおすすめします。歯の構造的な問題と体の緊張、両面にアプローチすることで、根本からの変化が起きやすくなります。どちらか一方だけにこだわらないことが大切です。
常若整骨院の考え方
常若整骨院では、カウンセリング・施術・セルフケアの三つをセットで行っています。
なぜ三つをセットにするのかというと、体の不調の多くは「日々の生活の中に原因がある」からです。施術で一時的に緊張をゆるめても、戻った日常で同じストレスや緊張パターンが繰り返されれば、また元の状態に戻ります。その「戻る仕組み」を一緒に変えていくために、カウンセリングとセルフケアが必要です。
カウンセリングでは、いつから症状が出始めたか、日常のどのような場面で悪化するか、睡眠・食事・仕事・家庭の状況などを丁寧に聞きます。症状の「裏にあるもの」を探るためです。知覚過敏が長引いている方の多くは、気づかないうちに「気を張り続ける生活」が習慣になっています。それを言葉で確かめることが、施術の精度を大きく高めます。
施術では、体の緊張が抜けやすいよう、全身のバランスを整えることを優先します。歯や顎だけを局所的に見るのではなく、体全体の「力みのパターン」を確認し、首・肩・横隔膜・骨盤まわりの緊張をゆるめていきます。体の深い部分の緊張が抜けることで、口まわりや神経の過敏さも落ち着きやすくなります。
セルフケアでは、日常でできる体の緊張の抜き方を具体的にお伝えします。「今日から試せること」を一緒に決めるため、施術後の変化が日常生活でも続きやすくなります。ゴールは「来なくても自分でケアできる状態」に近づいていくことです。
東洋医学から見た知覚過敏
東洋医学の視点から知覚過敏を見ると、「心(しん)」「肝(かん)」「腎(じん)」という三つの臓器の状態が深く関係していると考えます。
東洋医学での「心」は、血液を送る心臓の機能だけでなく、精神的な活動全体を司る場所とされています。不安や緊張、考えすぎが続くと心に熱がこもり、体全体が興奮した状態になります。眠れない、ドキドキが続く、些細なことで驚きやすいといった状態は「心の熱」が高まっているサインで、こうした状態が続くと神経全体が過敏になりやすくなります。
「肝」は、気(体のエネルギーの流れ)の調節と、筋肉・腱を守る役割を担っています。ストレスや怒り、プレッシャーが続くと肝の気が滞り(気の滞り、つまり体と心のエネルギーの流れが詰まった状態)、体の緊張が抜けにくくなります。肝の気が滞ると、末梢神経の感受性が高まりやすくなります。歯ぎしりや食いしばりが強い方の多くは、肝の気の滞りが背景にあることが多くあります。
「腎」は、生命力の根っこであり、回復力の貯金箱とも言えます。腎の力が弱まると、体全体のしきい値が下がり、痛みや刺激への感受性が高まりやすくなります。慢性的な疲労・睡眠不足・過労・加齢による腎の消耗が、知覚過敏の長期化と関連することがよくあります。「疲れているときは体のあちこちが痛みやすい」という感覚は、腎の消耗が体全体の感受性を上げている状態を表しています。
施術では、これらの状態を体の緊張をゆるめ、東洋医学のツボにアプローチすることで整えていきます。
知覚過敏の緩和に関連するツボをいくつかご紹介します。
内関(ないかん)は、手首の内側の真ん中、手首のシワから指3本ぶん肘側にあります。探し方は、手首の内側に2本の筋(腱)が走っているところで、その筋の間のくぼみです。心の興奮を鎮め、気持ちを落ち着かせる作用があります。緊張や不安が強いとき、反対の親指でゆっくり3〜5秒押してから離す動作を繰り返すと落ち着きやすくなります。
太衝(たいしょう)は、足の甲の親指と人差し指の間、骨が合わさるくぼみのところにあります。足の指を根元から親指の方向へたどると、骨がぶつかる手前のくぼみです。肝の気の滞りをゆるめ、体全体の過緊張を落ち着かせる効果があります。
湧泉(ゆうせん)は、足の裏のやや前方、足の指を内側に折り曲げたときにもっともくぼむ点です。腎のエネルギーを補い、神経の過敏さを鎮める作用があります。入浴中や足湯をしながらゆっくり押すと、体の奥からほぐれていく感覚を得やすいです。
これらのツボは、強く押すより「じんわり気持ちいい」程度の圧がちょうどよいです。痛みを感じるほど押す必要はありません。
