夕方になると目の奥がズーンと痛む人へ|目ではなく首と体の余力から読み解く(福岡市)

結論から言うと、目の奥の痛みが夕方に強くなる方の多くは、目そのものよりも、ピントを合わせ続けた筋肉と、それを支える首・後頭部の緊張が限界に近づいているケースが多くあります。ただし、急な激しい痛みや視力の変化がある場合は、整体より先に眼科の受診が必要です。

  • 原因:目の奥の痛みは、目のピントを調節する小さな筋肉の疲れ、首から後頭部にかけての硬さ、頭痛の一種、まれに目や脳の病気、と入口がいくつかあります。まず見分けることが大切です
  • 整体でできること:首・後頭部・肩甲骨まわりの緊張をゆるめ、呼吸を整え、目に血が巡りやすい土台づくりをサポートすることです。目の病気そのものに働きかけるものではありません
  • この記事は誰向けか:夕方になると目の奥が重く痛む方、目薬を差しても楽にならない方、眼科で「異常なし」と言われたのに痛みが残っている福岡市の方に向けて書いています

福岡市早良区・西新の常若整骨院で、これまで25,000人の患者さんを施術してきた経験をもとに、目の奥の痛みをどう読むのか、何を先に確認し、何をすれば楽になりやすいのかを順番にお話しします。

目の奥の痛みは、まず何を疑えばいいのですか

結論として、目の奥が痛いときは「急ぐ痛み」と「様子を見ながら整えていい痛み」を最初に分けることが、いちばん大切です。

急ぐ痛みとは、次のようなものです。

| こんなときは先に眼科・救急へ | 理由の目安 |
|—|—|
| 突然、激しい痛みが出た | 急に眼の圧力が上がる病気などが隠れていることがあります |
| 吐き気や強い頭痛をともなう | 目の病気や頭の病気のサインのことがあります |
| 視力が急に落ちた、視野が欠ける | 時間がたつほど回復しにくくなる病気があります |
| 電灯のまわりに虹のような輪が見える | 眼圧が上がっているときの見え方として知られています |
| 目を動かすと痛む、片目だけ強く赤い | 視神経や目のまわりの炎症が関わることがあります |
| 発熱、まぶたの腫れ、顔の片側の強い痛み | 目のまわりや副鼻腔の炎症が関わることがあります |

この表に当てはまるものが1つでもあれば、この記事を読み進める前に、眼科か救急外来を受診してください。目の病気は、早く確認できれば守れるものが多いからです。

反対に、次のような痛みは、体の使い方や緊張が背景にあることが多い、ゆっくり出てくる痛みです。

  • 夕方から夜にかけて、少しずつ重くなる
  • 画面を見続けたあとに強くなる
  • 目の奥というより、目の奥から後頭部に向かって引っぱられる感じがある
  • 肩や首が張っている日に出やすい
  • 目を閉じて温めると、少し楽になる

当院で患者さんの話を聞いていると、後者のタイプは本当に多く、病院で「目に異常はありませんね」と言われて帰ってこられた方が少なくありません。異常がないのは、目の病気がないという意味で、痛みがないという意味ではないのです。ここに、行き場のなさが生まれます。

なぜ目の奥の痛みは、目薬を差しても続くのですか

結論として、痛みの出どころが目の表面ではなく、目の奥の筋肉と、それを支える首・後頭部にあるからです。

目の表面の乾きや疲れには、目薬が役に立つことがあります。けれど、目の奥のズーンとした痛みは、もっと深いところで起きています。

目のピント合わせを担うのは、毛様体筋という小さな筋肉です。毛様体筋とは、カメラのレンズの厚みを変えてピントを合わせる、目の中の筋肉です。近くを見るときは、この筋肉がぎゅっと縮みます。スマートフォンやパソコンを長く見ていると、この筋肉は縮みっぱなしになり、夕方には、ずっと握りしめた手のように疲れ切ってしまいます。

