福岡市早良区 顎関節症
顎がカクンカクと音が鳴ったり、痛みや開きにくさを感じたら「顎関節症」かもしれません。
顎関節症とは、若い世代の女性に特に多く見られる症状です。
手の指を3本縦に並べた状態で口に入れてください。
何の問題もなく、指を3本縦にしたまま口を開くことができますか?
もしも、開けない、指3本は入らない、そんなに口を開くと痛い、という方は、「顎関節症」です。
すでに、開口制限がかかっているため、健康な方がすんなりと開く指3本縦が入らないのです。
その他にも、首と顎の動きは連動しているので、「顎関節症」になると首もゆがみます。
さらに、口を開いた状態から閉じる時、顎が揺れたり、上下歯の噛み合せが悪い、顎を動かすたびに音がするなどの症状があります。
「顎関節症」の原因って?
原因は、色々とありますが、例えば、不良姿勢、身体の歪み、かみ合わせの問題やストレス、外傷、その他病気などが考えられます。
■姿勢の悪さ
食べ物をかむ時片方の顎だけでかんだり、テレビを横向きで見る、長時間頬杖をつく、顎と肩で電話を挟んで使用する、ストレスによる食いしばり、夜間の歯ぎしり、猫背やO脚、前かがみの姿勢、同じ姿勢を長時間続けるなどは、顎に悪い癖を与える要因となります。
例えば、食べ物を片方の顎だけで噛む癖がある場合、片方の咀嚼筋だけを使いすぎるいわゆるオーバーユース状態。
その負担が、顎の歪みを引き起こし、結果的に「顎関節症」になります。
その他、長時間の頬杖は、顎を横にしている状態で負荷がかかるので、頻度が多くなるほど、顎がゆがみ、「顎関節症」になります。
仕事中によくみかける肩と顎で電話を挟んでいる癖は、肩と首の筋肉が緊張し、顎が次第に本来の位置からズレます。
■ストレス
ストレスを感じると人は無意識に歯をギュッと食いしばります。
その時、顎全体に強い負荷がかかることで、顎がズレ「顎関節症」のリスクを高めます。
また精神的ストレスは、夜間の歯ぎしりも引き起こすので、昼夜と1日中顎周辺の筋肉は緊張して、ますます「顎関節症」が悪化します。
一方、外的ストレスも「顎関節症」を引き起こします。
交通事故や転倒などで顎をつよく打ちつけると、顎関節内部の関節円板がずれたり、軟骨が傷つき、「顎関節症」になりやすいのです。
「顎関節症」の予防や対策は?
「顎関節症」の原因と思われるものを早速取り除くようにしましょう。
例えば、身体の歪みやかみ合わせの悪さが影響している場合は、整骨院や接骨院で骨盤矯正をうけてください。
また片方の歯だけでモノを食べていた方は、左右の歯を均等に使って物を食べるよう意識しましょう。
精神的ストレスによる歯の食いしばりや夜間の歯ぎしりは、専用のマウスピースなどで対応できますが、整体や整骨のマッサージで身体の緊張をほぐし、自律神経の乱れを整える事ができるので、心身ともリラックス効果が期待できます。
その他、気になる原因は、早めに改善してください。
また自分できる「顎関節症」の予防ストレッチを取り入れてください。
ただし、すでに痛みがある方にはおススメできません。
やり方は簡単です。
アイーンをするように、下あごを前につきだしましょう。
そのまま10秒キープの繰り返し5回行ないます。
次に、上唇を内側に丸めるようにし、そのまま10秒キープの5回繰り返します。
最後に、左右に顎をスライドさせるようにゆっくり動かします。
その他耳から顎、肩から鎖骨、へ流すようにマッサージするだけで、顎周辺の血行やリンパを促進し、筋肉のこりや疲労を取り除く事もできます。
ちなみに自宅で出来る顎関節症予防ストレッチは、小顔効果、顔の引締め、リンパの促進による美肌効果など、女性に嬉しい美容効果もありますよ。
常若整骨院での顎関節症へのアプローチ
顎関節症を引き起こす最も大きな要因はストレスです。
・家庭や人間関係や仕事などで、ずっとガマンしていることがある
・苦手な人、安心できない環境など、常に緊張している
・他人の顔色や意見を伺いがちで、他人といると疲れる
こういったことが続くと、自律神経が緊張状態になり、筋肉がガチッと収縮します。
すると顎関節の周りの筋肉(咬筋など)に勝手に力が入るようになり、食いしばりを起こしたり、顎関節のズレを引き起こしてしまいます。
常若整骨院では、
①「なぜ顎関節症を起こすことになったのか?」の原因を、生活(家庭、仕事、学校などのストレス・スマホやタブレットの使い方・考え方のクセ・食生活・その他生活習慣)から見つけていくカウンセリング
②自律神経の緊張をゆるめて身体を健やかなバランスに整えていく、気功を主にした施術
③カウンセリングを元にした、ダメージになっているものを減らし・元気になれるものを増やすセルフケア
この3つによって、顎関節症を改善するお手伝いをしていきます。