常若整骨院は過敏性腸症候群に対応していますか|お腹の不調を「手放す力」から見る整体

結論から言うと、はい、対応しています。常若整骨院では、過敏性腸症候群の方を、腸だけでなく「手放す働きが追いついていないのでは」という視点で見ています。消化器の受診を続けながら、体の土台を整えるお手伝いをする立場です。要点は次の三つです。一つ目は、検査や薬の代わりにはならず、消化器内科と役割を分けて通っていただくこと。二つ目は、腸の手前にある呼吸、緊張、気の使い方を見ること。三つ目は、効果には個人差があり、回復を約束するものではないということです。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩7分の常若整骨院に、お腹の不調のことで相談してよいのか迷っている方に向けて書いています。

常若整骨院では過敏性腸症候群の方を受け入れていますか

結論として、受け入れています。学生さんから高齢の方まで、お腹の不調でご来院いただいています。

過敏性腸症候群とは、検査をしても腸に炎症や腫瘍などの異常が見つからないのに、腹痛や下痢、便秘、お腹の張りが続く状態です。大事な予定の前に限ってお腹が痛くなる、電車に乗るのが怖い、という声をよく伺います。

当院は院長の冨高誠治が一人で施術する整骨院です。お腹の不調は、症状の出方も、悩みの深さも人によって違います。だから毎回、最初にお話を伺う時間をしっかりとっています。

当院で25,000人の患者さんを施術してきた中で、お腹の不調を抱えた方は少なくありません。そこで見えてきた共通点を、順に書いていきます。

整体で過敏性腸症候群そのものを変えられるのですか

結論として、整体が過敏性腸症候群そのものを変える、と言い切ることはしていません。診断と、薬による症状の手当ては医療機関の役割です。

整体にできるのは、お腹の周りの条件を整えることです。体の緊張をゆるめる、呼吸を深くしやすくする、眠りやすい状態をつくる、自律神経の働きを整えやすくする。こうした土台づくりを通じて、腸が落ち着きやすい状態へ向かうのをお手伝いします。

お薬を飲むことも、消化器内科に通い続けることも、否定しません。病院での手当てを続けながら、体の側の負担も軽くしていく。その二つは対立せず、並んで進められます。

東洋医学では過敏性腸症候群をどう見ているのですか

結論として、過敏性腸症候群は「手放す働きが弱り、出す働きが乱れている状態」と見ています。

東洋医学で大腸は、受け取って、いらないものを手放す臓器だと考えます。そして大腸は、呼吸を司る「肺」と表裏の関係にあります。呼吸と腸は、同じ系統でつながっているのです。この系統が弱っている状態を、当院では「金の弱り」と呼んでいます。

金の弱りが出やすいのは、手放すことが苦手な方です。完璧にやらないと気が済まない。気を使いすぎて、いつも外に向けて気を張っている。先のことが気になって仕方がない。こうした状態が続くと、気が外に出ずっぱりで、体の内側が空っぽになります。内側が空になった腸は、ちょっとした刺激にも過敏に反応します。

東洋医学の本を読むと、ストレスで肝が張って脾を押さえつける、という説明がよく出てきます。もちろんそういう方もいます。ただ、当院の臨床では、手放す力の弱りとして読んだほうが、体の様子と話がぴったり合う方が多いと感じています。

どんな人に過敏性腸症候群が出やすいのですか

結論として、先のことが気になって仕方がない方、気を使いすぎる方、完璧にやろうとする方に多い印象があります。あくまで当院の臨床で見てきた傾向です。

触れる前から分かることもあります。話しているあいだ、呼吸が浅い。肩が上がったまま、こちらの顔色を気にしてくださる。きついのに「大丈夫です」と先に言う。そういう方は、お腹がいつも張りつめています。

大切なのは、これが「心が弱いから」ではないということです。感じる力が強く、周りへの気配りができる方ほど、体で受け取りやすいのです。休めなかった方、頑張り続けてきた方に出やすいとも言えます。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先が違うだけです。自分を責める材料にしないでください。

