高校生以来の自律神経失調症。カギは食生活と低気圧

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


今日はじめていらっしゃった、20代女性。

高校生の時から自律神経失調症に悩まされてきたそうです。

 

最初のお悩み


■頭痛

■冷え症

■倦怠感

■動悸

■腹痛

 

…という様子でした。

 

可動域検査


①座った状態で右肩を横から上げると途中で止まってしまう

②仰向けで右脚を上げ、力比べをするとまったく力が入らない

 

調整


体を元気にするのを邪魔しているものは?

→糖化たんばく質

→ストレス

→低気圧

→外邪(湿)

→活性酸素

 

今ある症状で一番先に調整しないといけないのは?

→倦怠感

倦怠感

→栄養素(鉄ミックス)

→知覚神経(後索内側毛帯)

→マヤズム(淋病・結核)心臓・肝臓

 

次に調整したほうがいいのは?

→腹痛

腹痛

→経絡(脾経)

→食中毒(アザスピロ酸)

→ホルモン(セクレチン:小腸ホルモン)

 

今日はこれでいい?

→はい

 

この時点で①右肩の動き、②右足の弱さ、両方がなくなりました。

右肩に関しては、お客様もビックリするくらいグルグル動くようになりました。

 

おわりに

自律神経はデリケートでありながら、体全体のはたらきに関わる神経です。

眠る、食べる、消化する、排泄するといった、健康の基礎部分をつかさどっています。

そんな基礎が揺るがされるのですから、周囲が思う以上に、自律神経の乱れはつらいもの。

 

自律神経のバランスを崩す要因は様々です。

よく言われる食生活やストレスの他、気候や内蔵の不調も挙げられます。

このお客様は、糖化タンパク質や活性酸素といった食生活部分、低気圧や外邪といった気候変動への反応が多く出ていました。

これらの要因をひとつひとつ取り除き、体は強く・受け皿は小さくしていくことで、同じ状況になっても自律神経が乱れにくい体を作っていきます。

 

自律神経のバランスを崩す要因

食生活

甘いもの・炭水化物(摂り過ぎると腸の調子が落ちる)

乳製品の摂り過ぎ(日本人には合わない事が多い)

お酒の量が多い(ストレスをお酒で発散すると肝臓が徐々に疲れてきます)

外食・お惣菜が多い(添加物が多い。出来たら旬の食材を使った手作りや個人でやっている店に行ってください)

食事の量・回数が多い(お腹が空いてないのに時間で食べている方は要注意。

お腹空いたということは内臓が食べていいという合図です。

あとは腹八分がおススメです。内臓への負担が減るので回復力が上がります)

 

気圧の変動

内臓・神経の調子が悪いと気圧の調節が上手くいかず、症状が出てしまうことがあります。