もう1つ見逃されやすいのが、首の付け根、後頭部の下のあたりにある小さな筋肉群です。後頭下筋と呼ばれるこの部分は、頭の位置を細かく調整している場所で、目の動きとも深く連動しています。画面をのぞき込む姿勢で首が前に出ると、ここがいつも引っぱられた状態になります。

当院の臨床で見てきたパターンでは、目の奥が痛いと訴える方の後頭部の生え際を触ると、そこだけ板のように硬く、指が入っていかないことがよくあります。その硬さをゆるめると、本人が「あれ、目の奥が軽い」と言うことが珍しくありません。目の奥の痛みの正体が、実は首のこわばりだったという場面を、何度も見てきました。

つまり、目薬は目の表面に届きますが、目の奥の痛みの土台である首・後頭部の緊張には届きません。続いてしまう理由は、ここにあります。

目の奥の痛みとは、どのような状態ですか

目の奥の痛みとは、目の後ろ側、眼球の奥のあたりに感じる、重い、押される、締めつけられる、ズーンとするといった痛みの総称です。

病名ではなく、症状の名前です。同じ「目の奥が痛い」でも、背景はいくつかあります。大まかに整理すると、次のとおりです。

| 背景 | 特徴 | 先に考えること |
|—|—|—|
| 眼精疲労 | 画面作業のあと、夕方に強くなる | 毛様体筋の疲れ、首の緊張 |
| 緊張型頭痛 | 頭全体が締めつけられ、目の奥も重い | 肩・首・後頭部の緊張 |
| 片頭痛 | 脈打つ痛み、光や音がつらい | 頭痛としての相談 |
| 副鼻腔の炎症 | 顔を下に向けると響く、鼻づまり | 耳鼻科での確認 |
| 目の病気 | 急な痛み、視力や見え方の変化 | 眼科の受診が先 |

表のとおり、整体が役に立つ可能性があるのは、上の2つと、3つ目の一部です。下の2つは、まず医療機関で確認すべきものです。

ここで1つ、大事なことをお伝えします。目の奥の痛みを「ただの疲れ」と片づけてしまう方が多いのですが、疲れだと思っていた痛みの中に、病院で見つかるものが混ざっていることがあります。逆に、病院で何も見つからないからといって、「気のせい」でもありません。どちらも本当にあり得るので、順番に確かめていくことが、いちばん遠回りに見えて、いちばん早い道です。

目の奥の痛みに整体はどこまでできますか

結論として、整体にできるのは、首・後頭部・肩甲骨まわりの緊張をゆるめて、目に血と力が届きやすい土台をつくるところまでです。

できること、できないことを、はっきり分けてお伝えします。

| 整体でできること | 整体ではできないこと |
|—|—|
| 首・後頭部・肩の緊張をゆるめる | 目の病気そのものを見つけて判断する |
| 呼吸が浅くなっている体を整える | 眼圧を測る、視力を検査する |
| 画面作業で固まった姿勢の癖を見直す | 医療機関で行う処置の代わりになる |
| 睡眠や生活の整え方を一緒に考える | 薬の判断をする |

目の奥の痛みで来られた方には、問診の段階で、痛みの出る時間帯、画面を見る時間、眼科で何と言われたか、頭痛や吐き気の有無、を必ずうかがいます。ここで「これは先に眼科で確認してください」と判断できることも、整体の大切な役目だと考えています。

整体で体を整えることと、医療機関で確認することは、対立するものではありません。眼科で異常がなかった方が、そのうえで体を整えにいらっしゃる、という流れが、いちばん自然で、いちばん安心です。

福岡市で整体を探すとき、何を見て選べばいいですか

結論として、目の奥の痛みで整体を選ぶなら、目だけを見る院よりも、首・後頭部・呼吸・生活まで一緒に見てくれる院のほうが、土台から整えやすくなります。

選ぶときの目安は次の4つです。

  • 問診で、眼科の受診歴と、急ぐ痛みのサインをきちんと確認してくれるか
  • 目の奥だけでなく、首、肩甲骨、呼吸、睡眠まで見てくれるか
  • 「必ずよくなります」と言い切らず、経過に個人差があることを説明してくれるか
  • 通う頻度と期間の見通しを、最初に率直に話してくれるか

