長年の臨床経験の中で、多くの方々の心身の不調と向き合ってきましたが、近年、特に深く、そしてお悩みが深刻化していると感じるのが、起立性調節障害（OD）と、それに伴う「朝の気温差に弱い」という症状です。「朝、部屋が寒いと体が全く動かせない」「少しでも冷えると、めまいや吐き気がひどくなる」「体調を崩す原因が、いつも朝の気温差にある気がする」……そんな切実な声を聞くたびに、人生の大切な時期に病の苦しみに直面しているお子さんと、そのご家族の痛みに、私自身の心が締め付けられる思いです。現代医学では、起立性調節障害は自律神経の乱れ、気温差に弱いことは温熱調節機能の不調として捉えられ、それぞれ専門的なアプローチが取られますね。もちろん、専門的な医療は非常に大切ですし、適切な治療を受けていらっしゃる方も多いでしょう。

しかし、東洋医学の視点から見ると、起立性調節障害もそれに伴う「朝の気温差に弱い」という症状も、単に別々の問題として捉えるだけでなく、体の中の「気（き）」や「血（けつ）」、そして五臓六腑のバランスが深く関わっていることが見えてきます。今日は、そんな起立性調節障害における「朝の気温差に弱い」という苦しみを東洋医学でどう捉え、そして私が長年実践してきた気功の知見を交えながら、皆さまのお子さんが心のざわつきを鎮め、内なる安心感と健やかさを取り戻し、朝から元気に活動できるための一助となれば幸いです。

起立性調節障害の東洋医学的な理解：気の乱れと臓腑の機能失調

まず、起立性調節障害について、東洋医学の基本的な考え方からお話ししましょう。現代医学では、立ち上がった際に脳への血流が一時的に低下することで、めまい、立ちくらみ、頭痛、倦怠感、吐き気などの症状が現れる病態とされています。

東洋医学には「起立性調節障害」という直接的な病名はありませんが、その症状の背景にあるメカニズムを、体内の「気（き）」や「血（けつ）」、そして五臓六腑のバランスの乱れとして捉えます。

• 気の不足（気虚）：気は生命活動のエネルギーであり、体を温め、持ち上げ、臓腑の働きを維持する力です。気が不足すると、体を立ち上げる力が弱まり、脳への気の巡りも不十分になるため、めまい、立ちくらみ、倦怠感、朝起きられないといった症状が現れやすくなります。

• 血の不足（血虚）：血は全身に栄養を与え、精神活動を支える物質です。血が不足すると、脳への栄養供給が不十分になり、めまい、立ちくらみ、動悸、顔色不良、記憶力低下などを引き起こします。

• 陰の不足（陰虚）：陰は体の潤いや物質的な要素を指します。陰が不足すると、相対的に陽（熱）が優位になり、ほてり、口の渇き、動悸、不眠、あるいは精神的な不安定さとして現れることがあります。

これらの気血陰の不足に加え、以下の臓腑の機能失調が深く関わっていると考えます。

• 心（しん）の機能失調：心は精神活動と血脈を司ります。心気や心血が不足すると、精神が不安定になり、血を全身に巡らせる力も弱まるため、動悸、めまい、不安感、不眠などを引き起こします。

• 脾（ひ）の機能失調（脾気虚）：脾は消化吸収を司り、後天的な気血を生み出す源です。脾の機能が低下すると、気血が十分に生成されず、全身のエネルギー不足に陥ります。食欲不振、倦怠感、顔色不良などを伴い、朝起きられない、立ち上がれないといった症状の大きな原因となります。

• 腎（じん）の機能失調（腎精不足、腎陽虚）：腎は生命の源であり、先天の精を貯蔵し、骨や脳の働き、そして体を温める陽気を司ります。腎精が不足すると、脳の栄養が不足し、めまい、耳鳴り、集中力低下などを引き起こします。また、腎陽が不足すると、体が冷え、活力が低下し、朝起きられない、体がだるいといった症状が強まります。

