福岡市早良区 月経前症候群の予防ポイント

【月経前症候群の症状と原因】
生理の前になると、イライラしたり辛くなることありますよね。
それは、月経前症候群になっている証拠です。
月経前症候群は、生理の前に現れる体調変化です。
多くの場合、生理の前の3~10日に現れ、生理がはじまって4日以内に収まります。
逆にいうと、生理開始から13日までは再発しません。

月経前症候群の原因は、女性ホルモンのプロゲステロンが分泌されることで発生します。
プロゲステロンは妊娠にかかわるホルモンであり、生理前2週間に分泌されます。
そのため、生理前に月経前症候群の症状が出ます。

月経前症候群は、以下のような症状がでます。

・むくみ
・だるさ
・熱感
・頭痛
・頭重感
・便秘
・お腹が張る
・おっぱいが張る
・食べ物の好みの変化
・イライラする
・気分が落ち込む
・うつ症状になる
・涙が出やすくなる
・集中力が欠ける
・判断力の低下
・不安感

これらがいくつか出た場合は、月経前症候群の可能性が考えられます。
これらの症状が生活に支障をきたす場合は、病院で相談をしましょう。
婦人科や産婦人科で、専門医に相談をすると良いですよ。
しかし、病院に行くことで気になることといえば、待ち時間です。
待ち時間の長さでイライラしたり症状が悪化してしまうこともあるので、待ち時間が心配な場合は症状が比較的落ち着いた状態の時に受診すると良いですよ。

病院での診察は、月経前症候群の症状や生理の周期、基礎体温などについて聞かれます。
症状によって、検査や治療を行います。
【月経前症候群の予防ポイント】
月経前症候群というのは、誰でも間違いなくなることではありません。
ならない人も中にはいるので、月経前症候群にならない為には予防が大事ということとなります。
月経前症候群が起きないためには、以下の予防方法を心掛けるとよいですよ。

・食生活に注意する
食生活で栄養バランスが偏っていると、ホルモンバランスが崩れやすくなってしまうので、月経前症候群の症状が重く出やすくなってしまいます。
栄養バランスと整えて、月経前症候群になりにくい体質にみちびいてみましょう。
豆類や緑黄色野菜、そば、玄米などがオススメです。
ビタミンB6は月経前症候群の症状をやわらげる効果を発揮するので、小麦胚芽やいわし、かつお、さばなどもオススメです。
糖分や塩分、カフェイン、アルコール、添加物は栄養バランスが崩れてしまうので、オススメしません。

・ストレスを抱えすぎない
月経前症候群は、ストレスの多さも大きく影響を与えます。
ストレスを抱え込み過ぎることで、ホルモンバランスを乱してしまうからです。
ストレスを溜めこまないようにして、上手に発散するクセを付けましょう。
趣味の時間を充実させて、映画を観たり音楽を聴いたり、ご飯を食べに行ったり、ユジンとお話をしたり、様々な方法で上手くストレス発散をしてみましょう。

・体を温める
体を温めることで、ホルモンバランスの乱れを起こしにくい体質にすることができます。
湯船に浸かったり温かい食べ物や飲み物を口にしたり、温かい恰好をして体を温めるようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。
月経前症候群は、辛くて嫌なものですよね。
でも、簡単なことで改善することができます。
セルフケアで改善して、辛くない生理前にしましょう。