「怠けてるの?」じゃない。起立性調節障害を東洋医学で根本改善[福岡・常若整骨院]
いつもの症状に悩まされている方へ、希望の光を。常若整骨院院長の冨高です。起立性調節障害でお悩みの皆さまに、東洋医学の知恵と現代科学を融合させた整体アプローチについてお伝えします。
目次
- 起立性調節障害とは?現代の若者を悩ませる”見えない苦しみ”
- なぜ薬だけでは改善しづらいのか?根本原因へのアプローチ
- 常若整骨院の起立性調節障害へのアプローチ
- 東洋医学から見た起立性調節障害 – 気・血・水のバランス
- 福岡の環境と起立性調節障害の関係
- 常若整骨院が選ばれる理由 – 他院との違い
- 早期来院の重要性 – 症状を長引かせないために
- 実際の施術の流れと効果
- 患者さんの回復事例
- 自宅でできるセルフケア
- よくある質問
- 常若整骨院へのアクセス情報
起立性調節障害とは?現代の若者を悩ませる”見えない苦しみ”
朝起きられない。立ち上がると目の前が真っ暗になる。頭痛や吐き気、だるさが一日中続く。これらの症状に悩まされていませんか?
起立性調節障害は、立ち上がったときに血圧が急激に下がり、脳への血流が一時的に減少することで起こる自律神経の乱れです。特に成長期の子どもや若者に多く見られ、学校生活や日常生活に大きな支障をきたします。
しかし、外見からは分かりにくいため「怠けている」「気のせい」と誤解されることも少なくありません。身体は本当に辛いのに、周囲の理解が得られない辛さが、さらに症状を悪化させる悪循環を生み出しています。
起立性調節障害の主な症状:
- 朝の強い倦怠感、起床困難
- 立ちくらみ、めまい
- 慢性的な頭痛
- 吐き気、食欲不振
- 過度の疲労感
- 集中力の低下
- 顔色の悪さ(蒼白)
これらの症状が単なる「怠け」や「気のせい」ではなく、身体からのSOSサインであることを、まず認識することが重要です。
なぜ薬だけでは改善しづらいのか?根本原因へのアプローチ
起立性調節障害の治療として、一般的に循環改善薬や血圧を上げる薬が処方されることがあります。これらは確かに症状を一時的に緩和する効果はありますが、根本的な原因に対処できているでしょうか?
私は東洋医学の観点から、起立性調節障害を「気の流れの停滞」と「水のバランスの乱れ」として捉えています。薬は一時的な対症療法として有効ですが、気の流れを整え、自律神経系のバランスを根本から調整するためには、身体全体へのアプローチが必要なのです。
現代社会における起立性調節障害の増加には、次のような要因が関わっています:
- 生活リズムの乱れ:夜更かしや不規則な食生活が自律神経を混乱させています。
- デジタルデバイスの過剰使用:スマホやゲームによるブルーライトの影響や首・肩への負担が自律神経を乱します。
- 学業・部活のストレス:過度な緊張状態が続くことで、交感神経優位の状態が長く続き、自律神経のバランスを崩します。
- 運動不足:適度な運動による血流促進や心肺機能の強化が不足しています。
- 心理的プレッシャー:「学校に行かなければ」という強迫観念が、さらにストレスを増加させています。
これらの要因は複雑に絡み合い、一人ひとり異なる形で症状として現れます。そのため、画一的な対症療法ではなく、個々の生活環境や身体状態に合わせたオーダーメイドのアプローチが必要なのです。
常若整骨院の起立性調節障害へのアプローチ
常若整骨院では、起立性調節障害を単なる「体の不調」としてではなく、「心身のバランスの乱れ」として包括的に捉えています。私たちの施術の特徴は次の通りです:
1. 徹底したカウンセリングによる根本原因の特定
初回来院時には、カウンセリングを行い、生活習慣や心理状態、身体の状態を丁寧に分析します。「なぜ」この症状が出ているのかを共に探り、真の原因を特定します。
例えば、ある中学生の患者さんは朝の起床困難に悩んでいましたが、カウンセリングの結果、夜間のスマホ使用による就寝時間の遅れと、部活動でのプレッシャーによる交感神経の過緊張状態が根本原因と分かりました。この発見がなければ、対症療法だけで終わっていたかもしれません。