• 肝（かん）の気の滞り（肝鬱）：ストレスや感情の抑圧は、肝の気の巡りを滞らせ、全身の気の流れを乱します。頭痛、腹痛、イライラ、あるいは精神的な不安定さとして現れることがあります。気の巡りが滞ることで、臓腑間の連携がうまくいかず、自律神経の乱れを助長します。

起立性調節障害における「朝の気温差に弱い」状態：東洋医学的な読み解き

さて、ここからが本題です。起立性調節障害のお子さんたちが経験する「朝の気温差に弱い」という状態は、単なる体質の癖として片付けられない、深い心身のバランスの乱れが背景にあると、東洋医学では考えます。この気温差への過敏さが、症状を長引かせ、回復を妨げる大きな要因となるのです。

この「朝の気温差に弱い」状態は、まるで家の中の暖房や冷房が壊れていて、少しの外気温の変化にも対応できず、住人（体）が体調を崩してしまうようなものです。内側からの体温調節機能がうまく働いていないのです。

「朝の気温差に弱い」という症状の背景には、主に以下の東洋医学的な状態が複合的に絡み合っていると考えられます。

1. 腎陽虚（じんようきょ）と脾陽虚（ひようきょ）：体を温める「陽気」の不足

   • 東洋医学において、腎は体を温め、活動させる「陽気」の根源であり、脾は消化吸収を司り、後天的に体を温めるエネルギーを生み出します。

   • 起立性調節障害のお子さんの中には、生まれつき体が冷えやすい体質であったり、慢性的な疲労、睡眠不足、冷たいものの摂りすぎ、過度なストレスなどによって、この腎陽や脾陽が消耗しているケースが非常に多いです。

   • 陽気が不足すると、体全体が冷えやすくなり、特に朝方、気温が下がることで、体がさらに冷え込み、気血の巡りが滞ります。これにより、朝起き上がれない、体がだるくて動かせない、手足が冷たい、めまい、吐き気といった症状が強く現れます。

   • 体温調節機能がうまく働かないため、少しの気温変化にも敏感に反応し、体調を崩しやすくなるのです。

   • 以前、中学2年生のお子さんが「冬の朝が本当に地獄。布団から出た瞬間に体がゾクゾクして、めまいと吐き気がする。夏でもエアコンで冷えすぎると具合が悪くなるんです」とお話しされていました。彼は顔色が青白く、手足も常に冷たく、まさに腎陽虚と脾陽虚による冷えと気温差への弱さが顕著でした。

2. 気虚（ききょ）と衛気（えいき）の不足：「体表の防御力」の低下

   • 気は生命活動のエネルギーであり、臓腑の働きを維持するだけでなく、体表を巡り、外からの寒気や暑さといった邪気から体を守る「衛気（えいき）」としても働きます。

   • 起立性調節障害のお子さんは、脾気虚などにより気全体が不足していることが多く、この衛気も弱くなりがちです。衛気が不足すると、体表の防御力が低下し、外気温の変化（特に朝の冷え込み）を直接体に受けてしまい、自律神経が過剰に反応し、症状を悪化させます。

   • 汗をかきやすいのに体が冷えやすい、風邪をひきやすい、といった症状も伴うことがあります。

3. 肝鬱気滞（かんうつきたい）と自律神経の乱れ：ストレスが気温差への過敏さを増幅

   • ストレスや感情の抑圧は、肝の気の巡りを滞らせ、「肝鬱」を引き起こします。肝の気が滞ると、全身の気の流れがスムーズでなくなり、自律神経のバランスが崩れます。

   • 自律神経の乱れは、体温調節機能にも影響を与え、気温差への適応能力を低下させます。特に、朝のプレッシャーや学校に行けないことへのストレスは、肝の気の滞りをさらに悪化させ、気温差による体調不良を増幅させる要因となります。

