福岡市早良区 自律神経失調症の治療

【自律神経失調症の症状と原因】
自律神経失調症とは、自律神経のバランスが崩れてしまいつら症状が出てしまうことを指します。
病名ではなく、状態という症状です。
自律神経というのは、ストレスなどの弊害によりバランスが崩れてしまうことがあります。
その結果、様々な不快な症状が慢性に起きてしまうことがあります。
自律神経のバランスが崩れて原因がハッキリしている場合、自律神経失調症と診断されます。
自律神経失調症の症状は、様々です。
その人に体質や受けたストレスによって、症状が変わっていきます。
主に、以下のような症状が発します。

・腹痛
・下痢
・頭痛
・胃腸障害
・吐き気
・イライラ
・集中力の低下
・動悸
・胸の痛み
・息苦しい、息が詰まる
・目の疲れや目の違和感
・耳鳴りなどの耳の違和感
・味覚障害などの口の障害
・話しにくい
・のどの違和感
・手足のしびれや震え
・多汗
・脱力感
・筋肉痛や関節痛
・立ちくらみ
・落ち込みや不安などの精神障害

このように、発生する症状というのは様々です。

自律神経失調症の原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

・ストレス
・生活習慣の乱れ
・ホルモンバランスの悪さ

自律神経失調症は男女ともに見られますが、女性の方が多い傾向があります。
女性の方が自律神経失調症が多い理由は、以下が挙げられます。

・生理などにより女性ホルモンの変化がある
・甲状腺ホルモンが乱れることがある
・女性は気分障害や不安障害が起きることが多い

この様な理由から、女性に自律神経失調症が多い傾向があります。

自律神経失調症の診察は、検査はあまり行いません。
以下のような試験を行って、判断する場合があります。

・ヘッドアップティルト試験
・シェロング起立試験
・眼球圧迫試験
・パルサルバ呼吸試験
・頸動脈圧迫試験
・寒冷昇圧試験

などの試験を行う場合があります。
しかし、これらの試験を行うには時間がかかります。
また、これらの試験をせずに体の病気が認められない場合、自律神経失調症として治療開始する場合もあります。
【自律神経失調症の治療】
自律神経失調症の治療は、本質的な原因を解明していくことが大事となります。
症状がひどい場合は原因がわかりにくいので、治療を進めながら探っていくこともあります。
以下のような方法で、自律神経失調症を緩和へとむけていきます。

・ストレスをやわらげる
1番は、ストレスをやわらげる方法です。
自分の時間が取れずストレスが溜まっている人に、自律神経失調症が多い傾向があります。
まずは自分の時間を取るようして、ストレスを溜めないようにしましょう。
趣味を充実させるようにし、人とお話をしたり笑ったり、美味しいものを食べるだけでも、ストレス発散になりますよ。
毎日30分でも1時間でもいいので、ストレス発散できる時間を作りましょう。

・ホルモンバランスと整える食生活
自律神経失調症は、ホルモンバランスが乱れていることでも発生します。
ホルモンバランスを整えて、自律神経失調症を改善しましょう。
女性なら大豆イソフラボン、男性なら亜鉛を取ることでホルモンバランスを整えることができますよ。

・薬物療法
ストレスを和らげる薬を飲むことで、気持ちが和らいで自律神経失調症の症状を軽くすることができます。

・生活習慣の改善
生活習慣を改善することで、少しずつ症状が緩和していきます。
早寝早起きをし、3食バランスよく食事をして、運動をするだけでもかなり違います。
また、喫煙や飲酒の習慣は、生活リズムを乱してしまうので良くありません。

いかがでしたでしょうか。
自律神経失調症は症状なので、改善することで必ず治ります。
根気よく対応していき、症状をやわらげましょう。