2. 東洋医学の知恵を活かした「気・血・水」のバランス調整
東洋医学では、体内の「気」「血」「水」の流れが滞ることで様々な症状が現れると考えます。起立性調節障害の方は特に「気」の流れが停滞し、「水」のバランスが乱れているケースが多いのです。
当院では、ツボ刺激や手技療法を通じて気の流れを促進し、血液循環を改善します。これにより自律神経系が正常化し、起立時の血圧調節機能が徐々に回復します。
3. 気功エネルギー療法による生体エネルギーの活性化
私は10年以上気功を研究し、エネルギー治療の技術を磨いてきました。気功治療では、滞ったエネルギーの流れを整え、生命力を活性化します。
気功とは、単なる「気持ちいいマッサージ」ではなく、生体エネルギーの流れを整える科学的アプローチです。患者さんの気の流れを感じ取り、必要な部位に適切なエネルギーを送ることで、自然治癒力を高めていきます。
4. 身体構造の調整による自律神経バランスの回復
起立性調節障害の方は、頸椎(首の骨)や胸椎の歪みが見られることが多いのです。これらの歪みは自律神経が通る脊柱管を圧迫し、神経伝達に障害をもたらします。
当院では優しく安全な手技で脊椎の歪みを調整し、神経伝達の改善を図ります。特に頸椎と仙骨の調整は、自律神経のバランスを整える上で非常に重要です。
一度の施術で劇的な改善が見られる方もいますが、多くの場合は定期的な施術を通じて徐々に体質改善を図っていきます。時間はかかりますが、確実に根本から変えていくアプローチが、再発防止にもつながるのです。
東洋医学から見た起立性調節障害 – 気・血・水のバランス
東洋医学の視点から見ると、起立性調節障害は「気虚」「気滞」「水滞」という状態に深く関連しています。これを現代的に解釈すると次のようになります:
「気虚」- エネルギー不足の状態
「気」とは生命エネルギーのことです。気が不足すると、体を動かす力や機能を維持する力が弱まります。起立性調節障害の方は多くの場合、この「気虚」の状態にあります。
朝起きられない、疲れやすい、声が小さい、風邪をひきやすいなどの症状は、気虚の典型的なサインです。これは現代医学でいう「副腎疲労」や「慢性疲労」に近い概念と言えるでしょう。
気虚の状態では、立ち上がるという単純な動作でさえ、体に大きな負担となります。なぜなら、重力に逆らって血液を心臓から脳へ送り出す力が不足しているからです。
「気滞」- エネルギーの流れの停滞
「気滞」とは、気の流れが滞っている状態です。ストレスや緊張によって、エネルギーの流れが停滞すると、様々な不調が生じます。
特に胸部や横隔膜周辺の気の滞りは、深い呼吸を妨げ、自律神経の乱れを引き起こします。浅い呼吸は交感神経を優位にし、リラックスできない状態を作り出します。
当院では、特殊な手技で横隔膜や肋間筋の緊張を緩め、深い呼吸を促します。これにより副交感神経が活性化し、リラックス状態へと導きます。
「水滞」- 水分代謝のバランス異常
東洋医学では「水」の巡りも重視します。水分代謝のバランスが崩れると、むくみや頭痛、めまいなどの症状につながります。
起立性調節障害の方は、朝起きた時の頭痛や立ちくらみを訴えることが多いですが、これは水分の分布バランスの乱れが一因と考えられます。横になっている間に頭部に集まった水分(血液や組織液)が、立ち上がった時に一気に下方へ移動することで、一時的な脳虚血を起こすのです。
当院では、水分代謝を改善するツボ刺激や手技を用いて、水のバランスを整えていきます。特に脾臓や腎臓の機能を高めるアプローチは、むくみの改善や水分バランスの正常化に役立ちます。
陰陽五行の考え方に基づくと、起立性調節障害は「陰」が過剰で「陽」が不足した状態とも言えます。「陽」のエネルギーを高め、陰陽のバランスを整えることで、徐々に体質改善を図っていきます。
福岡の環境と起立性調節障害の関係
福岡市、特に早良区周辺の地理的・気候的特性は、起立性調節障害にどのような影響を与えているのでしょうか?