ここで気をつけたいのが、「目の疲れが一発でとれる」といった、劇的さを前面に出した案内です。目の奥の痛みは、日々の使い方が積み重なって出ているものなので、一度で終わる性質ではありません。その点を正直に話してくれる院のほうが、長く付き合えます。

常若整骨院では目の奥の痛みをどう見ていますか

当院では、目の奥の痛みを「目の問題」ではなく、「目を使い続けた体全体の余力の問題」として見ています。

見立ての順番は、次のとおりです。

  • 最初に、急ぐ痛みのサインがないかを確認する
  • 次に、後頭部の生え際、首の付け根、肩甲骨の内側の硬さを触って確かめる
  • そのうえで、呼吸が浅くなっていないか、お腹まわりが固まっていないかを見る
  • 最後に、睡眠と食事、画面を見る時間の使い方を一緒に整理する

目の奥が痛い方の多くは、実は呼吸が浅くなっています。画面に集中している間、人は息を止めがちになり、胸の上のほうだけで呼吸するようになります。すると肩と首が持ち上がったままになり、後頭部が休めなくなります。目だけを休ませようとしても、首の緊張が抜けなければ、休まらないのです。

当院では、カウンセリング、施術、セルフケアをセットで行います。施術だけで終わらせず、帰ったあとの過ごし方まで伝えるのは、体が戻る力を、日々の暮らしの中で守ってもらうためです。

東洋医学では目の奥の痛みをどう考えるのですか

結論として、東洋医学では、目は肝と深くつながっていると考え、目の奥の痛みは「肝の血が目に届ききらない状態」として読みます。

東洋医学の言葉を、できるだけ日常の言葉に置き換えながら説明します。

東洋医学でいう肝とは、血を蓄えて、必要な場所に配る役目を持つはたらきのことです。西洋医学の肝臓とは、重なる部分もありますが、同じではありません。肝は、目と深く結びついていると考えられていて、「肝は目に開竅する」と言われます。目は、肝の状態が最も表に出やすい窓、という意味です。

目を酷使すると、肝に蓄えた血を大量に使います。夕方に目の奥が重くなるのは、1日分の血を使い切って、貯金が減ってきたサインとして読みます。これを肝血の不足といいます。

もう1つ、腎のはたらきも関わります。腎とは、生まれ持った生命力と回復力の貯金を預かる場所です。肝の血は、腎の力に支えられてつくられると考えるので、睡眠不足や慢性的な疲れで腎が消耗すると、目に回る血も足りなくなります。

当院の臨床で見てきた目安では、目の奥の痛みは、次の3つのタイプに分けると整理しやすくなります。

| タイプ | 体の状態 | よく見られる様子 |
|—|—|—|
| 肝の張りつめ型 | 気を張る日が続き、肝の巡りが滞っている | こめかみまで響く、イライラしやすい、肩が張る |
| 血の不足型 | 目を使いすぎて、肝の血が足りなくなっている | 夕方に重くなる、目がかすむ、乾く |
| 腎の消耗型 | 睡眠や休みが足りず、回復力が落ちている | 朝から重い、腰がだるい、疲れが抜けない |

実際には、1つに分かれるわけではなく、2つが重なっている方がほとんどです。それでも、どのタイプが強いかを見ると、何から整えればいいかが見えてきます。

目の奥の痛みに使われるツボはどこですか

結論として、目の疲れによく使われるのは、風池、太衝、三陰交の3つで、いずれも自分で押しやすい場所にあります。

  • 風池(ふうち):後頭部の髪の生え際で、首の中央にある太い筋肉の外側、骨の下にあるくぼみです。両手の親指を当てて、頭を支えるように押し上げると見つけやすい場所です
  • 太衝(たいしょう):足の甲で、親指と人差し指の骨が交わる手前の、指が沈むくぼみです。肝のはたらきを整えるツボとして使われます
  • 三陰交(さんいんこう):内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわです。血を巡らせる土台を支えるツボとして使われます

