アトピー、頭痛、栄養失調…その不調の原因、リーキーガット症候群かも?

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


「なんだか最近、プツプツやアトピーが出てる」

「お腹の調子がイマイチで、身体がスッキリしない」

「気持ちが落ち込んだり、ホルモンバランスが乱れてる気がする…」

もしそんな風に体調を崩しているなら、それはリーキーガットが原因かもしれません。

 

リーキーガット症候群とは

リーキーガット症候群とは、腸(Gut)が漏れている(Leaky)状態のこと。

日本語では腸管壁浸漏症候群といい、腸に穴が空いてしまい、様々な不調の原因を作ります。

腸には免疫機能・体のバリア機能・消化吸収・排泄などの重要な役割がありますが、リーキーガット症候群になるとこれらの機能が低下していきます。

とくに免疫機能は大きなダメージを受けます。腸には全免疫系のうちの7割が集中しており、ここからアレルギー・自己免疫不全などの不調につながります。

 

リーキーガット症候群が引き起こす症状

リーキーガット症候群は単なる腸の不調にとどまらず、体中にいろいろな症状を引き起こします。

 

お肌の症状

・アトピー

・湿疹

・吹き出物

・蕁麻疹

・ニキビ

・疥癬

・乾癬

・抜け毛、白髪

・肌のかゆみ、乾燥

 

お腹の症状

・下痢

・便秘

・消化不良

・げっぷ

・お腹が張る

・腸炎

 

その他の症状

・ぜんそく

・アレルギー

・栄養失調

・頭痛

・うつ状態

・不安症

・慢性疲労

 

リーキーガット症候群の原因

腸に穴が空いてしまう最大の原因は、食生活や嗜好品にあります。

■精製炭水化物

■小麦粉のグルテン

■甘いもの

■アルコールやカフェイン

■食品添加物

 

お薬の常用も、腸内環境を荒らしてしまいます。

■頭痛や歯痛の根絶治療をせず、痛み止めでごまかし続けている

■ちょっと熱があるとすぐに抗生物質を出してもらう

 

こういった生活を続けていると、腸内の善玉菌がどんどん減ってしまいます。

すると、カンジダ菌をはじめとした日和見菌(腸内環境の良い時はおとなしいが、悪くなると活性化する菌)が「善玉菌の見張りがなくなった!」と増え始め、腸内を傷つけ、リーキーガット症候群になってしまうのです。

 

リーキーガット症候群から抜け出すには

腸に負担をかけるものを摂らないことと、腸を助けるものを摂ることが大切です。

 

①腸に負担をかけるものを摂らない

・甘いもの

・氷入りの冷たい飲み物、アイスクリーム

・小麦粉

・パン

・アルコール

・コーヒー

・添加物の入った調味料、加工食品

これらは腸内の善玉菌を死滅させたり働きを鈍らせ、日和見菌を増殖させてしまいます。

リーキーガットに限らず、「ちょっと調子が悪いな~」と言う時は意識的に減らすのがオススメです。

 

②腸を助けるものを摂る

・昔ながらの作り方をした味噌

・きちんと発酵しているぬか漬け

・キャベツ、にんじん、玉ねぎなどの野菜

・納豆

これらは善玉菌を増やすことで日和見菌を駆逐し、リーキーガットからの回復を促します。

 

③自律神経整体を受ける

自律神経整体は、内臓や神経へのアプローチを得意としています。

体にはもともと自己治癒能力があります。が、それが何かの原因でうまく働かなくなっているために、傷ついた腸が回復せず、リーキーガット症候群になってしまいます。

「何が原因でリーキーガットになったのか」

「腸の回復を妨げているものは何か」

「どこにアプローチすれば回復が早くなるか」

などを、神経・内臓・骨格・筋肉・ストレスやトラウマ・生活環境・食事・過去のケガや病気などから細かく検査し、必要な所に必要なだけの施術を行ないます。

すると本来の自己治癒能力が発揮され、どんどんリーキーガットから回復していきます。

 

常若整骨院でリーキーガットのケアをされた方の声

 

腸は体の要。いたわりすぎるほどいたわって吉!

食べ物、環境、大気、ストレス…普通に生活しているだけでも、腸に負担をかけてしまうのが当たり前の現代。

でも、それを「仕方ない」「当たり前」で済ませてしまってはいけません。不調は異常であって、健康なのが当たり前なんです。

健康を当たり前にするには、まず腸をいたわること。いたわりすぎるほどいたわって、ようやく回復力が不調を追い越すと思っていいかもしれません。

「もしかして私もリーキーガット症候群かも…」と思ったら、お気軽にご相談くださいね。