初回では、お腹についてどんなことを確かめるのですか

結論として、症状の出る場面と、体の緊張のしかたを具体的に伺います。

  • お腹が痛くなるのは、何時ごろ、どんな場面か(朝の通勤前、試験や会議の前など)
  • 下痢型か、便秘型か、交互に来るか
  • 血便、体重の減少、夜間に起きるほどの腹痛がないか
  • 食べたものと症状の関係をどう感じているか
  • 先のことが頭から離れない場面が、一日のうちどこで多いか

そのうえで、お腹の硬さと温度、背中や首の緊張、呼吸の浅さを手で確かめます。お腹が冷たく硬い方、みぞおちが詰まっている方は、緊張が内側にたまっているサインとして見ます。

症状の深さも見ます。生活リズムや食事を整えるだけで落ち着く方は、浅いタイプです。検査を何度受けても説明がつかず、考え方のクセやストレスが深く関わっている方は、深いタイプです。深いタイプほど、気持ちの出口をつくることから始めます。

施術は具体的にどう進みますか

結論として、お話を聞く、体を確かめる、施術する、生活で一つだけ渡す、の順で進めます。

初回は、経過とお薬の状況、検査の結果を伺います。内視鏡や血液検査を受けたか、医師から何と言われているか。ここを確認するのは、診断と薬の判断は主治医のもの、という線を守るためです。

そのうえで、うつ伏せや仰向けで体の緊張を確かめ、ゆるめていきます。お腹が痛い日に強く押すことはしません。その日の状態に合わせて、触れ方を変えます。

施術のあとには、生活で変えることを一つだけお伝えします。たくさん渡すと、きっちりした方ほど「全部やらなければ」と緊張し、かえってお腹を固めてしまうからです。

実際にお腹の不調で通われた方はどんな経過でしたか

結論として、お腹の症状だけでなく、気持ちの安定や生活の見直しが変わりはじめた方が目立ちます。以下は、ご本人の声をもとに、特定されないよう属性だけ残してまとめたものです。

  • 10代男性(福岡市):模試の朝になると腹痛と急な便意が出て、抜けない疲れも続いていた。心の持ち方や意識の向け方といった面も一緒に見ていくうちに、気持ちが安定してきた。腹痛が落ち着いて、入試本番に良い状態で臨めたとのことです。
  • 20代女性(糸島市):急に来る下痢のせいで、仕事にも気を使っていた。最初の施術のあとから下痢がなくなり、立っていることも苦にならなくなったと話されていました。
  • 80代女性(福岡県):胃もたれや下痢、便秘が4、5年断続的に続いていた。体の症状が、過去や今の気持ちの問題と深くつながっていると理解できたそうです。無理に努力しなくても、食べたくなるものが自然に変わっていったとのことです。

どの方も、お腹だけを見ていたのではなく、気持ちの持ち方、生活、人との距離感といった周りの条件が動きはじめた経過です。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。

過敏性腸症候群のときに自宅でできることはありますか

結論として、あります。ただし、どれか一つからで十分です。できない日があって当然です。

  • 朝、トイレの前に、息をゆっくり長く吐く。吐く息を長くすると、お腹の緊張がゆるみやすくなります
  • おへその下に手のひらを当てて、じんわり温める。冷たい飲み物は、お腹が張る日は控えめに
  • 周りの人に、いまのお腹の状態を一言だけ伝える。「今日は少しお腹が不安で」で十分です
  • 手伝ってもらえることを一つだけ、お願いしてみる

お腹の不調は、手放す練習がそのまま対策になります。人に伝える、手伝ってもらう。この二つは、東洋医学でいう手放す働きの練習でもあります。ただし自分を最優先にしようと、いきなり力まなくて大丈夫です。気を使う方には、それがいちばん難しいからです。

セルフケアを完璧にやろうとすること自体が、お腹を緊張させます。できなかった日があっても、何も悪くありません。やれた日の一つを、そのまま認めてください。

消化器内科と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか

結論として、まず消化器内科です。血便や体重の減少がある場合は、整体より先に受診してください。

過敏性腸症候群は、ほかの病気がないことを確かめたうえでつく診断名です。大腸の病気を見逃さないために、検査を受けているかどうかが大切です。そのうえで、整体は並行して使うものです。消化器内科は診断と薬、整体は体の土台。役割が違うので、片方をやめる必要はありません。

