冷え性になると、頭痛などのさまざまな症状で悩まされる
冷え性の原因は自律神経の乱れ
冷え性とは、手足やおなか、下半身などが冷たい症状のことで、女性の半数以上の人が冷え性に悩まされている。男性も1割以上の人が冷え性の症状で悩まされている。女性が多い理由としては、筋肉の量が男性より少ないことと、女性ホルモンの乱れが関係しています。
お風呂に入ってもすぐに手足が冷える、夏でも足が冷えるなどの症状がでます。自律神経が乱れることにより冷え性になる人が多い。
西洋医学(欧米により発達した医学)では、冷え性は病気とは思われていなく体質的なものとされていて、病院などで診察してもらっても異常がないので、自律神経失調症と診断されることが多い。
頭痛、耳鳴り、めまいなどの他の症状が一緒にあれば、精神安定剤などの薬をもらったり、冷え性だけならビタミン剤をもらったりします。しっかりした治療法もなく、冷え性は良くなりにくいと思われている。
東洋医学では(漢方、鍼灸など)では、冷え性とは書かず、冷え症と書きます、冷えは万病の元という言葉があり、冷え性は病気の入り口とされています。漢方薬などを使った治療法が発達して、東洋医学の得意な分野でもあります。
冷え性になりやすい人
・運動不足
・タバコを吸う人
・睡眠不足
・疲労がたまっている
・ストレスがたまっている
・外と室内など温度差の激しいところで仕事をしている
・ダイエットをしている
・ミニスカートをはいている
・ハイヒールを履いている
・締めつける下着をつけている
・痩せている、肥満の人
・入浴時間が短い、シャワーで済ます
・冷たい飲み物の飲みすぎ
・生野菜や南国フルーツをよく食べる
などの人は冷え性になりやすいので注意してください
冷え性と一緒にでやすい症状
・肌が荒れる
・頭痛がある
・なかなか寝付けない(不眠症)
・生理不順や腹痛や生理痛がひどい
・手や足のしびれ
・肩こりや腰痛がひどい
・めまい、耳鳴り、体のだるさなどの不調を日常的に感じる
・イライラややる気がでないなどの精神的症状
・下痢や便秘
など自律神経の乱れによる自律神経失調症の症状が冷え性と一緒に出ることがありますので注意しましょう。
冷え性は生活習慣の乱れなど自律神経の乱れが原因
冷え性になる人は、運動不足、食生活、睡眠などの生活習慣の乱れやストレスなどにより、自律神経が乱れることにより、冷え性になります。
自律神経が乱れると、頭痛、肩こり、耳鳴りなどさまざまな症状になったり、うつ病やパニック障害になったりもしますし、免疫力も低下していきますので、病気にもなりやすくなります。
症状が悪くなる前に早めに改善することをおすすめします。
次回は冷え性のタイプと対策などについて、書きたいと思います。