家系?遺伝?母・娘・息子に共通する気管の弱さには…

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


今日来院されたのは、常連さんご家族。

娘さんと息子さんは数回通っていらっしゃいましたが、「帰省中の次女も」とお連れ下さいました。

 

今回のお悩み

■肩コリ

■脚のむくみ、お肉がつきやすい

■姿勢

■骨盤のズレが気になる(歩いていると違和感がある)

 

…という様子でした。

 

可動域検査

①座った状態で肩を真横から上げると左肩の動きが悪い

②座った状態で骨盤を触ると右が硬く上がっている

③仰向けの状態でバンザイをすると左肩の動きが硬い

④仰向けの状態で脚の力比べをすると右の力が弱い

 

調整

どこからやるのが一番いい?

→右の仙腸関節

右の仙腸関節

→糖化たんぱく質

→マヤズム(乾癬、梅毒、結核)小腸、肺、気管

→低気圧

 

この時点で③右肩の動きの悪さ、④右足のちから弱さが改善。

 

次にどこをやったらいい?

→足のむくみ

足のむくみ

→内臓(腎臓)

→エリスロポイエチン(腎臓のホルモン)

→細胞活性ティッシュソルト(ナトリウムバイカーブ:新陳代謝)

 

座ってもらって検査すると、①左肩の動きの悪さ、②右骨盤の硬さとズレも消失。

 

 

おわりに


今日は、お母様とお子さん3人を連続して施術していきましたが、興味深いことに皆さん共通した「身体のクセ」がありました。

■マヤズムが気管・肺に出る

■骨盤は右が硬く、左肩が動きが悪い

■小さい頃、吸器系が弱かった

 

小さい頃に呼吸器系が弱かったのは、マヤズムが気管・肺にひそむ傾向があるからでしょう。

経絡のうち肺経は、胸~肩~手首へと通っています。

骨盤と肩は対角線上に結ばれた位置が連動していますから、肺経の通る左肩→右骨盤の硬さへと繋がったのかもしれません。

 

不調の家系や遺伝というと恐ろしい風に聞こえますが、マヤズムの考え方に則れば、

★疲れが溜まったり抵抗力が落ちた時に症状が現れる→疲れを流し、抵抗力を強くすればOK

★家系の弱りグセは放っておくと受け継がれる→調整でこまめに消していけば次世代に持ち越さない

…ということでもあります。

 

ご家族が大きい病気になると、「自分もそうなるかもしれない」という恐れを抱くこともあるでしょう。

ですが、そうならないための対策は、施術・セルフケア共に沢山あります。

小さな不調も大きな病気も、防ぐことはできるもの。

不安になったときは、ぜひお気軽にご相談ください。

 

※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。

※まずは医師にご相談ください。