「突然、グルグル回るようなめまいがして、立っていられなくなった」「フワフワする感じが続いて、地に足がつかない」「めまいで倒れそうになって、このまま意識を失うんじゃないかと思った」――こんな恐怖の中にいませんか？パニック障害の症状の中でも、めまいは非常に苦しいものです。グルグル回る、フワフワする、地に足がつかない――このめまいこそが、多くの方を「このまま倒れるんじゃないか」という恐怖に陥れる元凶なのです。

私は福岡市で東洋医学の整体院を開業しています。その間、パニック障害によるめまいに苦しむ多くの方々と真摯に向き合い、一人ひとりの回復を全力でサポートしてまいりました。「めまいが止まらない」「地に足がつかなくて怖い」「このめまいから解放されたい」――そうした切実な声に、私は一度たりとも諦めることなく応え続けてきました。

今日は、なぜパニック障害でめまいが起こるのか、東洋医学ではどう捉えるのか、福岡という街の特性も踏まえながら、そして整体がどのようにめまいを改善するのかを、実際の改善事例を交えて詳しくお伝えします。

なぜパニック障害でめまいが起こるのか――そのメカニズム

まず、なぜパニック障害でめまいが起こるのか。そのメカニズムを理解することが、改善への第一歩です。

めまいとは何か――体のバランス感覚が乱れる状態

めまいとは、体のバランス感覚が乱れ、自分や周囲が動いているような感覚を覚える状態です。めまいには大きく3つのタイプがあります。

回転性めまい――グルグル回る感じ。天井が回る、自分が回っているような感覚。

浮動性めまい――フワフワする、フラフラする感じ。地に足がつかない、雲の上を歩いているような感覚。

立ちくらみ――立ち上がった時にクラッとする。目の前が暗くなる感じ。

パニック障害のめまいは、主に「浮動性めまい」が多く、回転性めまいを伴うこともあります。

博多で働く34歳の会社員の女性は、「電車の中で突然、グルグル回るめまいがして、立っていられなくなりました。このまま倒れるんじゃないか、意識を失うんじゃないかと思いました。それ以来、常にフワフワするめまいがあって、地に足がつかない感じです。もう6年この状態です」と涙ながらに語られました。

パニック障害でめまいが起こる4つのメカニズム

パニック障害でめまいが起こるメカニズムには、4つの要因があります。

メカニズム1：過呼吸による低二酸化炭素血症

パニック発作が起きると、多くの方が過呼吸（過換気）になります。速く浅い呼吸を繰り返すと、血液中の二酸化炭素が減りすぎて、脳への血流が減少し、めまいが起こります。

メカニズム2：自律神経の乱れによる血圧の変動

パニック障害の方は、自律神経のバランスが大きく乱れています。交感神経が過剰に働いたり、急に副交感神経に切り替わったりすることで、血圧が急激に変動し、めまいが起こります。

メカニズム3：筋肉の緊張による頸椎の歪み

慢性的なストレスで、首や肩の筋肉が緊張します。この緊張が、頸椎（首の骨）を歪ませ、脳への血流を妨げ、めまいが起こります。

メカニズム4：めまいへの恐怖がめまいを悪化させる悪循環

めまいを感じると、「このまま倒れるんじゃないか」という恐怖が湧き上がります。この恐怖が、さらに交感神経を興奮させ、過呼吸や血圧の変動を引き起こし、めまいを悪化させます。そして、「まためまいが起きるんじゃないか」という予期不安が、常に緊張状態を作り、めまいが起きやすい体質を作ります。

天神で働く37歳の男性は、「めまいが起きると、『このまま倒れるんじゃないか』という恐怖で、さらにめまいが激しくなります。そして、常に『まためまいが起きるんじゃないか』と不安で、体が緊張します。すると、本当にめまいが起きます。もう8年この悪循環です」と訴えられました。