福岡特有の気候と起立性調節障害
福岡は湿度が高く、夏は蒸し暑い気候が特徴です。この高湿度は体内の水分代謝に影響を与え、むくみや頭重感を悪化させることがあります。特に梅雨時期や台風シーズンには、気圧の変動も加わり、自律神経の乱れが増幅されやすくなります。
また、福岡は盆地的な地形を持つエリアもあり、春には黄砂や花粉、夏から秋にかけては光化学スモッグなどの環境因子も自律神経に影響を与えます。これらは交感神経を刺激し、起立性調節障害の症状を悪化させる一因となり得ます。
福岡の学校生活と起立性調節障害
福岡市内、特に早良区周辺は教育熱心な地域として知られています。西南学院や福岡大学附属若葉高校など、学業レベルの高い学校が多く、子どもたちは勉強や部活動で大きなプレッシャーを感じています。
当院に来られる生徒さんからは、「受験のプレッシャーで眠れない」「部活と勉強の両立が難しい」といった声をよく聞きます。このようなストレスは自律神経のバランスを乱し、起立性調節障害の要因となります。
さらに、福岡市内の学校では部活動が盛んで、朝練や長時間の練習による睡眠不足や疲労蓄積が、自律神経の乱れを引き起こしている例も少なくありません。
福岡の交通環境と身体への影響
福岡市は公共交通機関が発達していますが、通学時の満員電車やバスでの長時間の立ち乗りは、起立性調節障害の症状を悪化させることがあります。特に西新駅周辺は学生の利用が多く、朝の通勤・通学ラッシュ時には、すでに体調不良を感じている子どもたちにとって大きな負担となります。
当院には西新駅から徒歩7分という好立地を活かし、学校帰りに立ち寄れる時間帯(12:00~20:00)で営業しています。祖原バス停からはすぐの場所にあり、体調が優れない日でも通いやすい環境を整えています。
福岡の食生活と自律神経
福岡は「食の街」として知られ、豊かな食文化を持っています。しかし、博多ラーメンや屋台料理など、塩分や油分の多い食事が自律神経に影響を与えることもあります。特に成長期の子どもたちは、コンビニ食やファストフードに偏りがちで、必要な栄養素が不足しがちです。
当院では、東洋医学の観点から、福岡の気候や環境に適した食生活のアドバイスも行っています。「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」に着目し、自律神経を整える食習慣を提案しています。
常若整骨院が選ばれる理由 – 他院との違い
起立性調節障害の治療法は様々ありますが、常若整骨院が多くの患者さんから選ばれる理由、他院との違いをご説明します。
1. 独自の「常若式気功整体法」による総合的アプローチ
当院では、私が10年以上研究してきた「常若式気功整体法」を用いています。これは東洋医学の知恵と現代西洋医学の知識を融合させた独自の施術法です。
多くの整体院やマッサージ店では、筋肉の緊張緩和や骨格調整に焦点を当てていますが、当院では気の流れを感知し、エネルギーレベルでの調整も行います。これにより、表面的な症状だけでなく、根本的なエネルギーバランスの回復を目指します。
気功整体では、手をかざすだけで体の状態を把握し、エネルギーレベルでの不調を感知します。「どこが悪いのか分からない」という漠然とした不調も、エネルギーの観点から原因を特定できるのです。
2. 徹底した個別カウンセリングによる原因特定
起立性調節障害は、同じ症状でも原因は人それぞれ異なります。当院では初回に徹底したカウンセリングを行い、生活習慣や心理状態、家庭環境なども含めた総合的な分析を行います。
多くの医療機関では時間的制約から、症状に対する対症療法が中心となりがちです。しかし当院では、なぜその症状が出ているのか、根本的な原因を突き止めることに重点を置いています。
「朝起きられない」という同じ症状でも、スマホの夜更かしが原因の子もいれば、親との関係性のストレスが原因の子もいます。画一的な対応ではなく、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの解決策を提案します。
3. 予防医学としてのアプローチ
当院は「治す」だけでなく「予防する」ことを重視しています。症状が改善した後も、再発防止のためのセルフケア指導や生活習慣のアドバイスを行います。
特に起立性調節障害は、学校や家庭環境の影響を受けやすいため、保護者の方へのアドバイスも重要です。お子さんの自律神経を整える家庭環境づくりについても、具体的な提案をしています。
4. 科学的根拠に基づいた説明と分かりやすいメタファー