どれも、強く押す必要はありません。気持ちいいと感じる強さで、ゆっくり、息を吐きながら押してください。痛くなるほど押すと、かえって緊張が増えます。

自律神経と目の奥の痛みはどう関係しているのですか

結論として、自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きであり、このブレーキが利きにくくなると、目の奥の緊張も抜けにくくなります。

ピントを合わせる毛様体筋は、自律神経に支配されています。近くを見るときは、ブレーキ側の神経が働いて、筋肉が縮みます。ところが、仕事や心配ごとで常にアクセルが踏まれたままだと、体は休むモードに入りにくくなり、目の筋肉も、首の筋肉も、ゆるむ機会を失います。

夕方に痛みが強くなるのは、1日分のアクセルの疲れが出てくるからです。逆に、休みの日は軽いのに、月曜の夕方にまた強くなる、という方は、仕事の緊張が体に残っているサインかもしれません。

自律神経と体の不調の関係については、別の記事でも詳しく書いています。自律神経の記事はこちらからご覧いただけます。

目の奥の痛みで来られる方に多いのはどんなケースですか

結論として、当院で多いのは、デスクワークで画面を見る時間が長く、休憩を取りにくい立場にいる方と、家事や育児で気が休まらない日が続いている方です。

具体的には、次のようなパターンをよく見ます。

  • 平日はパソコンの前に座りっぱなしで、昼休みもスマートフォンを見ている
  • 画面を見ていないときも、頭の中で次の段取りを考え続けている
  • 眼科では「ドライアイ気味ですが異常なし」と言われた
  • 肩こりは慣れてしまって、もう気にならなくなっている
  • 夜、布団に入っても、目の奥がじんわり重くて寝つきにくい

ここで共通しているのは、目だけが疲れているのではなく、1日中、体のどこかに力が入り続けている、ということです。本人は力を入れているつもりがなく、後頭部を触って初めて「そんなに硬いんですか」と驚かれます。

実際に目の奥の痛みが楽になった方はどんな経過でしたか

結論として、目の疲れや頭痛を抱えていた方が、体の冷えや首の緊張が整うにつれて、痛みの出方が変わっていった経過があります。以下は、実際にいただいた声をもとに、個人が特定されないように整えたものです。

1人目は、50代の女性の方です。頭痛、肩こり、眼精疲労、冷え症で悩んでおられました。通ううちに冷えがやわらぎ、頭痛薬を飲む回数が減っていきました。頭痛も、以前は吐き気や寝込むことがあったのが、痛み方そのものが変わり、薬を飲まなくても自然に落ち着く日が増えた、とお話しされていました。目の奥の痛みは、冷えと首の緊張が土台にあった例です。

2人目は、40代の男性の方です。不眠、咳、腰痛、目の疲れ、体のだるさを抱えておられました。症状が出た原因について説明を受け、自分で理由が分かったことで、日々の過ごし方を選べるようになり、定期的に施術を受けるなかで、少しずつ状態が変わっていった、とのことでした。

3人目は、一般的な例としてお伝えします。これは特定の方の話ではなく、当院でよく見られるパターンです。事務職の30代女性で、夕方になると目の奥が痛み、眼科では異常なしでした。後頭部の硬さと浅い呼吸が目立ち、施術に加えて、夕方に1回だけ肩甲骨を回す習慣を続けていただくと、数週間ほどで夕方の重さの出方が穏やかになってきた、という経過です。

どの事例も、効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。大切なのは、痛みを消すことよりも、体が自分で整う力を取り戻す方向に、少しずつ向かっていくことです。

秋から冬にかけて目の奥の痛みが強くなるのはなぜですか

結論として、空気が乾き、気温が下がる季節は、目の潤いが減り、首や肩が縮こまりやすくなるため、目の奥の重さが出やすくなります。

10月から12月にかけては、日が短くなり、夕方に部屋の明かりのもとで画面を見る時間が長くなります。寒さで肩がすくみ、暖房で目が乾き、首の後ろは冷えます。この3つが重なると、毛様体筋と後頭部の筋肉は、同時に負担を受けます。

