食品の合う・合わないが丸わかり!私専用<食べ物のメリット・デメリット表>

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


「○○の症状を治したくて食事に気をつけたいけど、情報が沢山ありすぎてどれが本当だかわからない!

「私の場合、何を食べて良くて何を食べちゃいけないの?」

常若整骨院では、そんなご相談をよくいただきます。

そんな時、まず最初の対策としては、症状×食事傾向からご自分に向いている食事法を探ということをオススメしています。

 

そこからさらにもう一歩踏み込んで、ぜひ試してみて頂きたいのが「自分の身体が何を食べるとどうなるか観察してみる」こと。

これによって、大事なイベント前の体調不良を避けたり、日々の健康維持にとっても便利な自分専用の「食べ物のメリット・デメリット表」を作ることができるんです!

 

何を食べるとどうなる?を観察する方法

もし、肌荒れ・下痢・じんましん・疲労感・イライラ・不安など、決まった症状に悩まされているなら、食事との関連性を見つけるチャンスです。

 

①症状が出る・ひどくなる前に、どんな食事をとったかチェックする。

②同じような食事をした時に再び症状が出れば、食事の影響である可能性が高い。

③食事をさらに細分化して、どの食材からどのような影響を受けているかを見つける。

④食材とその影響はノートなどに書き留めておき、普段から避けるようにしたり、とくに大事なイベントの前には食べないようにするなどの対策をとる。

 

これを症状別、または食べ物別に行っていくと、自分専用の「食べ物のメリット・デメリット表」が出来上がります。

■アレルギーというほどではないけれど、食べると調子が悪くなる

■すぐに症状がでるわけじゃないけど、生理痛やPMSが重くなる

■症状とは思ってなかったけど、やたら落ち込んだりイライラしたり不安になる

こんなことも食べ物の影響である可能性があります。

 

実例:筆者の場合は…

はじまりは、「フェイスラインに湿疹が出てかゆい!」という悩みでした。

季節の変わり目(梅雨、晩秋)にとくに出やすくなりますが、毎日というわけではありません。

そこで、どういう時に湿疹が出るだろう?ということを観察していると、パンやうどんを食べた翌日であることがわかりました。

「そうか、小麦粉のせいだったのか!」

そこに気が付いてからは食べ物の影響が身体にダイレクトに現れることが面白くなり、症状が出るデメリット食品だけでなく、食べると調子が良くなるメリット食品も見つけるようになっていきました。

結果、出来上がったのが以下の表です。

 

食材 メリット デメリット 対策
小麦粉 湿疹 食べたい時は週一程度。米粉で代用。
牛乳 湿疹 飲みたい時は週一程度。豆乳やアーモンドミルクで代用。
砂糖 疲労感・不安感 料理にはみりん、甘味にはハチミツを使う。
はちみつ 喉が潤う まれに唇に湿疹 喉の痛み、声枯れの時に。
牛肉 消化がいい 食べ過ぎでお腹が冷える 常食は避ける。
豚肉 まれに腹痛・吐き気 常食は避ける。羊肉で代用。
鶏肉 まれに吐き気・PMS促進 毎日は食べない。
サーモン 油分が多いと吐き気 天然ものを選ぶ。油を落として食べる。
サンマ 油分が多いと吐き気 油を落として食べる。
マグロ まれにだるさ・疲労感 常食しない。
ニンニク 胃もたれ・お腹を壊す 香りづけに使う。
生姜 温熱・湿邪対策 摂りすぎで胃に負担 毎日ほどほどに摂る。
梅干し 体力底上げ 毎日一粒。
大根 風邪・消化 生で胃薬代わり・ハチミツ大根でのど薬代わり。
コーヒー 頭痛に効く 胃が荒れる 偏頭痛がひどい時に。

 

こうしてメモするようにしてから、「週末はでかける予定があるから、今週は小麦粉モノはやめとこう」「頭痛がするから少しだけコーヒーを飲もう」といった選択がしやすくなりました。

 

オマケ:食べ物以外にも、自分を下げるもの・上げるものをメモしてみる

食べ物以外にも、体調に影響するものは沢山ありますよね。

そういったものも同じように観察・発見・メモしておくと便利です。

以下の例は、筆者の気分転換メモです。

 

気分転換 シチュエーション 備考
お茶 どこでも リラックス
ベランダでお茶 リラックス
推理小説 家・休み時間 センタリング
美容室 休み時間 気分を上げる
入浴剤 リラックス
新しい下着 気分を上げる
ジムに行く 休み時間 発散
言いまつがいを読む どこでも 気分を上げる・笑う
メモに書きなぐる どこでも 発散
カラオケ 発散
丹田呼吸&瞑想 どこでも センタリング・リラックス

 

 

まとめ

「健康と食事に関する情報がありすぎて、どれが本当だかわからない!」

「私は一体何を食べて、何を食べない方がいいの!?」

そう思ったら、まずはご自分の身体が何を食べた時にどうなるか、観察してみてください。

 

■症状がひどくなる時、どんな食事をしていたか?

■その食事を再現してみたとき、同じように症状が出たら、食べ物の影響大。

 

困ったことを引き起こすデメリット食品・調子を良くするメリット食品をまとめて、自分専用の<食べ物のメリット・デメリット表>を作っておけば、症状を避けることができるようになってきます。

自分を見つめる・掘り下げることが一番の近道です。