当院では、東洋医学の概念を現代科学の観点から説明し、誰もが理解できるようにしています。「気」や「陰陽」といった概念も、自律神経や内分泌系の働きと関連付けて説明します。
例えば、「気の流れ」は自律神経系の働きや生体電流の流れとして、「陰陽バランス」は交感神経と副交感神経のバランスとして説明します。難しい医学用語ではなく、分かりやすいメタファーを用いることで、お子さんでも理解できる説明を心がけています。
「体は川のようなもので、気の流れが滞ると、川に石や倒木が積もって水の流れが悪くなるのと同じです」といった例えを用いて、視覚的にイメージできるよう工夫しています。
早期来院の重要性 – 症状を長引かせないために
起立性調節障害は、早期対応が非常に重要です。なぜ今、常若整骨院に来院すべきなのか、その理由をご説明します。
悪循環を断ち切るタイミングを逃さない
起立性調節障害は、放置すると悪循環に陥りやすい特徴があります。症状により学校を休みがちになると、さらに「学校に行かなければ」というプレッシャーが高まり、ストレスが増大します。そのストレスがさらに自律神経を乱し、症状を悪化させるという悪循環です。
この悪循環は、初期の段階で適切な対応をすることで断ち切ることができます。症状が軽いうちに対処すれば、短期間で回復する可能性が高まります。しかし、症状が慢性化すると、回復までに時間がかかるだけでなく、不登校や引きこもりなどの二次的な問題に発展するリスクも高まります。
思春期・成長期は体質改善の絶好のチャンス
12~18歳頃の思春期・成長期は、身体が大きく変化する時期であり、同時に体質改善のチャンスでもあります。この時期に適切なケアを受けることで、将来的な健康基盤を築くことができます。
逆に言えば、この時期に不調を放置すると、成人後も慢性的な自律神経の乱れを抱える可能性が高まります。成長期の今だからこそ、体質から変えていくアプローチが効果的なのです。
学業への影響を最小限に
起立性調節障害による欠席や集中力低下は、学業に大きな影響を与えます。特に受験を控えた中学生や高校生にとって、体調不良による学習の遅れは深刻な問題です。
早期に適切なケアを受けることで、症状の悪化を防ぎ、学業への影響を最小限に抑えることができます。当院では学校生活との両立を重視し、登校できる状態を最優先目標としています。
季節の変わり目は症状が悪化しやすい
福岡の気候は、梅雨入りや夏の高温多湿、秋の気圧変動など、季節の変わり目に自律神経に大きな負担をかけます。特に5~6月の梅雨入り前後と、9~10月の秋の気圧変動期は、起立性調節障害の症状が悪化しやすい時期です。
こうした時期を前に、自律神経のバランスを整えておくことで、季節の変化に強い体づくりができます。今から対策を始めることで、症状が悪化しやすい時期を乗り切るための備えができるのです。
今日から変われる具体的なアドバイス
当院では初回施術からすぐに実践できる、具体的なセルフケア法をお伝えします。「明日からできること」を明確にすることで、一日も早く症状の改善に向かうお手伝いをします。
例えば、起床時の「気の流れを活性化させる3分間ストレッチ」や、就寝前の「副交感神経を優位にする呼吸法」など、すぐに取り入れられる方法を具体的に指導します。
これらの理由から、「様子を見よう」と先延ばしにするのではなく、今すぐ行動に移すことをお勧めします。最初の一歩を踏み出すことが、回復への近道なのです。
実際の施術の流れと効果
常若整骨院での起立性調節障害に対する施術は、どのように行われるのでしょうか?実際の流れと期待できる効果をご紹介します。
初回来院時の流れ
- 詳細なカウンセリング 初めに、症状の詳細や生活習慣、心理状態などについて詳しくお聞きします。起立性調節障害の場合、身体的な症状だけでなく、学校生活や家庭環境も重要な情報となります。保護者の方にも同席いただき、お子さんの普段の様子をお聞きします。
- 気の流れの確認 私の特技である「気功診断」により、体内のエネルギーの流れを確認します。手をかざすだけで、エネルギーの停滞や不足している部位を特定できます。これは器械では測定できない、微細なエネルギーの状態を把握するための大切な工程です。
- 施術プランの説明 検査結果をもとに、お子さんの状態に合わせた施術プランをご説明します。期間や頻度、期待できる効果、ご家庭でのケアなど、総合的な回復計画をお示しします。
