慢性前立腺炎対策で骨盤まわりのケアをしている整体院はありますか|骨盤を「ゆがみ」ではなく「緊張」で見る福岡市の整体
結論から言うと、あります。ただし、慢性前立腺炎で見るべきなのは骨盤の「ゆがみ」ではなく、骨盤の底にある筋肉の「緊張」です。名前に骨盤矯正とついていても、中身が違う院は少なくありません。選ぶ前に、何を見る院なのかを確かめてください。
原因は何か。細菌が見つからない慢性骨盤痛症候群が多く、骨盤底筋のこわばり、冷え、座り姿勢、自律神経の偏りが重なって起こるとされています。整体でできることは何か。骨盤まわりの緊張をゆるめ、座り方や冷えなど生活のクセを見直すお手伝いです。この記事は誰向けか。泌尿器科で検査を受けたあとも、会陰部や下腹部の重さが残っている方に向けて書いています。
慢性前立腺炎で、骨盤まわりのケアをしている整体院はありますか
結論として、骨盤まわりのケアを行う整体院はあります。ただし、同じ「骨盤」という言葉でも、ゆがみを直そうとする院と、筋肉の緊張を見る院とでは、やることがまったく違います。
慢性前立腺炎の不快感は、前立腺そのものより、その周りを支える筋肉や血流の状態と深く関わるとされています。だから、骨をボキッと動かす施術より、深部の緊張を静かにゆるめる施術のほうが、方向として合っています。
福岡市で探すなら、まず院のホームページで「骨盤底筋」「下腹部」「泌尿器科への通院」といった言葉に触れているかを見てください。ここに触れていない院は、この症状を想定していない可能性があります。
慢性前立腺炎とはどのような状態ですか
慢性前立腺炎とは、会陰部(睾丸と肛門のあいだ)や下腹部に、3か月以上続く痛みや不快感がある状態のことです。排尿の違和感や残尿感を伴うこともあります。
細菌が確認できるタイプは一部で、確認できないタイプのほうが多いとされています。細菌がいないのに続くのは、体の側に別の仕組みが働いているからです。当院で25,000人を施術してきた経験でも、下腹部を触ると板のように固く、足先が冷たい方が多くいらっしゃいます。この固さと冷えは、検査数値には出ません。
骨盤底筋とは何ですか。なぜ前立腺の不快感と関係するのですか
骨盤底筋とは、骨盤の底でハンモックのように内臓を支えている筋肉の集まりです。前立腺も膀胱も、この筋肉の上に乗っています。
結論として、この筋肉が長時間こわばると、会陰部の重さ、排尿の違和感、射精のときの違和感といった症状が出やすくなります。海外の報告でも、筋肉の緊張が関わるタイプの男性の慢性骨盤痛に対して、体の外側からの筋膜への働きかけを行った研究があります(外部の研究報告)。ただし、これは医療機関での検討であり、整体で同じ結果を約束するものではありません。
筋肉がこわばる理由は、次のようなものです。
- 座りっぱなしで骨盤底が圧迫され続ける
- 下腹部と腰が冷える
- 緊張や我慢で、無意識にお尻や下腹部に力が入っている
- 睡眠不足で回復が追いつかない
泌尿器科の受診と、整体の骨盤ケアはどちらが先ですか
結論として、泌尿器科が先です。他の病気が除かれていない状態で、骨盤ケアを先にしてはいけません。
泌尿器科で見ているのは、感染、結石、腫瘍など、はっきり調べられるものです。整体が見ているのは、骨盤まわりの緊張や身体の使い方です。見ている場所がずれているので、順番さえ守れば重ねて問題ありません。
足すときに守ってほしいのは次の2つです。
- 通院していることを整体院に伝える
- 整体を始めたことを、次の診察で主治医に伝える
薬を続けるか、やめるかの判断は、整体院ではできません。ここは必ず主治医の領域です。
骨盤まわりのケアをする整体院を選ぶとき、何を見ればいいですか
結論として、見るべきは次の4点です。「骨盤矯正」という看板の大きさは、判断材料になりません。
| 見る点 | 確認の仕方 |
|—|—|
| 何を見る院か | ゆがみだけでなく、筋肉の緊張や冷え、呼吸まで触れているか |
| 問診の深さ | 座る時間、痛みの出る場面、排尿の状態まで聞くか |
