コントラバス奏者の左手を襲ったフォーカルジストニア

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


はじめて来院された50代男性。

お仕事で弦楽器の演奏をなさっていますが、3年前から左手の指のコントロールができなくなってきているそうです。

病院ではフォーカルジストニアと診断され、去年、左手の神経の位置を変える手術も受けていらっしゃいましたが、思うように治っていかず悩んでいたそうです。

 

今回のお悩み

■左手指のコントロールがうまくいかない

■尺骨神経を移行する手術を受けるも半年経ったが改善が見られない(手術した後、左肘につっぱりが残存)

■楽器を思うように弾けずにストレスがかかっている

 

…という様子でした。

 

可動域検査

首を右に倒した際に左の首に少し痛みが残っている程度。

■首、肩、肘の動きが悪い(左側)

 

調整

どこからやったらいい?

→肩

肩をよくするには?

→第5チャクラ

その奥に潜んでるものがある?

→胃酸

その奥に潜んでるものがある?

→糖化たんぱく質

その奥に潜んでるものがある?

→胸椎7番

その奥に潜んでるものがある?

→マヤズム(癌)腎臓

その奥に潜んでるものがある?

→細胞活性ティッシュソルト(マンガンソーファー:消化、吸収問題)

その奥に潜んでるものがある?

→ない

→細胞活性ティッシュソルト(マンガンソーファー:消化、吸収問題)のみを調整

 

この時点で、仰向けで寝ていた患者さんが「肩が落ちた気がする」と言ってました。

楽器を常に同じ姿勢で持つため、仰向けに寝た状態で左肩が浮いていたのが、柔らかくなりベッドにつくようになりました。

可動域もかなり改善しました。が、左肘を曲げようとすると手術痕が引っ張られ痛みが出ていました。

 

左肘を曲げた時の痛みを良くするには?

→肘の手術の癒着

その奥に潜んでるものがある?

→ハロカルバン(化粧品の防腐殺菌剤)

その奥に潜んでるものがある?

→マヤズム(結核)副腎

その奥に潜んでるものがある?

→金属(プラチナ)

その奥に潜んでるものがある?

→ない

→金属(プラチナ)のみを調整

 

この時点で、肘がほとんど痛みなく曲げれるようになりました。

 

指先まで神経伝達がうまくいくようにするには?

→ほこり

その奥に潜んでるものがある?

→知覚神経(後索内側毛体)

その奥に潜んでるものがある?

→暑邪

その奥に潜んでるものがある?

→糖化たんぱく質

その奥に潜んでるものがある?

→アレルギー物質(クヌギ)

その奥に潜んでるものがある?

→ない

→アレルギー物質(クヌギ)のみを調整

 

この時点で楽器を持つ時の姿勢・指のかたちをして頂いたところ、「かなり軽くなってる!」とおっしゃっていました。

 

おわりに

尺骨神経の移動手術を受けるなど、神経が原因にあるのではないかと考えられていた今回の症状でしたが、はじめのカウンセリング中に

「午前中はわりと調子がいいけど、午後から夕方になると調子が悪くなってくる」

とおっしゃっていたので、これは神経ではなく筋肉の方に原因があるのではないかと考えました。

筋肉は疲労を溜め込んでいくので、日中よりも夕方の方が調子が悪くなっていく特徴があります。

 

肩や肘などの筋肉に比重を置いて調整を行っていくと、思った以上に軽くなったようで、「なんだか違う、軽い!」と肩をクルクル回していらっしゃいました。

「明日の朝、楽器を持った時にどんな風に変化しているか、残ったり現れた痛みはないか、チェックして教えてくださいね」

とお伝えして、今日の施術は終了しました。

 


 

※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。

※まずは医師にご相談ください。