当院でも、この時期に「去年の今ごろも同じだった」とおっしゃる方が少なくありません。季節の変わり目は、肝の巡りが乱れやすい時期でもあります。首の後ろをストールで覆う、湯船に浸かる日を週に何日かつくる、といった小さな工夫で、体の負担は変わりやすくなります。

目の奥の痛みは自宅でどうケアすればいいですか

結論として、セルフケアは、次の3つの中から、どれか1つだけで十分です。全部やろうとしなくて構いません。

  • 夕方に1回、画面から目を離して遠くを30秒見る:毛様体筋が縮みっぱなしになるのを防ぎます。窓の外の遠い建物や空を見るだけで足ります
  • 蒸しタオルで目と後頭部を温める:濡らしたタオルを電子レンジで30秒ほど温め、目の上に1分、首の付け根に1分当てます。やけどに気をつけ、気持ちいい温度で行ってください
  • 吐く息を長くする呼吸を3回:4秒かけて吸い、8秒かけて吐きます。ブレーキ側の神経が働きやすくなります

できない日があって当然です。忙しい日は、何もしなくて構いません。1週間のうち、気づいた日に1回できれば十分です。

まじめな方ほど、「毎日ちゃんとやらなければ」と考えて、できなかった日に自分を責めてしまいます。けれど、その自責が新しい緊張になり、かえって目の奥を固くしてしまいます。やらない日があっても、体は止まりません。まじめさが悪いのではなく、まじめさの向け先を少し変えるだけで、体は楽になりやすくなります。

目の奥の痛みは一日のどの時間帯に強くなりやすいですか

結論として、時間帯によって背景が違うので、いつ強くなるかを書き留めておくと、見立てが一気に進みます。

| 時間帯 | よくある背景 | 見るポイント |
|—|—|—|
| 朝から重い | 睡眠の質、首の寝違えに近い緊張 | 枕の高さ、寝る前の画面 |
| 昼すぎから出る | 午前の画面作業による毛様体筋の疲れ | 休憩の取り方 |
| 夕方に強くなる | 1日分の血の消耗、首の緊張の蓄積 | 呼吸の浅さ、肩甲骨の動き |
| 夜、布団に入ってから | アクセルが下がりきらない | 寝る前の過ごし方 |
| 休みの日に出る | 緊張が緩んだ反動 | 休日の過ごし方、水分 |

問診で「いちばん重くなるのは何時ごろですか」と必ず聞くのは、この時間帯が、体の中で何が足りていないかを教えてくれるからです。

目の奥の痛みと一緒に出やすいサインにはどんなものがありますか

結論として、目の奥の痛みと一緒に、肩こり、後頭部の重さ、寝つきの悪さ、冷えが出ている方は、体全体の余力が落ちているサインとして読めます。

  • 後頭部から首にかけての重さ
  • 肩こり、特に肩甲骨の内側の張り
  • 目の乾き、かすみ
  • 寝つきの悪さ、眠りの浅さ
  • 手足の冷え
  • 頭痛、特に頭全体が締めつけられる感じ

これらは別々の症状に見えて、実は同じ根っこでつながっています。目の奥の痛みだけを追いかけるより、一緒に出ているサインを書き出して見ると、体の中で何が起きているかが見えやすくなります。

目の奥の痛みがある方は、日常でどんな習慣に気をつければいいですか

結論として、気をつけたいのは、画面との距離と姿勢、睡眠の入口、水分の3つで、完璧を目指さず、7〜8割で十分です。

画面との距離と首の位置

画面は目から40センチ以上離し、画面の上端が目の高さか少し下に来るようにします。首が前に出た姿勢が続くと、後頭部がずっと引っぱられるからです。ノートパソコンなら、台に乗せて高さを調整するだけでも違います。

睡眠は長さより入口を見る

寝る前の1時間、画面を見ないことは理想ですが、毎日は難しいものです。週に何日かでも、布団に入る前の15分だけ画面を置く日をつくってください。腎の回復は、夜の早い時間の眠りで大きく進みます。