自律神経と知覚過敏の関係
自律神経は、体のアクセルとブレーキにたとえるとわかりやすいです。
交感神経(アクセル側)が優位になると、体は戦闘・逃走モードになります。血圧が上がり、筋肉が緊張し、感覚が鋭敏になります。本来は危険な場面から身を守るための仕組みです。しかし慢性的なストレスにさらされ続けると、危険でもない日常のなかで交感神経が立ちっぱなしになります。
この状態が長く続くと、神経の「痛みフィルター」が正常に機能しなくなります。
私たちの脳と脊髄には、痛みの信号をコントロールする仕組みが備わっています。セロトニンという神経伝達物質がその「フィルター」として機能しているのですが、慢性ストレスや睡眠不足が続くとセロトニンの量が減少します。フィルターが薄くなるため、本来であれば弱い刺激として処理されるはずの感覚が、強い不快感や痛みとして感じられるようになります。
「疲れているときは体全体が痛みやすい」「生理前になると歯もしみる気がする」「ストレスが続くと体の感覚が鋭くなる」——こうした経験は、まさにセロトニンと自律神経の連動が体に出ている状態です。
副交感神経(ブレーキ側)が立ち上がると、体はリラックスモードに切り替わります。このとき、セロトニンの分泌も促進され、神経の過敏さが落ち着いてきます。
整体でできることは、体の緊張をゆるめることで副交感神経が立ち上がりやすい状態をつくることです。施術中に深い呼吸ができるようになる、体がじんわり温かくなる感覚がある、その場でうとうとしてしまう——こうした変化は、副交感神経が立ち始めているサインです。その状態をセルフケアで日常に持ち込めるようになることが、長期的な安定につながります。
実際に多いケース
知覚過敏で常若整骨院に相談される方には、いくつかの共通パターンがあります。
一つ目は、歯科での処置を受けているのに知覚過敏が繰り返すというパターンです。コーティング処置後しばらくは楽になるが、また戻ってくる。こういった方の多くは、日中の仕事や育児でずっと緊張しっぱなしで、夜も食いしばりや歯ぎしりが続いています。体全体の緊張が抜けないため、口まわりの神経も落ち着かない状態になっています。
二つ目は、長年「冷たいものや熱いものが歯にしみる」感覚に悩まされているパターンです。こういった方は食いしばりの自覚がないことが多いですが、触れると顎や側頭部の筋肉が固くなっていることがほとんどです。首や肩も同様に固まっており、体全体が慢性的な力みのパターンになっています。「うちのお母さんも同じだったから、自分もそういう体質だと思っていた」という方が少なくありませんが、体質ではなく積み重なった緊張が原因のことが多いです。
三つ目は、歯だけでなく体全体が刺激に敏感というパターンです。音が以前より気になる、服の素材が肌に刺さる感じがする、電車の中の混雑でぐったりする、少しの接触でも体が反応する——こうした全体的な過敏さは、自律神経の調節機能が長期間消耗してきたことが背景にあります。このタイプは「神経が細いのかな」と自己評価してしまいがちですが、神経の問題ではなく、体の疲弊への体のサインです。
3人の事例
以下の事例は、施術での変化の一例です。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
事例1:仕事のプレッシャーが続いていた30代の男性
建設会社に勤める男性。現場の責任者を任されてから、歯がしみる感覚が強くなり始めました。歯科でコーティング処置を受けると一時的に楽になりますが、数週間すると再び症状が戻ってくる繰り返しでした。
来院時、首と肩まわりが石のように固まっており、顎の筋肉にも強い緊張がありました。カウンセリングでは、毎日遅くまで仕事が続き、帰宅後も仕事のことが頭から離れず、眠りが浅い状態が半年以上続いていることがわかりました。「朝起きても顎がだるい」と話されており、夜中に強く食いしばっていることが推察されました。