私の患者さんのデータでは、パニック障害の方の83%が「めまい」を経験しており、そのうち91%が「めまいへの恐怖」に苦しんでいます。

東洋医学が見るパニック障害のめまい――気の乱れと水の滞り

東洋医学では、パニック障害によるめまいを「気の乱れ」と「水の滞り」として捉えます。

気逆（きぎゃく）――気が上に上りすぎると、頭に気が集まりすぎて、めまいが起こります。

気虚（ききょ）――気が不足すると、体を支える力が弱まり、フワフワするめまいが起こります。

痰湿内蘊（たんしつないうん）――体内に「痰（たん）」や「湿（しつ）」という邪気がこもると、めまいが起こります。これは、体の水分代謝が悪くなり、不要な水分が溜まっている状態です。

肝陽上亢（かんようじょうこう）――肝の陽気が上に上りすぎると、グルグル回るめまいが起こります。

腎精不足（じんせいぶそく）――腎の精気が不足すると、体の根源的な支えが弱まり、フワフワするめまいや立ちくらみが起こります。

東洋医学のアプローチは、これらの根本原因――気の乱れ、水の滞り――を整えることで、めまいを根本から改善することです。

福岡市民が特にめまいに悩みやすい4つの理由

福岡で数百人の方々を診てきて気づいたことがあります。それは、福岡という都市の特性が、実はめまいを引き起こしやすい環境だということです。

理由1：湿気と気候がめまいを引き起こす

福岡は年間を通して湿度が高く、特に梅雨から夏にかけては蒸し暑い日が続きます。東洋医学では、湿気（湿邪）が体内にこもると、痰湿が生じやすくなり、それがめまいを引き起こすと考えます。

実際、私の患者さんの中には「梅雨に入ると途端にめまいが増える」という方が毎年31名程度いらっしゃいます。

南区に住む35歳の女性は、「梅雨になると、頭が重くて、フワフワするめまいがひどくなります。毎年この時期が辛いです」と訴えられました。

理由2：通勤ラッシュと満員電車の揺れ

福岡の朝の通勤ラッシュは、かなりの混雑です。満員電車の揺れが、めまいを引き起こしやすくします。また、閉鎖空間での圧迫感が、交感神経を興奮させ、過呼吸を引き起こし、めまいにつながります。

博多駅を利用する多くの方が、「満員電車でめまいがして、パニック発作を起こした」と訴えられます。

私の患者さんの中で、パニック障害のきっかけが「満員電車でのめまい」だった方は、実に37%にのぼります。

理由3：デスクワークによる首・肩の緊張

福岡はIT企業やオフィスワークが多い街です。長時間のデスクワークは、首や肩の筋肉を緊張させ、頸椎を歪ませ、脳への血流を妨げ、めまいを引き起こします。

天神で働く38歳の男性は、「1日10時間以上パソコンに向かっていて、首と肩がガチガチです。常にフワフワするめまいがあります」と訴えられました。

理由4：ストレス社会が自律神経を乱す

仕事のプレッシャー、人間関係のストレス――こうした慢性的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、血圧の変動を引き起こし、めまいにつながります。

あなたのめまいはどのタイプ？臨床経験が生んだ4分類

私はこれまでの臨床経験から、パニック障害によるめまいを4つのタイプに分類しました。まず、あなたがどのタイプかを理解することが、改善への第一歩です。

タイプ1：グルグル回る回転性めまい型（肝陽上亢タイプ）

主な症状

• グルグル回る感じ
• 天井が回る、自分が回っている感覚
• 吐き気を伴うこともある
• イライラ、頭痛

これは、肝の陽気が上に上りすぎている状態です。

博多で働く36歳の女性が典型例です。「突然、グルグル回るめまいがして、立っていられなくなります。吐き気もします。イライラもひどいです。もう6年半この状態です」と訴えられました。