次のような場合は、整体より先に医療機関を受診してください。

  • 便に血が混じる、黒い便が出る
  • 原因のわからない体重の減少がある
  • 発熱が続く、夜間に目が覚めるほどの腹痛がある
  • 50歳を過ぎて、急に便通が変わった
  • 強い腹痛とともに、吐き気や嘔吐がある

整体は医療行為ではありません。診断や薬の判断は、医師の役割です。症状の一般的な説明や受診の目安は、日本消化器病学会の公式サイトでも確認できます。

自律神経の乱れが腸の動きに関わることも多く、そちらは自律神経失調症の記事で詳しく書いています。また、気になる方は、不眠や不安の症状も一緒に相談いただけます。

よくあるご質問

常若整骨院は過敏性腸症候群に対応していますか?

はい、対応しています。学生さんから高齢の方まで、お腹の不調でご来院いただいています。消化器の受診を続けながら、体の土台を整える立場でお手伝いします。

消化器内科に通いながらでも大丈夫ですか?

大丈夫です。むしろ、検査を受けて大きな病気がないことを確かめてからのほうが安心です。お薬の状況は初回に伺い、薬の判断は主治医にお任せしています。

下痢型でも便秘型でも相談できますか?

できます。下痢と便秘を繰り返す方もいらっしゃいます。型にかかわらず、お腹の硬さや呼吸の浅さなど、体の緊張を見ていきます。

お腹が痛い日は、強く押されますか?

いいえ、強く押すことはしません。痛みがある日は、その日の状態に合わせて触れ方を変えます。つらいときは、遠慮なくお伝えください。

整体で過敏性腸症候群はどのくらい良くなりますか?

お答えできません。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。お腹の症状そのものではなく、緊張のゆるみやすさ、気持ちの余裕、眠りやすさといった周りの条件が変わりはじめる方が多い、というのが当院の実感です。

何回くらい通えばいいですか?

人によって違います。生活の見直しとあわせて比較的早く変化を感じる方もいれば、長年どこに行っても変わらなかった方は、時間をかけて通っていただくことが多いです。初回に、お身体の状態を見てから目安をお伝えします。

薬をやめて通うことはできますか?

おすすめしません。薬の中止や減量は、必ず主治医に相談してからにしてください。当院は薬の代わりを担うものではなく、並行して体の土台を整える場所です。

食事制限は必要ですか?

完璧にやろうとしないでください。食事を厳しく制限すると、そのストレスでかえってお腹が過敏になることがあります。七、八割できていれば十分です。

学校や仕事の前にお腹が痛くなる場合も相談できますか?

できます。試験や会議の前に限って痛くなる、通勤電車が不安、という方は少なくありません。先のことが気になって仕方がない状態が続くと、お腹が先に反応します。どの場面で出るかを具体的に伺います。

子どもの腹痛でも通えますか?

通えます。お子さんの場合は、保護者の方に同席していただきます。朝のお腹の不調や、お腹のもやもやを訴えるお子さんも、これまで多く関わってきました。親御さんがピリピリしていると、お子さんにも伝わるので、ご家族みんなが楽になるための視点でお話しします。

予約や場所を教えてください

福岡市早良区、西新駅から徒歩7分の常若整骨院です。初めての方は、症状の経過と検査の状況をお話しいただく時間をとっています。お気軽にご相談ください。

東洋医学の考え方はよく分からなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。専門用語は、できるだけ日常の言葉に言い換えてお伝えします。わからないことは、その場で聞いてください。

まとめ

福岡市で過敏性腸症候群に悩み、病院に通っているけれど、体のほうでもできることを探している方へ。常若整骨院では、お腹の不調の方に対応しています。消化器内科での手当てと並行して、呼吸、緊張、気の使い方といった腸の手前にある流れを整えやすい体づくりをお手伝いします。

一人で抱え込まなくて大丈夫です。まず体の緊張をゆるめることから、一緒に始めましょう。血便や急な体重の減少など、気になる症状があるときは、先に医療機関を受診してください。

院長プロフィール

冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新の常若整骨院院長。西新駅から徒歩7分です。

季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
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