- 初回施術 カウンセリングと検査の後、その日から施術を開始します。初回は特に緊張されている方が多いので、優しい手技から始め、体の反応を見ながら徐々に深い施術へと進めていきます。
具体的な施術内容
- 気功による生体エネルギーの活性化 手をかざしたり、軽く触れたりしながら、滞った気の流れを整えます。一見すると「何もしていないように見える」この施術ですが、実は生体エネルギーレベルでの深い調整が行われています。多くの患者さんが「温かさを感じる」「体が軽くなる感覚がある」と表現される、当院独自の技術です。
- 気功による自律神経の調整 首の後ろ、背中、腹部など、自律神経の中枢や神経叢がある部位を中心に、優しい手技で緊張を緩めていきます。特に起立性調節障害の方には、副交感神経を活性化させるための頸椎調整と、交感神経の緊張を和らげるための胸椎調整を重視しています。
- エネルギーによる気血水のバランス調整 東洋医学の経絡理論に基づき、自律神経のバランスを整えるツボを刺激します。特に「足三里」「三陰交」「神門」などの重要なツボを丁寧に刺激することで、気血水のバランスを整えます。
施術の効果と変化の過程
多くの患者さんが、初回施術後から「体が軽くなった」「頭がすっきりした」といった変化を実感されます。しかし、起立性調節障害の完全な回復には、継続的な施術が必要です。一般的な変化の過程は次のようになります:
初期段階(1~3回目の施術)
- 施術直後の一時的な症状緩和
- 睡眠の質の改善
- 起床時の倦怠感の軽減
中期段階(4~10回目の施術)
- 朝の起床がやや楽になる
- 立ちくらみの頻度や強さが減少
- 頭痛や吐き気の減少
- 日中の活動可能時間の延長
後期段階(11回目以降)
- 朝の起床がスムーズになる
- 立ちくらみがほとんど起こらなくなる
- 学校生活への適応力の向上
- 体質改善による総合的な健康状態の向上
もちろん、これらは一般的な例であり、個人差があります。症状の重さや期間、体質、生活環境などによって、回復の速度は異なります。当院では、お子さん一人ひとりの状態に合わせたペースで施術を進めていきます。
施術頻度と期間の目安
起立性調節障害の施術頻度は、症状の重さによって異なりますが、一般的には次のようなペースをお勧めしています:
- 重度の場合:初月は週2~3回、2ヶ月目以降は週1~2回
- 中程度の場合:初月は週1~2回、2ヶ月目以降は週1回または隔週
- 軽度の場合:週1回から始め、改善に応じて隔週や月1回に
多くの場合、3~6ヶ月の継続的な施術で明らかな改善が見られますが、完全な体質改善には6ヶ月~1年程度かかることもあります。症状が改善した後も、数ヶ月に1回のメンテナンス施術をお勧めしています。
患者さんの回復事例
実際に常若整骨院で施術を受けられた起立性調節障害の患者さんの事例をご紹介します。(個人情報保護のため、一部内容を変更しています)
事例1:中学2年生女子Aさん(14歳)の場合
来院前の状況:朝起きられず、週に2~3日学校を休んでいた。立ち上がると必ずめまいがし、頭痛と吐き気も頻繁にあった。病院で起立性調節障害と診断され、薬を処方されたが、あまり効果を感じられなかった。
原因:カウンセリングの結果、夜遅くまでのスマホ使用、学校でのストレス(友人関係)、栄養バランスの偏り、首の歪みによる自律神経への影響が主な要因と判明。
施術内容:週1回のペースで気功整体を中心に施術。特に首の歪みの調整と腹部の気の流れの改善に重点を置いた。同時に、スマホの使用時間制限や食生活の改善をアドバイス。
経過:
- 3回目:朝の起床がやや楽になり、頭痛の頻度が減少
- 8回目:立ちくらみがかなり減少し、週に1日休む程度に改善
- 15回目:ほぼ毎日登校できるようになり、体育の授業も参加可能に
- 6ヶ月後:すべての症状がほぼ消失し、部活動(バレー部)にも復帰
Aさんの声:「最初は半信半疑でしたが、施術を受けるうちに確実に体が楽になっていきました。今では朝もスッキリ起きられるし、友達と遊ぶ体力もついて、本当に感謝しています。」
事例2:高校1年生男子Bくん(16歳)の場合
来院前の状況:中学3年生の秋から症状が出始め、高校入学後に悪化。朝は起きられるが、1~2時間目で強い倦怠感とめまいに襲われ、保健室で休むことが多かった。特に部活動(サッカー部)での立ち仕事や運動後に症状が悪化していた。
原因:部活動と学業の両立によるストレス、成長期の急激な身長増加による自律神経への負担、胸郭出口症候群(首や肩の筋肉が神経や血管を圧迫する状態)による血流障害が主な要因。