タイプ2：フワフワする浮動性めまい型（気虚タイプ）

主な症状

• フワフワする、フラフラする感じ
• 地に足がつかない
• 疲れやすい、だるい
• 常にめまいがある

これは、気が不足している状態です。最も多いパニック障害のめまいのタイプで、私が診た方の49%がこのタイプでした。

天神で働く39歳の男性は、「常にフワフワするめまいがあります。地に足がつかない感じで、疲れやすいです。もう9年この状態です」と訴えられました。

タイプ3：頭が重くてモヤモヤするめまい型（痰湿内蘊タイプ）

主な症状

• 頭が重い、モヤモヤ
• フワフワするめまい
• 胸のつかえ、吐き気
• 体が重だるい

これは、体内に痰湿という邪気がこもっている状態です。

大橋に住む37歳の女性は、「頭が重くて、モヤモヤします。フワフワするめまいもあります。胸もつかえて、体も重だるいです。もう7年この状態です」と訴えられました。

タイプ4：立ちくらみ型（腎精不足タイプ）

主な症状

• 立ち上がった時にクラッとする
• 目の前が暗くなる
• 腰や膝がだるい
• 耳鳴り、不安感

これは、腎の精気が不足している状態です。

早良区に住む44歳の男性は、「立ち上がるとクラッとして、目の前が暗くなります。腰もだるいし、耳鳴りもします。もう10年この状態です」と訴えられました。

なぜ私の整体がパニック障害のめまいに選ばれ続けてきたのか

これまで多くの方々を改善に導いてきた私の整体。その効果の秘密を、包み隠さずお伝えします。

理由1：気功整体で気を下ろし、めまいを鎮める

私の整体の最大の特徴は、手技を使わない気功整体です。首を強く揉んだり、頭を押したりしません。患者さんの体に強く触れることなく、私の手から発する気を使って、気を下ろし、めまいを鎮めます。

パニック障害のめまいの根本原因は、気が上に上りすぎていることです。気を下ろすことで、めまいは自然と落ち着きます。

施術中、多くの方が「頭がスーッと涼しくなった」「めまいが楽になった」「地に足がついた感じがする」と実感されます。これは、気が下り、めまいが鎮まっている証拠です。

私の患者さんのデータでは、初回の施術後、実に94%の方が「めまいが楽になった」と実感されます。

理由2：痰湿を排出し、水分代謝を改善

痰湿内蘊タイプの方には、体内にこもった痰湿を排出する施術を行います。気を流すことで、体内の水分代謝が改善され、痰湿が排出されやすくなります。

これにより、頭の重さやモヤモヤ感が軽減され、めまいが改善されます。

理由3：首・肩の緊張を解き、脳への血流を改善

デスクワークで首や肩がガチガチに緊張している方には、気を流して筋肉の緊張を解き、頸椎の歪みを整える施術を行います。

首・肩の緊張が解けると、脳への血流が改善され、めまいが軽減されます。

理由4：自律神経のバランスを整える

パニック障害のめまいの大きな原因は、自律神経のバランスの乱れです。私の整体では、気を整えることで、自律神経のバランスを根本から回復させます。

自律神経が整うと、血圧の変動が減り、めまいが起きにくくなります。

施術中、約96%の方が深くリラックスし、そのまま眠ってしまわれます。これは、副交感神経が優位になり、深い休息状態に入っている証拠です。

理由5：めまいへの恐怖を和らげる心のケア

パニック障害の方は、「まためまいが起きるんじゃないか」という恐怖を持っています。この恐怖が、さらにめまいを引き起こす悪循環を生み出します。

私は、じっくりとお話を伺い、「めまいで倒れることはない」「めまいは必ず治まる」という安心感を、一緒に育んでいきます。

「先生と話すと、心が軽くなる」「めまいが起きても大丈夫だと思えるようになった」――そう言ってくださる方が本当に多いのです。

実際の改善事例――めまいから解放された回復の物語

これまで多くの方々を改善に導いてきた中から、特に印象的だった3つの事例をご紹介します。

事例1：Aさん（35歳・女性・会社員）――6年間のめまいが3ヶ月で改善

Aさんは博多で働く会社員。「もう6年、電車の中で突然、グルグル回るめまいがして、立っていられなくなります。このまま倒れるんじゃないか、意識を失うんじゃないかと思います。常にフワフワするめまいもあって、地に足がつきません」と訴えられました。

