学校の授業中、人混みで気持ち悪くなる原因は1年前のトラウマ

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

来年は東京の大学に行きたいと勉強をがんばっている、高校三年生の女の子。

今回の症状

毎日学校や塾に行くだけでも頭痛・気分が悪くなってしまい勉強に身が入らない。

地下街やバスや教室など閉鎖された空間に入ると気分が悪くなる

 

初診時の検査

■股関節が硬い

■骨盤外に開き気味

■頭がむくんでいる

 

患者さんに人混み・閉鎖的な空間が苦手になったきっかけを聞いたところ…

1年前に東京に旅行に行き、地下街に入ったところ、天井がかなり低く圧迫感があったそうです。時間が経つにつれ気分が悪くなり意識を失ってしまいました。

それからこの症状が出るようになったとのことです。

 

今回の施術

1年前のトラウマを消すには?

→ダイレクト

→患者さんにその時のことをイメージしてもらい直接トラウマを除去

 

まだ残ってる?

→残ってる

 

消すには?

→子宮

 

子宮に感情がこもっている?

→こもっている

 

何の感情?

→バッチフラワー(ミムラス…恐れや不安を乗り越えて成長でき、落ち着いて対処できる)

 

まだやることはある?

→ない

 

この症状はどれくらい出ない?

→一週間

 

再検査をしたところ症状は改善。

患者さん「足が地にぴったり着いている感じ。頭がすっきりしている」とのこと。

あと何回かで症状は消えますと説明して終了。

 

解説

トラウマ → 頭・子宮 → 子宮の靭帯が硬くなり引っ張り骨盤が硬くなる → 副交感神経がうまく働かない

 → 気分が悪くなる

…という流れで体調を崩していました。

 

子宮は感情とリンクしていてストレス・トラウマなどを溜めていくと婦人科疾患の症状が出ることもあります。

子宮筋腫や卵巣嚢腫の原因の多くはストレス・トラウマから始まります。

 

東洋医学的に心包経や腎経が深く関与してます。

心包経は生殖器と心臓(ストレスや頑張りすぎ、女性性の否定など)

腎経は腎臓(生命力の低下、恐怖や心配など)

 

ストレス発散・趣味などでご機嫌で過ごし溜め込み過ぎないようお気をつけください。