施術は首・肩・横隔膜の緊張をゆるめ、顎まわりの力みを抜くことを中心に進めました。セルフケアとして、「日中、上下の歯を意識的に離す」習慣と、寝る前の深呼吸をお伝えしました。2週間ほど経った頃、「朝の顎のだるさが減ってきた」と変化を感じてもらえました。その後も定期的に続けるなかで、しみる感覚が気になりにくくなったと話されていました。
事例2:育児と家事で疲弊が続いていた40代の女性
2人の子どもを持つ女性。産後から「歯が全体的に敏感になった感じがする」という状態が続いていました。冷たいものを飲むたびに歯がしみ、アイスクリームが食べられなくなっていました。歯科では異常なしと言われており、「じゃあ何なんだろう」という気持ちで来院されました。
問診を通じて、産後から睡眠が分断されたままで回復できていないこと、日中は子どもの世話と家事に追われ、自分が休む時間がまったくないこと、体全体の回復力が落ちている状態であることがわかりました。「最後に体をゆっくり休めたのはいつか、思い出せない」という言葉が印象的でした。
施術では全身の緊張をゆるめることを優先しました。施術中、ものの数分で呼吸が深くなり、「こんなにゆるんだのは産前以来かもしれない」と話されました。定期的に通うなかで、徐々に歯への過敏さが落ち着いてきたと報告がありました。体が少しずつ「休める」ようになったことが、変化のきっかけでした。
事例3:長年どこに行っても変わらなかった50代の女性
10年以上、「体全体が刺激に弱い」という状態に悩まされていた女性。歯だけでなく、皮膚も敏感で少しの摩擦で赤くなる、突然の音でびくっとしてしまう、気圧の変化に体がついていけない——こうした全体的な過敏さがありました。複数の病院や整体院に行きましたが、根本的な変化が出ないまま何年も経っていました。
カウンセリングで聞いていくと、幼い頃から「場の空気を読みすぎる」タイプで、他の人より緊張やストレスを体に受け取りやすい傾向があること、長年ずっと「気を張り続けている」状態が続いていたことが浮かび上がりました。体が常に警戒モードになっており、副交感神経側に切り替わる機会がほとんどなかった状態です。
施術では、体の深い部分の緊張をゆるめることに時間をかけました。すぐに大きな変化は出ませんでしたが、3ヶ月ほど続けた頃、「以前より音が気にならなくなった」「皮膚の反応が落ち着いてきた」と話されました。「体がゆるむってどういうことか、初めてわかった気がする」という言葉が印象に残っています。長年の緊張が少しずつほどけていく過程でした。
自宅でできるセルフケア
知覚過敏のある方が日常でできることをお伝えします。地味に見えますが、毎日続けることで体の緊張パターンが変わりやすくなります。
まず、歯を離す習慣をつけてください。日中、気づいたときに上下の歯が触れているなら、意識的に少し離します。「リップを閉じて歯は離す」という状態が本来の安静位です。スマホを見るとき、仕事中、料理をしているときなど、気づいたら歯を離す。これだけで顎まわりの緊張が大きく変わります。
首と肩を冷やさないことも大切です。知覚過敏のある方の多くは、首と肩まわりの緊張が強くあります。冷やすと血流が落ちて神経の緊張が高まります。特に夜寝るときの首の冷えには気をつけてください。
深呼吸を1日3回行ってください。吸う時間より吐く時間を長くするのがポイントです。吸う4秒、吐く8秒を目安に、まず3回から始めてみてください。吐くことで副交感神経が立ち上がりやすくなります。
寝る1時間前にスマホを手放してください。画面の光と情報は交感神経を刺激し、眠りの質を下げます。浅い眠りは痛みへの感受性を高めます。眠りの質を守ることが、知覚過敏のケアにもなります。
湯船に肩まで浸かることをおすすめします。シャワーだけでは体の深い緊張はなかなか抜けません。ぬるめのお湯(38〜40度)に10〜15分浸かることで、副交感神経が立ち上がり、体の奥の緊張がゆるみやすくなります。週2〜3回でも続けると変化を感じやすくなります。
症状を責めないことも、体のケアのひとつです。「歯ぎしりしないようにしないと」「敏感にならないようにしないと」と意識しすぎると、かえって緊張が高まります。症状は体からのサインです。まず体を休めることを優先して、症状とのつき合い方を少しずつ変えていきましょう。
医療機関との連携について
