起立性調節障害 症例① がんばりすぎて起き上がれなくなった中二の男の子
起立性調節障害で来院した 中学2年生 男性
優しい感じで
お母さんがいうには 人の気持ちがわかりすぎて気をすごく使ってしまう。
小さい頃から何をやってもすぐ疲れてしまう。
がんばりすぎるとお腹が痛くなる。
以前は甘いもの・炭水化物(パン)をたくさん食べていたが、
最近は病院で指導をうけて気をつけるようにしていた。
毎日ヨーグルトを食べている。
調子が良かった頃は、きつくても「大丈夫」と言って、
学校を休まずがんばっていたが、
起き上がれなくなる日がだんだん多くなり、
週に一回学校に行ければよいほうになってしまった。
当院が何をやったかというと
セルフケアとしては
できる限り自分を最優先にして、気を使うのを極力減らしてもらった。
(気を使いすぎると腸が弱くなる→免疫が落ちる・体力が落ちる)
ヨーグルトを減らして味噌汁・漬け物の量を増やした。
(乳製品は日本人に合わないことが多い。)
小学校の頃やっていたが今は出来ていなかった絵を描く時間を増やしてもらった。
(自分の好きなことをやると腸が強くなり、免疫・体力が上がる)
きついときは無理しないで学校を休んでもらった。
(無理して体力なくなると、元に戻るのに時間がかかる)
施術は
小さい頃からすぐ疲れる・・・腸が疲れ切っているので元気にする。生命力を上げる。
起立性調節障害の特徴・・・心臓が疲れているので元気にする。
この男の子はこちらの素直に聞いてくれて、
毎回すごい回復力であっと言う間に回復してしまいました。
聞いてみると
家族には心配かけたくなかったから「大丈夫」と言っていたようです。
本当に優しい子です
当院に来院する起立性調節障害の子の特徴として
がんばりすぎる
気を使いすぎる
が多いです。
手を抜く & 気を使わない ことが改善への最短の道となります。