   • 頭痛、腹痛、イライラ、あるいは精神的な不安定さとして現れることもあります。

4. 心血虚（しんけつきょ）と心神不安（しんしんふあん）：心の栄養不足による「不安」の増幅

   • 心血の不足は、心神を不安定にさせ、漠然とした不安感や不眠を引き起こします。体調が悪いことへの不安、特に「このまま朝起きられなかったらどうしよう」という不安感が、自律神経の緊張をさらに高め、気温差への過敏さを強めることがあります。

   • 些細な気温変化が、身体的な不調と結びついて、精神的な不安を増幅させる悪循環に陥ります。

このように、起立性調節障害における「朝の気温差に弱い」状態は、単なる寒がりや体質の癖だけでなく、東洋医学的な視点からは、腎陽虚や脾陽虚による陽気の不足、気虚による衛気の低下、肝の気の滞りによる自律神経の乱れといった、複数の臓腑の機能失調と気の異常な巡りが複雑に絡み合って生じていると考えることができます。だからこそ、表面的な症状の緩和だけでなく、体の中から根本的にバランスを整え、体を温め、外気への適応力を高める東洋医学的なアプローチが有効なのです。

気功が導く、心身の調和と「気温差への適応力」の回復への道筋

私が長年、多くのお子さんとその親御さんに指導し、その効果を実感してきたのが気功です。気功は、呼吸、姿勢、そして意識を合わせることで、私たちの中に流れる気を整え、心身のバランスを取り戻す養生法です。薬のように即効性があるわけではありませんが、継続することで、根本的な体質改善へと導いてくれます。手技は一切使いませんが、その効果は多くのお子さんや親御さんが証明しています。

起立性調節障害において「朝の気温差に弱い」ことにお悩みの方にとって、気功はまさに心強い味方となり得るでしょう。その理由は、気功が東洋医学的な根本原因に直接アプローチし、体を温め、気の巡りをスムーズにし、自律神経のバランスを整えることに特化しているからです。

1. 腎陽と脾陽を補い、体を温め、活力を回復する：

   • 気温差への弱さの根本原因である陽気の不足に対して、気功は非常に有効です。気功の呼吸法とゆったりとした動作は、脾胃の機能を高めて後天的な陽気を生成し、また腎の機能を高めて腎陽を養うことにもつながります。

   • 腎陽と脾陽が補われることで、体が内側から温まり、体温調節機能が向上します。これにより、朝の冷え込みに体が順応しやすくなり、朝起き上がる力が湧き、日中の活動に意欲が持てるようになります。

2. 衛気を養い、体表の防御力を高める：

   • 気功の実践は、全身の気を充実させ、体表を巡る衛気を強化します。衛気が強くなれば、外からの寒気や暑さといった邪気から体を守る力が向上し、気温差による体調不良を防ぐことができます。

   • これにより、朝の冷え込みに過敏に反応することが減り、めまいや吐き気といった症状が軽減されるでしょう。

3. 気の巡りを整え、肝の気の滞りを解消し、自律神経を安定させる：

   • 気温差への過敏さは、自律神経の乱れと深く関連します。気功のゆったりとした動きと深い呼吸法は、全身の気の巡りをスムーズにし、停滞した気を流し、体の中心へと落ち着かせるのに役立ちます。

   • 肝の気の滞りが解消されれば、ストレスによる自律神経の乱れが整い、体温調節機能が安定します。精神的な緊張感やイライラといった感情も穏やかになり、症状が改善に向かいます。

4. 心神を安定させ、精神的な不安を和らげる：

   • 体調が不安定なことへの不安は、気温差への過敏さを増幅させます。気功の瞑想的な要素は、雑念を払い、心を落ち着かせ、内なる平和を取り戻すことができます。

   • 心が穏やかであれば、精神的な余裕も生まれ、些細な気温変化にも動揺しにくくなります。これは、自分から行動を起こすための自信と安心感につながります。

継続的な気功の実践は、その方（お子さん）の体質そのものを良い方向へと導き、「朝の気温差に弱い」状態を改善してくれるでしょう。良い土壌ができれば、自然と良い作物が育つように、体質が改善すれば、本来の活き活きとした日常を送れるようになるのです。

