第6章

患者のリアルボイス：「もう駅で倒れない。外に出るのが怖くなくなった」

「また発作が来るんじゃ…」という恐怖との付き合い方

一歩踏み出せたのは、“話を聞いてくれた”から

「完治」ではなく「共存」へのシフトが気持ちを軽くする

整体で心が変わる？

そんなの、最初は正直信じていませんでした。

でも、あのときの自分が、どうしようもなく毎日を不安と恐怖の中で生きていたのは、確かです。

ここでは、実際に常若整骨院に通い始めた方の“生の声”をもとに、回復のプロセスを描きます。

「特別な人」じゃなく、どこにでもいる私たちの話。

だからこそ、あなたにもきっと重なるはずです。

「あの日、また駅で倒れると思った」——不安と恐怖のループから

20代・女性・会社員。

福岡市西新に住む彼女は、ある日突然、駅のホームで過呼吸を起こし、そのまま倒れてしまいました。

それまでも、漠然とした不安や息苦しさ、焦燥感を感じることはあったそうです。

でも「まさか自分が倒れるなんて」と、そこからすっかり電車に乗るのが怖くなってしまいました。

「朝になるとお腹が痛くなるんです。会社に行きたくないっていうより、“駅に行くのが怖い”。また倒れたらどうしようって、そればかり考えてしまって」

精神科で「パニック障害」と診断され、薬を飲み始めたものの、副作用で日中に眠気が強くなり、仕事に支障が出るように。そんなとき、家の近くで偶然見つけたのが常若整骨院だったといいます。

「ただ話を聞いてくれただけ」で、なぜか泣けた

初回のカウンセリング。

担当の先生は、彼女の話を何もさえぎらず、うなずきながらじっくりと聞いてくれました。

「それまで“気の持ちよう”とか“考えすぎ”って言われることが多くて…でも、先生は“ちゃんと理由があるんですよ”って言ってくれて。すごくホッとしたんです。」

施術はとてもソフトで、痛みもなければ、派手な動きもありません。

でも、終わった後に呼吸がしやすくなり、体がポカポカする感覚があったといいます。

少しずつ「調子のいい日」が増えていくということ

彼女は、通院を始めてから1ヶ月ほどで、短距離の電車移動ができるようになりました。

2ヶ月後には、駅のホームに立っても極度の不安を感じなくなり、3ヶ月経つ頃には、薬の量も少しずつ調整できるように。

もちろん、すべてが順調なわけではありませんでした。

波はあるし、「今日は無理だな」と感じる日もあります。

でも、それでも彼女は言います。

「“いつも通りに戻る”じゃなくて、“新しい自分のペースを見つけていく”って感じです。整体は、私にとってそのペースを作ってくれる場所でした。」

「治そう」ではなく「仲良くなろう」と思えるようになった

心の病を「治す」というと、まるで“元に戻らなきゃいけない”ように思えて、かえって苦しくなることがあります。

でも、整体に通う中で彼女が得た感覚は、「治す」よりも「付き合い方を知る」こと。

そして「付き合い方が分かれば、怖くなくなる」ということ。

常若整骨院は、そんなふうに“恐怖との距離感”を調整する場所でもあるのです。

第7章

「いつもの私」に戻るために、今できる一歩とは？：まずは自分のペースで始めよう

頑張らなくていい、でも諦めなくていい

まずは“無料相談”からでも大丈夫

自分を大事にできる場所がある、という安心

もし今、

「外に出るのが怖い」

「なんでもないときに急に苦しくなる」

「周りにわかってもらえないのが一番つらい」

——そんな思いを抱えているなら、まずは声を大にして伝えたいことがあります。

あなたは、悪くない。

そして、あなたは、ちゃんと回復していける。