食事で差がつく♪生理痛を軽くする食べ物・食べ方4つ
生理の時、食事はどうしていますか?
「いつも以上に食欲が出て、あれこれ食べちゃう」
「気持ち悪くて台所に立つのも苦痛…」
実は、食事によって生理痛がひどくなったり、軽くなったりするんです。
おいしく食べて、ブルーデイを快適に過ごしませんか?
生理痛を和らげる食べ物って?
生理痛をひどくする要因には、
①ストレス
②冷え
③内臓疲労
④骨盤まわりの筋肉が硬い
…などが挙げられます。
ですから、生理痛の時に食べ物を選ぶポイントは、
■ストレスを軽減する副腎皮質ホルモンを助ける食べ物
■体をあたためる食べ物
■内蔵に負担をかけず、強くしてくれるもの
■筋肉のコリや疲労を軽くする食べ物
ということになります。
ストレスを軽減する食べ物
人体は、副腎という臓器で作られている副腎皮質ホルモンによって、ストレスに対応しています。
生理前後にイライラしたり喜怒哀楽が激しくなりやすいのは、この副腎皮質ホルモンが生理による身体の変化の方に優先的に使われて、普段の生活のほうに回す分が少なくなるから。
ストレスに強くなる栄養素としては、ビタミンC、ビタミンB、マグネシウム、ビタミンEなどが挙げられます。
ストレスを軽くするオススメ食材
■キウイ・いちご・グレープフルーツ(ビタミンC)
■玄米・豚肉・納豆・レバー・卵(ビタミンB)
■納豆・イワシ・あさり(マグネシウム)
■アーモンド・アボカド・かぼちゃ(ビタミンE)
体をあたためる食べ物
生理前後は、温かいスープや味噌汁、ハーブティーや麦茶など、体を温めてくれるものがおすすめです。
逆に生野菜やスムージー、アイスコーヒーなどは避けたほうが無難。
体をあたためるオススメ食材
■しょうが、ねぎ等の薬味
■ごぼう、れんこん、にんじん・大根などの根菜
■昔ながら製法で作られた無添加の味噌・醤油・天然塩
■ノンカフェインのあたたかいお茶
内臓に負担をかけず、強くしてくれる食べ物
生理前~生理中は、子宮を収縮させ排血をうながすためのプロスタグランジンという物質が分泌されていますが、これが消化器官まで影響することもあり、普段よりも胃もたれや下痢・便秘をしやすい時期でもあります。
内蔵が最も疲労するのは食べ物を消化することです。
とくに添加物・揚げ物・炭水化物・甘い物・冷たいものは、すい臓~腸に大きな負担をかけます。
内臓を強くするには、温かくてよく煮込まれた野菜スープ、具沢山のお味噌汁などがおすすめです。
また、消化不良や胃もたれがひどいようなら、無理して食べず、1,2食抜いてしまうのも良い方法です。
内臓に負担をかけず、強くしてくれる食材
■かぶ、大根、キャベツ(胃もたれ、消化不良の時に)
■ごぼう、れんこん、にんじんなどの根菜(スープや味噌汁に)
■きのこ類
筋肉のコリや疲労を軽くする食べ物
子宮をはじめ、内蔵は筋肉でできています。
また、子宮は骨盤底筋群という筋肉のハンモックによって骨盤内におさまっています。
この子宮・子宮を支える筋肉が疲労して固くなると、ホルモン分泌がうまくいかず、生理痛、生理不順、PMSなどを引き起こします。
筋肉のコリや疲労を軽くする食材
■梅干し、酢、柑橘類、キウイ、いちご(クエン酸)
■ニンニク、長芋、納豆
あたたかくて子宮にやさしい食事で、毎日はもっと楽しくなる
いかがでしたか?
種類が多いようでもありますが、納豆や根菜など効果がかぶっているものもあるので、意外と取り入れやすい生理改善食。
ぜひ、お好きな食材からドンドン毎日に生かしてみてくださいね。