日常でできる養生と気功のヒント：気温差に負けない健やかな日常のために

起立性調節障害における「朝の気温差に弱い」状態を改善し、健やかな日常を取り戻すために、日常生活でできる養生と、手軽にできる気功のヒントをお伝えします。これは、ご自身で実践できる「セルフケア」の柱となるものです。

食養生で心身の土台を作る：体を温める食事

食事は、私たちの体を作り、気を生み出す源です。特に腎陽と脾陽を補い、体を温め、気血を生成し、肝の気をスムーズにし、体内の湿熱を減らす食事を心がけましょう。

• 体を温める食材：生姜、ネギ、ニラ、ニンニク、シナモン、唐辛子などの香辛料（適量）、羊肉、鶏肉、牛肉、エビ、カツオなど。特に朝食には温かいスープや味噌汁を摂るようにしましょう。

• 腎を補い、体を温める食材：黒ごま、黒豆、くるみ、山芋、海藻類（特に昆布、わかめ）、エビ、豚肉、羊肉など。腎陽を補う効果が期待できます。

• 気血を補う食材：米、もち米、山芋、なつめ、竜眼肉（ドライフルーツ）、ほうれん草、人参、卵など。これらは脾胃の機能を高め、気血を生成し、朝の目覚めや日中の活動に必要なエネルギーを供給します。特に、ゆっくりと煮込んだおかゆやスープは、消化吸収が良く、心身に優しくエネルギーを供給します。

• 刺激物を避ける：冷たい飲み物、生野菜、冷たい果物、アイスクリーム、生魚（刺身）などは体を冷やすため、控えめにしましょう。日中に12杯の冷たいジュースを飲んでいるお子さんも、温かいお茶や白湯に切り替えることが大切です。

• 規則正しい食事：毎日決まった時間に食事を摂ることで、胃腸のリズムが整いやすくなります。寝る前の食事は消化器系に負担をかけ、熱をこもらせるので、就寝の2～3時間前までには済ませるのが理想ですし、軽い消化の良いものにしましょう。

心身のリラックスを促す習慣：自律神経と体温調節を整える

気温差に負けない体を作るためには、心身がリラックスできる環境を整え、ストレスを適切に管理することが不可欠です。

• 朝の環境調整：朝、急に体を冷やさないよう、寝室の室温を調整する（エアコンのタイマー活用）、厚手の靴下や上着を準備しておく、温かい飲み物をすぐに飲めるようにしておくなどの工夫をしましょう。

• 質の良い睡眠を確保：睡眠は脳と体の回復に最も重要です。十分な睡眠時間を確保し、規則正しい睡眠リズムを心がけましょう。寝室は静かで暗く、適度な温度に保ちます。スマートフォンやパソコン、ゲームのブルーライトは脳を興奮させるため、寝る2時間前からは使用を控えるのが理想です。

• ストレス管理：ストレスは起立性調節障害と気温差への弱さの大きな引き金となります。学業、友人関係、習い事など、お子さんを取り巻くストレス要因を見つけて、可能な範囲で減らしてあげましょう。お子さんの話に耳を傾け、共感してあげるだけでも、心の負担は軽くなります。趣味の時間や遊びの時間を大切にしましょう。

• 規則正しい生活：毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。これはシンプルですが、体内時計を整える上で非常に重要です。週末の寝だめは、かえってリズムを崩してしまうことがあります。規則正しいリズムは、心身の安定につながり、体温調節機能の安定にも役立ちます。

• 軽い運動と自然との触れ合い：ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、軽い運動は気の巡りを良くし、心身のリラックス効果を高めます。特に、自然の中で行うウォーキングは、気の巡りを改善し、心を落ち着かせ、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。ただし、激しい運動は症状を悪化させることがあるので、無理のない範囲で、汗をかきすぎない程度にしましょう。