知覚過敏の症状があるときは、まず歯科医院で診てもらうことを最優先にしてください。虫歯・歯周病・エナメル質の摩耗・咬合の問題など、歯科的な処置が必要な状態があるためです。整体はこれらの処置に代わるものではありません。
以下のような症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
歯や顎に強い痛みが急に出た場合、口まわりや顔に腫れがある場合、体のどこかに麻痺や進行するしびれがある場合、発熱を伴う場合、最近体重が急に変わった場合——こうしたサインがあるときは、整体の前に医療機関での確認が必要です。
また、知覚過敏に加えて、眠れない・不安が強い・気分が落ち込むといった状態が続いている場合は、心療内科や精神科への相談も選択肢に入れてください。整体は身体的な緊張をゆるめるサポートはできますが、精神科的な診断や薬の処方は医師が担うものです。
常若整骨院は、体の緊張をゆるめるサポートをしながら、必要に応じて歯科・医科・心療内科などの専門家と連携することを推奨しています。「整体だけで全てを解決する」という立場はとっていません。体全体を見渡す視点から、最適な選択肢を一緒に考えることが役割だと考えています。
FAQ・Q&A
Q1. 歯の知覚過敏と整体は関係あるのですか?
はい、深く関係しています。歯の知覚過敏の多くは、歯ぎしり・食いしばりによる歯への慢性的な圧力が一因になっています。歯ぎしりの多くは体の緊張と自律神経の乱れが原因です。整体では体の緊張をゆるめることで、歯への慢性的な圧力が軽減されやすくなります。ただし歯科的な処置の代わりにはなりませんので、歯科医院と並行してご利用ください。
Q2. 整体でどのくらい変化がありますか?
個人差が大きく、症状の背景や生活習慣によっても変わります。体の緊張が長年積み重なってきた方は変化に時間がかかりますが、1〜3ヶ月の定期的なケアのなかで「以前より気にならなくなった」という変化を感じる方が多くいます。回復を保証するものではありませんが、体の緊張が抜けることで体全体に変化が起きやすくなります。
Q3. 歯ぎしりが知覚過敏に関係していますか?
深く関係しています。歯ぎしりは歯に非常に強い圧力をかけ、エナメル質の摩耗と象牙質の露出を引き起こします。また顎まわりの筋肉に慢性的な緊張をもたらし、神経の過敏さを高めます。歯ぎしりはストレスと睡眠の質の低下が引き金になることが多く、体全体のケアが根本的な対策になります。
Q4. 体全体が刺激に敏感な場合も相談できますか?
はい、できます。音・光・触覚など体全体の過敏さは、自律神経の調節機能が疲弊していることと関係していることが多くあります。整体でできることは、体の緊張をゆるめて自律神経が切り替わりやすい体の土台をつくることです。まずカウンセリングで状況を詳しく聞かせてください。
Q5. 知覚過敏がある人は施術で痛みを感じますか?
痛みの感受性が高い方には、施術の強さを十分に調節して行います。強い圧力は逆効果になることがあるため、やさしいアプローチを中心に施術します。「強くないと効かない」という思い込みをお持ちの方もいますが、神経が過敏な状態にあるときはソフトな施術の方が変化を得やすいことが多くあります。
Q6. マウスピースをつけているのに改善しません。
マウスピースは歯を守るためのものであり、歯ぎしりそのものの力を止める効果はありません。そのため、マウスピースをつけていても食いしばりが続くケースはよくあります。食いしばりの根本にある体の緊張と自律神経の乱れにアプローチすることが、長期的な改善への道になります。歯科でのマウスピース装着と整体での体のケアを組み合わせることをおすすめします。
Q7. 更年期になってから知覚過敏がひどくなりました。
更年期はホルモンバランスの変化により自律神経が乱れやすく、全身の感覚が敏感になることがあります。歯の知覚過敏が悪化しやすい時期でもあります。体の緊張をゆるめ、自律神経が整いやすい体の土台をつくることが、この時期の体のケアとして役立つことがあります。更年期に関連する症状全体を含めてご相談ください。
Q8. ストレスが知覚過敏を悪化させるのですか?