施術内容:週1回のペースで、肩甲骨周りの筋肉の緊張緩和、胸郭の調整、気の流れの改善を中心に施術。同時に、自宅でできるストレッチや深呼吸法を指導。
経過:
- 5回目:午前中の倦怠感がやや軽減し、授業に集中できる時間が増加
- 10回目:立ちくらみの頻度が大幅に減少し、部活動も途中で休むことなく参加可能に
- 4ヶ月後:ほとんどの症状が改善し、学校生活に支障がなくなった
Bくんの声:「整体を受けるようになってから、体が軽くなった感じがします。特に肩と首のこりがなくなったことで、頭痛も減りました。部活も思いっきりできるようになって本当に良かったです。」
事例3:小学6年生女子Cさん(12歳)の場合
来院前の状況:3ヶ月前から朝の起床困難と頭痛が始まり、次第に悪化。最近では週に3~4日学校を休むようになり、外出もほとんどしなくなっていた。低血圧傾向があり、立ちくらみも頻繁に起こっていた。
原因:成長期特有のホルモンバランスの変化、小学校から中学校への進学への不安によるストレス、骨盤の歪みによる血液循環の不良が主な要因。
施術内容:週2回のペースで、骨盤調整、副交感神経の活性化、腎のツボ刺激を中心に施術。両親にも家庭での対応方法や環境調整についてアドバイス。
経過:
- 3回目:睡眠の質が改善し、朝の目覚めがやや良くなる
- 7回目:頭痛の頻度と強さが減少し、半日は学校に行けるようになる
- 12回目:ほぼ毎日登校できるようになり、立ちくらみも大幅に減少
- 3ヶ月後:症状のほとんどが消失し、中学校への進学への不安も軽減
両親の声:「娘が元気を取り戻し、笑顔で学校に行けるようになったことが何よりの喜びです。単なる施術だけでなく、家庭での対応方法まで丁寧に教えていただき、本当に感謝しています。」
これらの事例は、起立性調節障害が単なる「怠け」ではなく、様々な要因が複雑に絡み合った身体的・心理的な症状であることを示しています。適切な施術と環境調整、生活習慣の改善によって、必ず改善できる症状なのです。
自宅でできるセルフケア
起立性調節障害の改善には、施術と並行して自宅でのセルフケアも重要です。常若整骨院がお勧めする、自宅でできる効果的なケア方法をご紹介します。
1. 朝の起床を助ける「気の活性化」習慣
目覚めのタイミングを整える
まず、目覚める30分前に部屋を明るくする準備をしましょう(タイマー付きのカーテンや照明が便利です)。光は体内時計を調整し、起床ホルモンであるコルチゾールの分泌を促します。
目覚め時の「三元気法」
目が覚めたら、すぐに起き上がらず、布団の中で次の動作を行います:
- 深呼吸:腹式呼吸を3回行い、体内の気の流れを活性化させます。
- 指揉み:両手の指先を揉みほぐします。指先には多くの経絡(気の通り道)の終点があり、ここを刺激することで全身の気の流れが良くなります。
- 丹田意識:おへその下3cmほどの位置(丹田)に意識を集中させ、その部分が温かくなるようにイメージします。丹田は気のエネルギーセンターで、ここを活性化させることで朝の目覚めが良くなります。
これらを行った後、ゆっくりと体を起こします。突然起き上がらず、一度横向きになってから徐々に起き上がることで、立ちくらみを防げます。
2. 自律神経を整える食習慣
朝食の重要性
起立性調節障害の方は特に朝食が重要です。寝ている間に低下した血糖値を正常に戻し、脳へのエネルギー供給を確保します。朝食を抜くと、さらに血圧が下がりやすくなります。
理想的な朝食の組み合わせ
- 温かい食べ物:冷たい食べ物は胃腸に負担をかけます。温かいスープや味噌汁から始めましょう。
- 良質なタンパク質:卵や納豆、ヨーグルトなどの良質なタンパク質は、血糖値の安定に役立ちます。
- 適度な塩分:起立性調節障害の方は、特に朝は適度な塩分摂取が血圧維持に役立ちます(低血圧の方の場合)。
間食のタイミングと内容
血糖値の急激な変動は自律神経を乱します。3時間ごとの少量の間食(ナッツ類やチーズなど)で、血糖値を安定させましょう。特に午後の低血圧時(14時~16時頃)には、軽い間食が効果的です。
3. 睡眠の質を高める習慣
就寝前の「風呂・食・光」ルール
- 入浴時間:就寝の1~2時間前に、38~40度のぬるめのお湯に15分程度浸かります。これにより体温のリズムが整い、良質な睡眠に繋がります。
- 夕食時間:就寝の3時間前までに済ませましょう。消化活動は交感神経を活性化させるため、就寝直前の食事は避けます。
- 光環境:就寝1時間前からはスマホやパソコンなどのブルーライトを避け、暖色系の間接照明に切り替えます。