• 入浴習慣：就寝の1時間前くらいに、38～40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。湯船に浸かることで副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。体を温める入浴剤や、生姜を入れるのも良いでしょう。

気功で気を巡らせ、心を穏やかに、活力を回復：ご自身でできる実践法

ここでは、ご自宅で簡単にできる気功のヒントをいくつかご紹介します。難しい型を覚える必要はありません。大切なのは、呼吸と意識を集中させることです。無理のない範囲で、短い時間から始めてみてください。

1. 静坐瞑想：

   • 椅子に座るか、床にあぐらをかいて座ります。背筋を軽く伸ばし、肩の力を抜いてリラックスします。

   • 軽く目を閉じ、意識を呼吸に集中させます。鼻から息を吸い込み、口からゆっくりと吐き出す。

   • 呼吸のたびに、体が緩んでいくのを感じ、心の中のざわつきが次第に収まっていくのをイメージします。

   • 5分から始めて、慣れてきたら15分程度行ってみましょう。特にめまいや立ちくらみが気になる時、体が冷えている時、心が落ち着かない時に行うと、心が落ち着きやすくなります。

2. 抱球式の簡易版：

   • 軽く膝を緩めて立ちます。両腕を胸の前で軽く曲げ、まるで大きなボールを抱えているような形を作ります。

   • 肩の力を抜き、腕の間に空間があるのを意識します。

   • 呼吸は自然に任せ、体の中心に意識を集中します。

   • 数分間、この姿勢を保つだけでも、気の巡りが良くなり、心身が安定するのを感じられるでしょう。特に、朝体がだるくて動けない時や、体が冷えている時に試してみてください。

3. 吐納法：

   • 楽な姿勢で座るか、立ちます。

   • 鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹を軽く膨らませます。

   • 口をすぼめ、「フーッ」と細く長く息を吐き出します。息を吐き出す時に、体の中の不要なもの、ストレス、不安、胸の苦しさ、頭の重さ、そして体の冷えが全部出ていくイメージで行います。

   • これを10回程度繰り返します。特に体が冷えていると感じる時や、精神的な緊張がある時に行うと、リラックス効果が高まり、気の滞りが解消されやすくなります。

4. 足底への意識集中（グラウンディング）と「湧泉（ゆうせん）」の活性化：

   • 椅子に座るか、立った状態で、足の裏全体が地面にしっかりついているのを感じます。足の裏にある「湧泉（ゆうせん）」というツボ（足の指を曲げた時に一番くぼむところ）に意識を集中します。

   • 呼吸をするたびに、頭のてっぺんから新鮮な気が入り、湧泉から余分な気が抜けていくイメージを持ちます。

   • 特に、めまいや立ちくらみがする時、体がフワフワする時、あるいは体が冷えて地に足が付かないような感覚がある時に有効です。気を下に下ろす効果が期待できます。腎の気を補い、足元を温め、安定感を取り戻す助けになります。

起立性調節障害における「朝の気温差に弱い」という症状は、単なる気の持ちようの問題ではなく、心身全体の気の巡りや臓腑のバランス、特に体を温める陽気の不足が深く関わっている症状です。東洋医学の深い知恵と気功の実践を通して、ご自身の内なる力を引き出し、本来の健やかさと心の平和、そして気温差に負けないしなやかな体を取り戻すことができると信じています。

私もこの20年、多くのお子さんとご家族が、ご自身の体と心の声に耳を傾け、地道な努力を続けることで、気温差への弱さが和らぎ、症状が改善し、笑顔が増え、充実した日常を取り戻していく姿を目の当たりにしてきました。その回復力は、本当に素晴らしいものがあります。

あなたとあなたのお子さんも、ご自身の心と体に寄り添い、真の平穏への扉を開いてみませんか？