強迫性障害とHSP(繊細さん)の意外な共通点
「不安が消えないのは、自分の性格のせい?」と思っているあなたへ
「何度も確認しないと落ち着かない」
「不安なことが頭から離れず、ずっとぐるぐる考えてしまう」
「誰かの言葉が気になって、何度も思い返してしまう」
そんな状態が続いていると、「私はなんでこんなに気にしすぎるんだろう…」 と自分を責めたくなることもあるかもしれません。
でも、安心してください。
それはあなたの性格が「弱い」わけではなく、脳の働き方の特徴 なのです。
HSP(Highly Sensitive Person)の人は、感覚が敏感で、外部からの刺激を深く受け取ります。
そして、強迫性障害(OCD)の人も、「考えすぎる」「慎重になりすぎる」 という特徴があります。
✔ 人の言葉を深く考えすぎる
✔ 音や匂いに敏感でストレスを感じやすい
✔ 変化が苦手でルーティンを大事にする
✔ 失敗が怖くて「念のため」を繰り返してしまう
HSPとOCDは、実は深い関係があります。
「不安を避けるための習慣」が、脳のクセになり、それが強迫行動につながっているのです。
2. 「確認しないと落ち着かない…」 それ、脳のクセかも
確認行動は、「不安を減らすための脳の習慣」 です。
でも、それを繰り返していると、逆に不安が強くなり、強迫行動が増えてしまう ことがあります。
✔ ドアの鍵を何度も確認する
✔ ガスの元栓を閉めたか気になって戻る
✔ 送ったメッセージを何度も読み返す
確認することで、その瞬間は安心できます。
しかし、その安心は一時的なものであり、次第に「もっと確認しないと不安が消えない」という脳のクセが強くなる のです。
少しずつ抜け出すためにできること
✔ 「もう一度確認しても何も変わらない」と意識する
✔ 確認の回数を1回減らしてみる(小さな成功体験を積む)
強迫行動を減らすには、「小さな挑戦」を続けることが大切です。
たとえば、「いつも3回確認しているなら、今日は2回にしてみる」など、無理のない範囲で試していきましょう。
3. 強迫性障害の人が知っておきたい「不安が消えない理由」
✔ 不安を消そうとすると逆に強くなる
✔ 確認や儀式をすると、脳が「それをしないと落ち着かない」と覚える
✔ 「完璧」を求めると不安が増す
強迫性障害の大きな特徴は、「不安をゼロにしようとすること」 です。
しかし、不安は完全にはなくなりません。
それどころか、「不安をなくさなきゃ」と思うほど、不安は強くなるのです。
強迫観念を和らげるためには、「不安があることを受け入れる」 ことが大切。
「不安があっても、大丈夫」 と思うだけで、心が少しずつラクになっていきます。
4. 強迫性障害を悪化させる3つのNG習慣
❌ スマホで延々と情報収集する
→ 「大丈夫かどうか」を調べ続けると、不安が増してしまいます。
❌ 「大丈夫かな?」と何度も人に確認する
→ 他人に確認することで、その場は安心できますが、「確認しないと不安が消えない」という脳のクセが強くなります。
❌ ストレス発散のつもりでカフェインを摂りすぎる
→ カフェインは交感神経を刺激し、不安を増やしてしまうことがあります。
5. これをやるだけで「強迫観念」がラクになる習慣
✔ ゆっくり深呼吸しながら「今」に集中する
✔ 確認を1回減らしてみる(小さな挑戦)
✔ 「不安があっても大丈夫」と口に出す
強迫観念を減らすには、「不安があっても、そのままにする」 ことが大切です。
最初は落ち着かないかもしれませんが、「やらなくても大丈夫だった」という経験を積むことが、不安を軽くする第一歩 になります。
6. 東洋医学的に見る「強迫性障害とHSP」
東洋医学では、強迫性障害やHSPの人は、「脾(ひ)」と「肝(かん)」のバランスが崩れやすい と考えます。
✔ 脾のエネルギーが過剰だと、「考えすぎる」「心配しすぎる」状態になる
✔ 肝の気が滞ると、「イライラ」「完璧主義」になりやすい
7. 強迫観念をやわらげるツボ
✔ 太衝(たいしょう)(足の甲、親指と人差し指の間)
→ 肝の気を巡らせ、不安を和らげる
✔ 内関(ないかん)(手首の中央、指3本分下)
→ 自律神経を整え、落ち着きを取り戻す
毎日5秒ずつ押すだけでも、気持ちが落ち着きやすくなります。
8. 「不安を減らすためにできること」
✔ 「まあ、なんとかなる」と思う習慣をつける
✔ 「100%確実」を求めない
✔ 「確認しなくても、大丈夫だった」経験を積む
「不安があると落ち着かない」というのは、強迫性障害の特徴ですが、
その不安は、「ただの脳のクセ」にすぎません。
焦らず、少しずつ、「確認しなくても大丈夫だった」「不安があっても、なんとかなった」 という経験を積んでいきましょう。
あなたの心が、少しずつラクになっていくことを心から願っています。