水分とまばたき

画面に集中していると、まばたきが減ります。1時間に1回、コップ半分の白湯を飲む、と決めておくと、まばたきも水分も自然に整います。

目の奥の痛みに気功やエネルギーの考え方は関係ありますか

結論として、東洋医学では、目は「見たいもの」と「見たくないもの」の両方に反応する場所であり、気持ちの面も無関係ではないと考えます。

ただ、これは医学的に証明されたものではなく、現場での見立ての一つです。当院の臨床では、見たくない現実を無理に見続けている時期に、目の奥の痛みが強くなる方を、少なからず見てきました。「見ないふりをしている」わけではなく、見続けるしかない状況にいる、ということです。

こうした背景があるときは、体の緊張をゆるめるだけでなく、気持ちの置き場を整えることも大切になります。当院では、体への施術とカウンセリングを合わせて、その両方を扱っています。

初めて来院するとき、目の奥の痛みについて何を伝えればいいですか

結論として、次の5つをメモしておいていただくと、初回から的確に見立てられます。

  • いつから、どのあたりが痛むか
  • 1日のうち、いつ強くなるか
  • 眼科で何と言われたか、目薬や薬の有無
  • 仕事や家事で、画面を見る時間や姿勢
  • 頭痛、吐き気、視力の変化があるか

うまく説明できなくても構いません。分かる範囲で十分です。

病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか

結論として、迷ったときは、まず眼科を受診して目の病気がないことを確かめ、そのうえで整体で体を整える、という順番がいちばん安心です。

特に、次のようなときは、整体より先に医療機関を受診してください。

  • 突然の激しい痛み、吐き気をともなう強い頭痛
  • 視力の急な低下、見える範囲の欠け
  • 片目だけの強い赤み、目を動かしたときの痛み
  • 発熱、まぶたの腫れ

眼科で異常がないと分かったあとも痛みが残るときが、整体の出番です。医療機関と整体は、役割が違うだけで、競うものではありません。診断と薬の判断は、必ず医師にご相談ください。目の病気については、日本眼科学会の公式サイトでも、一般向けの情報が公開されています。

整体は医療行為ではなく、体の緊張をゆるめ、回復しやすい土台をつくるサポートです。

よくあるご質問

目の奥が痛いのは眼精疲労ですか?

眼精疲労のことは多いですが、それだけとは限りません。画面作業のあとに夕方強くなるなら眼精疲労の可能性が高い一方、急な痛みや見え方の変化があれば、別の原因を疑って眼科を受診してください。

目の奥が痛いとき、何科に行けばいいですか?

まず眼科です。眼圧や視力、目の奥の状態を確認できるからです。頭痛や吐き気が強い場合は、脳神経外科や内科も選択肢になります。

眼科で異常なしと言われたのに痛いのはなぜですか?

目の病気がなくても、毛様体筋の疲れや、首・後頭部の緊張で痛みが出ることがあるからです。異常がないのは目の病気がないという意味で、痛みの原因が「気のせい」という意味ではありません。

目の奥の痛みは整体で変わりますか?

首・後頭部の緊張が背景にある場合は、体を整えることで痛みの出方が変わっていく方が多くいます。ただし個人差があり、回復を保証するものではありません。

片目だけ痛いのは危険ですか?

片目だけの強い痛みは、先に眼科で確認すべきサインです。特に、赤み、視力の低下、吐き気をともなうときは、早めに受診してください。

頭痛と一緒に目の奥が痛いのですが、どちらを先に見ればいいですか?

痛みが強いときや、吐き気をともなうときは、先に医療機関で確認してください。落ち着いている場合は、頭痛と目の奥の痛みを同じ土台、つまり首と後頭部の緊張から整えていく考え方ができます。

ブルーライトカットのメガネは効果がありますか?

人によって感じ方が違い、確かなことは言い切れません。ただ、メガネだけに頼らず、画面を見る時間の区切り方や姿勢も合わせて見直すと、体への負担は変わりやすくなります。

目を温めるのと冷やすのは、どちらがいいですか?

