福岡市早良区 難聴について

声は聞こえるのに、話の内容がはっきりと分からない

音がするのに、その音が何なのか分からない、

という場合は、「難聴」かもしれません。

ここでは、難聴の原因、症状や対処法などを紹介します。

【次のような症状がある場合は、要注意】

一つでも思い当たる項目がある場合は、速やかに専門病院を受診しましょう。

・朝起きたら耳が急に遠くなったように感じる

・耳鳴りや耳が詰った感じがする

・耳に水が詰っている感じ

・テレビやラジオの音が聞こえない、聴きづらい

・めまいがする

・ストレスや疲労が溜まっている

・生活習慣が乱れている

【難聴って?原因は?】

難聴の中でも近年、若い人の間で増えているのが「突発性」難聴です。

突発性というから、突然音が、声が聞こえなくなるのが特徴です。

原因は、今のところはっきりとせず、年間4万人ほどが発症するといわれています。

通常、「音」は、中耳の中にある耳小骨に振動として伝わり、それが、内耳のリンパ液に伝えられると電気信号に変化され脳に「音」として認識されます。

しかし、その過程のどこかに異常が生じると、脳が「音」として認識できず、時に不快な音として捕らえることも。

ウイルス性など、様々な原因が考えられていますが、今のところは不明です。

また難聴といっても、全く音が聞こえないというわけではなく、音が小さい、詰ったように感じる、会話の内容が聞き取れないなどの症状から、難聴と同時に、耳鳴り、めまいをともなうこともあります。

難聴の治療が遅れてしまうのは、本格的な検査を受けるまで放置する方が多いからです。

できれば、違和感を感じたら、1週間以内に、検査を受けるのがベスト。

それ以上放置すると、完治が難しくなったり、することもあります。

【治療法は?】

現在では、お薬を使った治療を実施。

その間、自覚症状と聴力検査を行うことで、経過を観察します。

一般的には、10日前後で、症状が次第の回復しますが、改善が見られない場合は、難治性の突発性難聴として、その他の治療を実施。

ただし、ステロイド治療で、血糖値が上昇し、糖尿病などが悪化する可能性もありますので、糖尿病と診断された事がある場合は、その旨を医師に相談しましょう。

突発性の難聴は、治療で治る場合と、治らない場合があります。

現在のところ、適切な治療によって、治るのは、全体の3分の1程度で、後の3分の1で症状が後遺症として残り、のこり3分の1が、改善しないとされています。

だからといって、治療を諦めてはいけません。

東洋医学では、西洋医学とは異なるアプローチで難聴の症状を少しでも緩和する施術を実施していますので、諦めずに、まずはお近くの整体、整骨院にご相談ください。

 

【予防って出来る?】

原因がはっきりしない段階での予防はかなり難しいかもしれません。

ただ、原因として、「血液の循環不全」など、血行不良が要因として考える方も多いことから、血液循環が悪くならないようにするのも一つの方法です。

さらに、規則正しい生活を送る、大きな音で耳を刺激しない、ストレスを抱え込まないなども、予防の一つといえます。

東洋医学では、マッサージや施術により、血液の流れを促進し、体の隅々に栄養や十分な酸素を届け、体本来の機能を取り戻す事ができるため、特にストレスを抱えやすい生活の方は、定期的に整骨院や接骨院等の施術を受ける事もおススメです。