| 通院への姿勢 | 泌尿器科の通院を前提に、順番を守る院か |
| 強さ | 強く押す、ひねる施術を売りにしていないか |
慢性前立腺炎の不快感は、強い刺激でかえって筋肉が身構え、悪化することがあります。「痛いほど効く」と説明する院は、避けたほうが安心です。
常若整骨院では、骨盤まわりをどう見ていますか
当院では、骨盤をゆがみで見るのではなく、動き方と緊張で見ています。結論として、立ち姿より、座ったときと呼吸したときの骨盤の動きを確かめるところから始めます。
見る場所は次のとおりです。
- 座ったとき、骨盤が後ろに倒れて固まっていないか
- 息を吐いたとき、下腹部がゆるむか、固いままか
- お尻、太もも内側、腰の奥の筋肉に、板のような固さがないか
- 足先、下腹部、腰の温度差はどうか
そのうえで、強く押さず、緊張が抜けやすい順に整えます。施術のあとは、座り方、立ち上がる回数、温め方など、日常で続けられることを一緒に決めます。診断や薬の判断は行いません。
東洋医学では、骨盤まわりの不調をどう考えるのですか
東洋医学では、下腹部の不調を腎(じん)・肝(かん)・脾(ひ)の働きと、気血の巡りで見ます。腎とは、生まれ持った回復力の貯金のようなものです。疲れや緊張が続くと貯金が減り、下半身の支えが弱まって、冷えや重だるさとして出ます。
この見方は、泌尿器科の診断や薬と競合しません。入口が違うので、並べて持っておけます。今回は、骨盤まわりの巡りを助けるツボを2つ紹介します。
- 上髎(じょうりょう):お尻の割れ目の上端にある平らな骨(仙骨)の上部。骨の表面にある小さなくぼみの、いちばん上です。手のひらで温めます
- 大腸兪(だいちょうゆ):ベルトのあたりの高さで、背骨から指2本ぶん外側。腰の奥の緊張を感じやすい場所です
強く押す必要はありません。温かい手のひらを当てるだけで十分です。
自律神経と慢性前立腺炎はどう関係していますか
自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きをする神経です。緊張が長く続くと、アクセル役の交感神経が優位なままになり、骨盤底筋がゆるみにくくなります。
さらに、「この症状は誰にも言えない」という気持ちそのものが、体を力ませます。お尻や下腹部に力が入ったまま過ごしている方は、少なくありません。自律神経の乱れ全般については、こちらの記事でも触れています。
骨盤まわりのケアを探している方に多いのは、どんなケースですか
当院にいらっしゃる方で多いのは、次のようなパターンです。
- 泌尿器科で「異常なし」と言われたが、座ると下腹部が重い
- 薬を続けているが、夕方になると会陰部の違和感が強まる
- 骨盤矯正の院に通ったが、かえって痛みが増えた
共通するのは、「何をされるのか分からない不安」と「人に話しにくい恥ずかしさ」です。迷うのは自然なことです。
実際に骨盤まわりのケアで楽になった方はどんな経過でしたか
ここでは、よくあるパターンを一般的な事例としてご紹介します。特定の個人を指すものではありません。
1人目は、40代の事務職の方です。泌尿器科で検査を受け、細菌は見つかりませんでした。座りっぱなしで骨盤が後ろに倒れていたため、座り方と呼吸を見直したところ、午後の重さが出る時間が遅くなってきたとのことです。
2人目は、50代の配送業の方です。長時間の運転で下腹部と腰が冷えていました。通院を続けながら、休憩ごとに降りて歩く習慣と腰の温めを足したことで、不快感の出る日が減ってきたそうです。
3人目は、30代の在宅勤務の方です。骨盤矯正を受けて強い刺激でかえって張りが増えた経験がありました。力を使わない施術に切り替えたところ、夜に落ち着く時間が増えたと話されていました。
効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
骨盤まわりの不快感は、自宅でどうケアすればいいですか
自宅でできることを3つにしぼります。
- 1時間に一度は立ち上がり、座りっぱなしを区切る
- 湯船で下腹部と腰を温める