疲れて重い痛みなら、温めるほうが楽になる方が多いです。赤く腫れて熱を持っているときは、冷やすほうが楽なこともあるので、気持ちよさを基準にしてください。

目の奥の痛みは何回くらい通えば変わりますか?

個人差が大きいので、回数は一概に言えません。数回で出方が変わる方もいれば、背景に長年の習慣がある方は時間がかかります。初回に見通しをお伝えします。

夕方になると必ず痛くなるのはなぜですか?

1日分の目の筋肉の疲れと、首の緊張の蓄積が夕方に表に出てくるからです。東洋医学では、肝の血を使い切るころ、と読みます。

目の奥の痛みは年齢とともに強くなりますか?

老眼の始まる40代以降は、ピント調節に余計な力が要るため、疲れを感じやすくなる傾向があります。眼科で見え方を確認したうえで、体も整えておくと安心です。

スマートフォンをやめないとよくなりませんか?

やめる必要はありません。時間を区切る、距離を離す、姿勢を整えるなど、使い方を少し変えるだけで十分です。完璧にやめようとするとストレスになります。

通院中の薬があっても整体を受けられますか?

受けられます。眼科や内科で薬を使っている方も多くいらっしゃいます。薬の判断は医師にご相談いただき、整体はその上で体の緊張をゆるめるサポートとして使ってください。

目の奥の痛みと肩こりは関係がありますか?

関係することが多いです。目と首・肩は筋肉でつながっているので、肩甲骨の内側や後頭部の緊張が、目の奥の重さとして現れることがあります。

男性でも整体に通っていいですか?

もちろんです。目の奥の痛みで来られる男性も多く、デスクワークの方が中心です。

目の奥の痛みが気になって眠れないときはどうすればいいですか?

蒸しタオルで目と首の付け根を温め、吐く息を長くする呼吸を3回行ってみてください。それでも強い痛みが続くときは、無理に我慢せず、医療機関に相談してください。

目の奥の痛みは心の問題ですか?

心だけの問題ではありません。体の緊張と気持ちの緊張は互いに影響しあうので、両方を整える視点が大切です。自分を責める必要はありません。

子どもが目の奥が痛いと言うときも同じ考え方ですか?

子どもの場合は、まず眼科で視力や屈折を確認してください。見えにくさが原因で、目の奥が疲れていることがあります。そのうえで、姿勢や睡眠も一緒に見ます。

運動や入浴で目の奥の痛みは楽になりますか?

ゆっくりした入浴で体が温まると、首の緊張がゆるんで楽になる方が多いです。ただし、激しい運動の直後に痛みが強くなる場合は、無理をしないでください。

光がまぶしいと目の奥が痛むのですが、どうすればいいですか?

まぶしさと痛みが一緒に強い場合は、片頭痛や目の病気が隠れていることがあります。まず眼科や頭痛外来で確認し、そのうえで体の緊張を整えていく順番が安心です。

まとめ

夕方になると目の奥がズーンと痛む、眼科では異常なしと言われたけれど痛みが残っている、福岡市のあなたへ。

目の奥の痛みは、目だけの問題ではなく、首・後頭部の緊張、浅い呼吸、1日分の疲れが重なって出ていることが多くあります。ただし、急な激しい痛みや視力の変化があるときは、まず眼科を受診してください。

そのうえで、体の緊張をゆるめることから始めれば、目の奥の重さは、少しずつ違う出方に変わっていきます。セルフケアは、3つのうちどれか1つで十分ですし、できない日があって当然です。一人で抱え込まず、まず体の緊張をゆるめることから、一緒に始めましょう。カウンセリングと施術、セルフケアの3つで、回復しやすい体づくりをサポートします。

院長プロフィール

冨高誠治(柔道整復師・鍼灸師)。施術歴20年、これまで25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新の常若整骨院で、整体と東洋医学の見立てを軸に、体と心の両面から、回復しやすい体づくりをサポートしています。

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