就寝前の「3分間副交感神経活性呼吸法」
- 仰向けに寝て、両手をおへその上に軽く置きます。
- 鼻から4秒かけてゆっくり息を吸い、7秒間息を止め、8秒かけて口からゆっくり息を吐きます。
- これを5回繰り返します。
この呼吸法は、副交感神経を優位にし、リラックス状態に導きます。実践すると、入眠時間が短縮され、睡眠の質が向上します。
4. ストレス管理と心のケア
「5分間の心の浄化」習慣
毎日5分間、静かな場所で次の瞑想法を行います:
- 目を閉じて、自分の呼吸だけに意識を集中させます。
- 息を吸うときに「静」、吐くときに「心」と心の中で唱えます。
- 雑念が浮かんでも気にせず、再び呼吸に意識を戻します。
この簡単な瞑想法により、自律神経のバランスが整い、ストレス耐性が高まります。
感情の「見える化」
ノートに今日の感情や出来事を書き出す習慣をつけましょう。特に「今日感じた不安や心配」と「今日あった良かったこと」を毎日記録します。これにより感情が整理され、心の負担が軽減します。
5. 効果的な運動法
「朝の3分間気の流れ活性化体操」
- 肩回し:前回し10回、後ろ回し10回。肩周りの気の流れを促進します。
- 腰ひねり:立った状態で、両手を腰に当て、左右にゆっくりひねる動作を10回ずつ。腰周りの気の流れを促進します。
- 足首回し:座った状態で、足首を内回し・外回し各10回ずつ。下半身の血液循環を促進します。
「夕方の気血巡りウォーキング」
夕方16時~18時の間に、20分程度の軽いウォーキングを行います。この時間帯は一日の中で体温が高くなる時間で、運動効果が高まります。歩く際は、足の裏全体で地面を意識して踏みしめるように歩くと、足裏の反射区が刺激され、全身の気血の流れが良くなります。
これらのセルフケアは、施術との相乗効果で起立性調節障害の改善を加速させます。もちろん、個々の状態に合わせたアドバイスが必要ですので、詳しくは当院でのカウンセリング時にお伝えします。
よくある質問
Q1: 起立性調節障害は何科に行けばいいのですか?
A: 小児科や内科で診察を受けるのが一般的です。しかし、薬による対症療法だけでなく、根本的な原因にアプローチするためには、整体院や整骨院での施術も効果的です。当院では医療機関と並行して通院されている方も多くいらっしゃいます。東洋医学と西洋医学、それぞれのアプローチを組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。
Q2: 整体で起立性調節障害は本当に改善するのですか?
A: はい、適切な整体施術により多くの方が改善しています。起立性調節障害の主な要因である自律神経の乱れは、脊椎の歪みや筋肉の緊張と深い関係があります。特に頸椎や胸椎の調整は、自律神経の働きを正常化する効果があります。さらに、東洋医学の気・血・水の考え方に基づいた施術により、身体全体のバランスを整えることが可能です。当院では多くの起立性調節障害の方が改善を実感されています。
Q3: 何回くらい通えば効果が出るのでしょうか?
A: 症状の重さや期間、体質などにより個人差がありますが、一般的には3~5回の施術で何らかの変化を感じる方が多いです。軽度の場合は1~2ヶ月(週1回ペース)、中程度の場合は2~3ヶ月、重度の場合は3~6ヶ月の施術で明らかな改善が見られることが多いです。ただし、体質から変えていく根本的な改善には、6ヶ月以上かかる場合もあります。初回のカウンセリング後に、お子さんの状態に合わせた施術計画をご提案します。
Q4: 薬を飲みながら整体を受けても大丈夫ですか?
A: はい、問題ありません。むしろ、薬による対症療法と並行して整体による根本的なアプローチを行うことで、相乗効果が期待できます。当院に通われている方の多くは、医療機関での治療と並行して施術を受けられています。ただし、どのような薬を服用されているかを初回カウンセリング時にお知らせいただくことが大切です。
Q5: 学校を休んでいる子どもでも受け入れてもらえますか?
A: もちろんです。当院には不登校や保健室登校の状態から回復された方も多くいらっしゃいます。むしろ、学校に行けないほど症状が重い場合こそ、早めの対処が必要です。施術時間は12:00~20:00となっており、午前中に調子が悪くても午後からの来院が可能です。お子さんの状態に合わせて柔軟に対応しますので、ご安心ください。
Q6: 起立性調節障害は自然に治るのを待てばいいのではないですか?
