福岡市早良区 逆流性食道炎の改善

20cd476983ec22c07eb186882116e31f_s
逆流性食道炎は、胃からの胃酸が逆流して発生してしまう病気です。

通常、胃から食道に酸が上らないように、防御機能が付いています。

しかし、その防御機能が効かなくなってしまうことで、胃酸が食道に逆流して発生してしまいます。

胃酸というのは非常に強力な液体であり、胃酸の攻撃により胃の方の食道部分に炎症が起きてしまいます。

 

逆流性食道炎は、主にこのような症状が出ます。

 

・胸やけ

・吐き気

・食欲不振

・胃痛

 

そして、このような症状も発揮してしまいます。

 

・食べたいものが食べられない

・気分がさえない

・不眠症になってしまう

 

逆流性食道炎の原因は、主に以下が挙げられます。

 

・大きなストレス

・肥満

・運動不足

・食生活の偏り(暴飲暴食や脂ものばかりを摂取する)

・内臓疾患の病気

 

これらの原因により、胃酸過多が発生してしまうことで逆流性食道炎になってしまいます。

自律神経が崩れてしまうことで胃酸のバランスも崩れ、多くの胃酸が発生してしまい食道に流れ込んでいくという流れです。

 

【逆流性食道炎の改善方法】

itiju_siru (1)

逆流性食道炎は、以下のような改善方法で楽になることができます。

 

・食後逆流しにくい状態にする

逆流性食道炎を発生してしまう人は、食後逆流しやすい状態としている場合も少なくありません。

食べた後すぐに横になると、逆流性食道炎の原因となってしまうので良くありません。

 

・逆流性食道炎の原因になる食品を摂取しない

逆流性食道炎の原因となってしまう食べ物があるので、それらは摂取しないようにしましょう。

アルコールやコーヒー、炭酸印象、脂っこい食べ物、甘い食べ物、すっぱい食べ物など、逆流性食道炎が改善するまで控えると良いですよ。

 

・ストレスの発散

逆流性食道炎は、心因性ストレスが影響していることが多くあります。

そのため、ストレスを発散させることで自然に逆流性食道炎を改善へとみちびくことができます。

自分の時間を大切にして、ストレスを上手く発散させてみましょう。

 

・横隔膜トレーニングで逆流性食道炎を改善

横隔膜を鍛えることで胃の上部が鍛えられるので、胃酸の逆流を防ぐことができます。

椅子に座ったまま行うトレーニングであり、ゆっくりと息を吐きながら前へお辞儀するように上半身を倒します。

前倒しが完了したら、そのまま息を吐きながらゆっくり上半身を元に戻します。

そして、お腹に空気を入れて膨らませるように息を吸います。

このセットを、4~5回繰り返します。

 

・漢方薬でケア

薬での改善よりも漢方薬での改善の方が体に優しいので、体に優しくケアしたい人にオススメです。

漢方薬は体の中から免疫力を高めてケアするので、再発リスクを減らすことができるメリットがあります。

 

・内服薬を投薬してもらう

逆流性食道炎は、内服薬での治療で早期改善へと導くことができます。

2週間ほどの投薬で、逆流性食道炎が改善していきますよ。

 

【東洋医学からみる逆流性食道炎】

五行図

東洋医学には、人体、感情、季節など様々なものを木・火・土・金・水の5つの要素に分けて考える五行学説というものがあります。

逆流性食道炎に最も関わってくるのが胃であり、胃は<土>に属します。

<土>には、

■胃

■脾臓

■唇、肌肉

■口

■思い悩む、依存、同情、プライド

■育む、腐らせる、消化する

といったものが含まれます。

 

逆流性食道炎に悩まされる方には、貪欲で使命感を抱いている人が多い傾向があります。

周囲の問題、やりたいこと、やらなければいけないことなど、多くのことを抱え込みすぎてキャパシティを越えてしまうと、身体にもその状態が反映され、胃酸過多、逆流性食道炎などが起こります。

一番の対策は、消化できるくらいに忙しさを減らすこと。

また、消化をうながすと同時に胃酸を中和する唾液をたくさん分泌するために、食事を良く噛むことも有効です。

 

いかがでしたでしょうか。

辛い逆流性食道炎は、軽度な状態の場合は簡単に改善ができます。

放置して悪い状態にしないよう、初期の段階でケアするようにしましょう。