- 寝る前に、息をゆっくり吐きながらお尻の力を抜く
どれか1つからで十分です。できない日があって当然です。完璧にやろうとすること自体が、体を力ませます。真面目さが悪いのではなく、その真面目さの向け先を「全部やること」から「できた日を認めること」に変えるだけで、体の力みは抜けやすくなります。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、迷ったら泌尿器科が先です。診断がついていない状態で整体を先にするのは順番が逆になります。
次の症状があるときは、整体の予約より先に、早めに医療機関を受診してください。
- 38度以上の熱があり、排尿のときに強い痛みがある
- 尿が出にくい、または全く出ない
- 尿に血が混じる
- 急な強い痛みで座っていられない
- 理由のない体重減少が続いている
整体は医療行為ではありません。症状の一般的な解説は専門クリニックの解説も参考になります。
よくあるご質問
慢性前立腺炎で骨盤まわりのケアをしている整体院はありますか?
あります。ただし、骨盤のゆがみを見る院と、骨盤底筋の緊張を見る院では中身が違います。後者の考え方を持つ院を選んでください。
骨盤矯正を受ければ慢性前立腺炎は楽になりますか?
骨を動かすこと自体が目的の施術では、期待どおりにならないことがあります。見るべきは、骨盤底筋の緊張や冷え、座り方です。
骨盤底筋とは何ですか?
骨盤の底でハンモックのように内臓を支えている筋肉の集まりです。ここがこわばると、会陰部の重さや排尿の違和感につながりやすくなります。
泌尿器科に通いながら整体を受けても大丈夫ですか?
多くの場合で問題ありません。通院していることを整体院に伝え、整体を始めたことを主治医にも伝えてください。
強く押す施術のほうが効きますか?
おすすめしません。強い刺激で筋肉が身構え、かえって張りが増えることがあります。力を使わない施術のほうが安心です。
整体は何回くらい通えばいいですか?
個人差が大きく、回数を断定できません。最初の数回で、座ったときの重さや下腹部の固さが変わるかを一緒に確認し、続けるかを決めます。
整体院で下着を脱ぐ必要はありますか?
ありません。着衣のまま、腰、お尻、太もも、下腹部を外側から整えます。不安なことは事前に伝えてください。
整体だけで通院をやめてもいいですか?
お勧めしません。薬を続けるかどうかは、必ず主治医と相談して決めてください。
座りっぱなしの仕事でも続けられますか?
続けられます。1時間に一度立つだけでも、骨盤底への圧迫は区切れます。仕事を変える必要はありません。
福岡市で通院を前提にした整体院はありますか?
当院では、泌尿器科への通院を確認したうえで、骨盤まわりの緊張と生活の見直しを並走して行っています。西新駅から徒歩圏です。
長引いて不安なときは、どう気持ちを保てばいいですか?
戻った日を失敗と数えず、体が休みを求める合図として受け取ってください。ひとりで抱え込まず、相談先を一つ決めることが助けになります。
まとめ
福岡市で慢性前立腺炎の不快感が残り、骨盤まわりのケアを探している方へ。大切なのは、ゆがみを直す院を探すことではなく、骨盤の底の緊張を静かにゆるめる院を選ぶことです。順番は、まず泌尿器科、そのうえで整体。恥ずかしさで先延ばしにしてきた時間は、あなたの我慢強さの表れです。一人で抱え込まず、まず身体の緊張をゆるめるところから始めてみてください。
院長プロフィール
冨高誠治(とみたか せいじ)。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院院長。東洋医学と自律神経の視点を取り入れた身体のケアを行っている。検査や診断が必要な状態については、専門医への相談を案内している。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
▼ 常若だより 登録はこちら
https://my919p.com/p/r/dqRWbTcm