A: 確かに、成長とともに自然に改善するケースもあります。しかし、放置することで症状が長期化したり、不登校などの二次的な問題に発展するリスクもあります。また、自律神経の乱れが体質として定着してしまうと、成人後も様々な不調に悩まされる可能性があります。特に思春期・成長期は体質改善の重要な時期ですので、適切なケアを受けることをお勧めします。
Q7: 体重が増えて肥満気味ですが、関係ありますか?
A: 起立性調節障害と体重増加には関連があることがあります。活動量の低下による消費カロリーの減少、ストレスや気分の落ち込みによる過食、自律神経の乱れによる代謝低下などが要因として考えられます。当院では、体重管理も含めた総合的な健康アプローチを行っています。適切な食事指導と徐々に活動量を増やすプログラムで、健康的な体重管理をサポートします。
Q8: 親としてどのようにサポートすればいいですか?
A: お子さんの症状を「気のせい」や「怠け」と判断せず、身体からのSOSサインとして受け止めることが重要です。過度なプレッシャーを与えず、体調に合わせた生活リズムを整えてあげてください。特に、起床・就寝時間、食事時間の一貫性は重要です。また、お子さんの話をしっかり聞き、心理的なストレスがある場合は、その解消策を一緒に考えましょう。当院では保護者の方へのアドバイスも行っていますので、ご家庭での対応でお悩みの点があればご相談ください。
Q9: 他の病気の可能性はないのでしょうか?
A: 起立性調節障害の症状は、貧血や甲状腺機能異常、心疾患など他の疾患の症状と類似している場合があります。まずは医療機関での診断を受けることをお勧めします。当院では初回カウンセリング時に詳細な問診と検査を行い、必要に応じて医療機関への受診をお勧めしています。安全性を最優先に考え、適切な対応を心がけています。
Q10: 遠方に住んでいますが、通院できますか?
A: 遠方からも多くの方が通院されています。特に症状の重い初期は週1~2回の通院が理想的ですが、交通事情などを考慮して、2週間に1回などのペースでも対応可能です。その場合は、自宅でのセルフケア方法をより詳しくお伝えし、通院の間の期間もケアを続けられるようサポートします。また、ご家族の送迎が難しい場合は、公共交通機関でのアクセス方法もご案内していますので、ご相談ください。
常若整骨院へのアクセス情報
所在地と連絡先
- 所在地:福岡市早良区祖原4-3
- 電話番号:092-836-6810
- 公式サイト:https://tocowaca.com/
アクセス方法
- 地下鉄をご利用の場合:福岡市営地下鉄空港線「西新駅」から徒歩7分
- バスをご利用の場合:西鉄バス「祖原」バス停すぐ
- お車でお越しの場合:近隣のコインパーキングをご利用ください。駐車料金は全額当院が負担いたします。(受付時にお申し出ください)
診療時間
- 平日・土曜:12:00~20:00
- 休診日:日曜・祝日
初回来院時のご案内
初回は丁寧なカウンセリングと検査を行うため、60分程度のお時間をいただいております。事前にお電話でのご予約をお願いいたします。予約の際に「起立性調節障害の施術希望」とお伝えいただくと、適切な時間枠をご案内できます。
お子さんへのメッセージ
「朝起きられない」「学校に行くのがつらい」「周りに理解してもらえない」…そんな思いを抱えているなら、一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたが感じている症状は決して「気のせい」ではありません。当院には同じような症状で悩み、そして改善していった多くの先輩たちがいます。必ず良くなる道があります。一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。
保護者の方へのメッセージ
お子さんの体調不良に心を痛めていらっしゃることと思います。「怠けているのでは」「甘えているのでは」という周囲の言葉に悩まされることもあるかもしれません。しかし、起立性調節障害は医学的に認められた病態であり、適切なアプローチによって必ず改善します。当院ではお子さんの症状だけでなく、ご家族の不安や悩みにも寄り添い、一緒に解決策を見つけていきます。まずはお気軽にご相談ください。
起立性調節障害でお悩みの方、ぜひ一度常若整骨院にご相談ください。東洋医学の知恵と現代科学を融合させた独自のアプローチで、あなたの健康をサポートします。一人で悩まず、専門家の手を借りることが回復への第一歩です。あなたの笑顔ある日常を取り戻すお手伝いをさせてください。
お問い合わせ・ご予約:092-836-6810(予約優先制)