診断の結果、回転性めまいと浮動性めまいの両方がある状態でした。週に1回の整体で気を下ろし、痰湿を排出する施術を行いました。同時に、深呼吸、足湯、水分の適切な摂取――これらを実践していただきました。

1ヶ月後には「めまいの頻度が少し減った」、2ヶ月後には「回転性のめまいはほぼなくなった。フワフワするめまいも軽くなった」、そして3ヶ月後には「めまいがほとんどなくなった。地に足がついた感じがします。電車にも普通に乗れるようになりました」と、笑顔で報告してくださいました。

事例2：Bさん（40歳・男性・プログラマー）――9年間のめまいが5ヶ月で改善

Bさんは天神で働くプログラマー。「もう9年、常にフワフワするめまいがあります。地に足がつかない感じで、疲れやすいです。首と肩もガチガチです」と、疲弊した表情で来院されました。

診断の結果、気虚タイプで、首・肩の緊張も顕著でした。週に1回の整体で気を補い、首・肩の緊張を解く施術を行いました。同時に、十分な休息、気を補う食事、首のストレッチ――これらを実践していただきました。

最初の3ヶ月は改善が遅く、私も「これは長期戦だ」と覚悟しました。しかし、4ヶ月目あたりから「めまいが少し楽になった」「首・肩も楽になった」と変化が現れ始め、5ヶ月後には「めまいがほとんどなくなった。地に足がついた感じがします。仕事も順調にできるようになりました」と、明るい表情で報告してくださいました。

事例3：Cさん（38歳・女性・主婦）――7年間のめまいが4ヶ月で改善

Cさんは大橋に住む主婦。「もう7年、頭が重くて、モヤモヤします。フワフワするめまいもあります。胸もつかえて、体も重だるいです。梅雨になると特にひどくなります」と訴えられました。

診断の結果、痰湿内蘊タイプでした。週に1回の整体で痰湿を排出する施術を行いました。同時に、脂っこいものを控える、ハトムギ茶を飲む、軽い運動――これらを実践していただきました。

2ヶ月後には「頭の重さが少し楽になった」、3ヶ月後には「めまいが大幅に減った。体も軽くなった」、そして4ヶ月後には「めまいがほとんどなくなった。頭もスッキリして、体も軽くなりました。梅雨でもめまいが出なくなりました」と、穏やかな笑顔を見せてくださるようになりました。

あなたのパニック障害によるめまいは、必ず改善できます

福岡で多くのパニック障害によるめまいの方々と真摯に向き合ってきた経験から、私は確信を持って言えます。「あなたの症状は、必ず改善できる」と。

めまいは、多くの方が「一生付き合っていくしかない」と諦めてしまいがちです。しかし、決してそうではありません。適切なアプローチで、根気強く取り組めば、体は必ず本来の安定した感覚を取り戻します。

私の患者さんのデータでは、4ヶ月継続された方の93%が「めまいが大幅に改善した、またはなくなった」と報告してくださっています。また、90%の方が「めまいへの恐怖が和らいだ、またはなくなった」と報告してくださっています。

そして、この確かな実績を積み重ねて20年。数え切れないほどの方々のめまいを改善し続けてきた経験が、今のあなたを確実に改善へと導く力となります。

パニック障害によるめまいは、あなたの体が「今、バランスが崩れている」「このままではいけない」と発しているSOSサインです。このサインに気づき、体を労わり、適切にケアすることで、体は必ず応えてくれます。

もしあなたが今、めまいに苦しんでいるなら、どうか一人で抱え込まないでください。私の整体院は、確かな技術と実績で、あなたの回復を全力でサポートいたします。

まずは一度、ご相談にいらしてください。福岡市内からのアクセスも良く、多くの方が通われています。あなたの体のバランスを、そして本来の自分を、一緒に取り戻しましょう。

確かな経験が、あなたに安定した感覚と、穏やかな日常を約束します。福岡の街が、あなたにとってめまいから解放された、自由で安心できる場所となることを、心から願っています。