起立性調節障害 症例③ 1日中続く頭痛と感覚が鈍い動悸がある小6男子
起立性調節障害で来院した小学6年生の男の子
三人兄妹の長男でとても面倒見のいいお兄ちゃん
話を聞いてみると
朝だるくて起き上がれず、夕方になると体が楽になる。
毎日頭痛がひどく動悸もずっとしている。
体がきつくて考えがまとまらない。
季節の変わり目は特に体調を崩しやすい。
お腹が痛い時間が多い、痰・鼻水が常に気になる。
食事
毎日スナック菓子
甘いもの・パン好き
施術しているときに症状がつらく顔をしかめている時がよくあり、
ご両親に聞いてみると家でもよく同じ顔をしているとのこと、
一回目の治療後に変化を聞いてみたところ
「わからない」と返事、
毎回聞いても、症状が少しずつ変化しても同様の返事でした。
「体が軽い気がする」と答えてくれるようになったころに
朝のだるさが半分消失、頭痛・動悸・お腹の痛みが軽減しだしました。
調子がかなり悪い人の特徴として
感覚がわからない
があります。
調子が悪くなればなるほど体がきつくなり、
その時に体はどうやって防御するかというと、
感覚を麻痺させます。
そうすると症状は進行しますが痛み・辛さはごまかすことができます。
この状態になってしまうと症状の改善に時間がかかってしまいます。
感覚の麻痺の改善した後でないと症状の改善に進む事が出来ません。
「体が軽くなった気がする」は施術側からみると回復の重要なサインとなります。
ここからは回復の速度がかなり上がっていき、
症状がほとんど改善されてころには、
顔をしかめることもなくなり、
頭がすっきりして自分の考えがすぐに言葉になるようになり、笑顔も多くなりました。
セルフケア
・気を使いすぎて内臓が疲労しきっていたので兄妹のことはなるべく家族に任せて
自分優先でゆっくりしてもらった。
・お菓子を極力減らしてもらって小魚・ナッツなど栄養があるものにしてもらった。
施術内容
エネルギー療法(経絡・チャクラなど)で
・内臓の活性化
・生命力を上げる