不眠症の症状が続くとさまざまな体調不良の原因になる

不眠症が原因でさまざまな症状でるので注意しましょう

 

日本には不眠症で悩まされている人が5人に1人いるといわれています。20代30代と歳を重ねるごとに急激に増えていって、60歳以上の方は約3人に1人が不眠症で悩まされています。

不眠症の主な原因は、過度なストレス、生活習慣の乱れなどにより自律神経が乱れることが原因の場合が一番多いです。

簡単に説明すると、自律神経の交感神経がストレスなどが原因により過剰に働き、脳が興奮している状態になっているのでなかなか眠ることが出来なかったり、眠りが浅いなどの不眠症の症状がでます。

自律神経が乱れると、不眠症の症状だけではなく、肩こり、頭痛、耳鳴り、めまい、冷え性、イライラなどさまざまなや体調不良の症状がでる自律神経失調症やうつ病で悩まされるようになります。

不眠症の症状

・寝ようと思ってもなかなか寝付けない(入眠障害)

・夜中に何回も目を覚ましてしまう(中途覚醒)

・睡眠時間が短いのに朝早く目が覚めてしまう(早期覚醒)

・眠りが浅く、ぐっすりと眠った気がしない(熟眠障害)

これらの症状が一つだけの場合や、複数出る場合もあります。

これらの不眠症の症状により、睡眠が充分にとれていないために、さまざまな体調不良に悩まされることになります。

・日中、眠気に襲われる

・体に疲労がたまる

・注意力、集中力、記憶力の低下

・やる気が起きない

・食欲不振

・体が冷える(冷え性)

・イライラする

・頭痛やめまいや肩こりなどの症状

・仕事中や運転中のミスや事故を怪我やミスの増加

・学生の学力低下

・免疫力が落ちるので病気になりやすくなる

などさまざまな体調不良が不眠症の症状により現れます。

不眠症の主な原因

不眠症の原因として、一番多いのはストレスや生活習慣の乱れにより、交感神経が過剰に働き、脳が緊張状態になることで、自律神経が乱れることで不眠症になることが多いです。

脳に障害がある場合も不眠症になることがありまので、不眠症がひどいときや他に気になる症状がある時は、一度医療機関にて診察してもらうことをお勧めします

不眠症のおもな原因は、

・心理的原因

精神的なストレスが原因

(家庭、仕事、人間関係など不安や悩みが原因で不眠症になる)

・身体的原因

体の病気や症状やゆがみが原因

(咳、痛み、かゆみなどの症状があることによりな不眠症になる)

・生理学的原因

睡眠環境が原因

(騒音、温度、湿度、枕がかわるなどの生活環境が変わることにより不眠症になる)

・精神医学的原因

うつ病や神経症などの精神疾患が原因

(精神疾患の多くの方がストレスや不安、悩みから精神的に不安定になってしまい眠れなくなり不眠症になりやすくなる)

・薬理学的要因

カフェインやニコチン、アルコールの摂取や薬の副作用が原因

(コーヒーやたばこやお酒や治療薬により眠れなくなるので不眠症になりやすい)

などが原因で不眠症になることがあります。

不眠症の主な改善方法

大事になってくるには、不眠症の原因を取り除くことと交感神経を抑えて、副交感神経を高めることが大事になります。

交感神経を抑える

・寝る前には、飲食、たばこ、アルコールの摂取をやめる

・過剰なストレス、激しい運動を控える

・就寝前にパソコンやスマホ、テレビなどの画面を見ない(ブルーライトを浴びることにより脳が活性します)

・規則正しい生活を心がけましょう

副交感神経を高める

・寝る前は間接照明など光を抑えて読書や音楽を聴いてリラックスする

・38~40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かる

・軽めの運動ウォーキング、ヨガ、ストレッチを行なう

・ゆっくり行動する

・腹式呼吸をする。

不眠症は早めに直しましょう

 

私たちの体は睡眠をとり、副交感神経が働くことにより、脳と体の疲れを取る、ストレス解消、体の成長、老化の防止、病気の予防などを行なっています。しかし、睡眠不足や不眠症など睡眠時間が足りなくなると、これらの働きが弱くなります。

不眠症が何日も続くようなら早めに治療しましょう。症状が長く続くことにより、症状が悪化、治りにくなる、肩こりや頭痛や耳鳴りや冷え性などのさまざまな症状やうつ病などの病気になることもありますので、不眠症の専門の病院で治療を受けましょう

病院の治療があなたに合わない、改善しない、睡眠薬を飲みたくないなどにより病院以外で不眠症を改善したい場合は、不眠症の実績がある鍼灸や整体などの治療院を一度ためしてみてください