はい、強い関連があります。ストレスが続くと交感神経が優位になり、痛みのフィルターとして機能するセロトニンの分泌が減少します。その結果、同じ刺激でも強く感じやすくなります。「仕事が忙しい時期だけ歯がしみる」「ストレスが溜まると体全体が過敏になる」という経験がある方は、このメカニズムが関係していると考えられます。
Q9. 妊娠中に知覚過敏がひどくなりました。
妊娠中はホルモンの変化で歯茎が敏感になりやすく、つわりによる胃酸が歯に触れて知覚過敏が悪化することもあります。妊娠中の体のケアは、まずかかりつけの産科医・歯科医に相談することを優先してください。整体を受ける場合は、妊娠週数と体の状態を確認した上で、対応を一緒に検討します。
Q10. 知覚過敏がある人が気をつける食事はありますか?
歯の知覚過敏がある場合、酸性の強い食品(炭酸飲料・柑橘類の摂りすぎ・酢の過多)はエナメル質をやわらかくするため、食後すぐの歯磨きは避ける方がよいです。東洋医学の観点では、甘いもの・小麦・乳製品の摂りすぎは体の炎症反応を高めやすいため、知覚過敏が強い時期は少し控えてみることも一つの選択肢です。
Q11. 子どもが知覚過敏のようです。整体で相談できますか?
年齢によって施術内容を調整して対応できます。子どもの知覚過敏には、酸性食品の過多・歯磨きの仕方・永久歯の生え替わりなど歯科的な原因も関わりやすいため、まず歯科での診察を最優先にしてください。体の緊張や自律神経のケアが必要と感じた場合は、お気軽にご相談ください。
Q12. 何回くらい通えばよいですか?
症状の強さや体の状態によって異なります。1〜2回でまず体の変化を感じていただき、その後のペースはカウンセリングを通じて一緒に決めていきます。最初のうちは2週間に1回程度のペースから始める方が多く、体が整ってきたら間隔を開けていきます。目標は「来なくても自分でケアできる状態」に近づくことです。
Q13. セルフケアだけでは難しいですか?
深く積み重なった体の緊張は、自力だけで抜くことが難しい場合があります。施術で体の「ゆるみ方」を実際に体感してもらい、その感覚をセルフケアで日常に持ち込んでいくという組み合わせが最も効果的です。まずカウンセリングでお話を聞かせてください。
まとめ
福岡市で知覚過敏に悩んでいる方へ。
「歯がしみるのは仕方がない」「体が過敏なのは体質だ」とあきらめてしまう前に、体の緊張と自律神経の状態を見直してみてください。
歯科での処置と並行して、体全体の力みをゆるめることで、知覚過敏の根本にある「神経の過敏さ」が落ち着いてくることがあります。急には変わらなくても、体の緊張がほどけていくにつれて、感覚の敏感さが少しずつ整ってくることを、多くの方が経験されています。
特に次のような状況にある方は、体へのアプローチを考えてみてください。
歯科での処置をしてもしみる感覚が繰り返す方。歯ぎしり・食いしばりを指摘されている方。慢性的なストレスや疲れが続いている方。体全体が刺激に敏感だと感じている方。どこに行っても根本から変わらないと感じている方。
一人で抱え込まず、まず体の緊張をゆるめることから始めましょう。カウンセリング・施術・セルフケアをセットで、体が回復しやすくなる土台づくりをサポートします。
院長プロフィール
冨高誠治(とみたか せいじ)
常若整骨院(福岡市)院長。整体師・東洋医学の専門家として施術歴20年。延べ25,000名を施術。
整体・気功・東洋医学を軸に、体と心の両面から施術を行う。「早く来なくてもよいように」を基本方針に、患者さんが自分で健康の舵を取れる状態を目指す。知覚過敏・自律神経の乱れ・慢性的な体の過敏さなど、複合的な症状にも対応。整体師向けの教育活動も行っている。











