強迫性障害とHSP(繊細さん)の意外な共通点

「不安が消えないのは、自分の性格のせい?」と思っているあなたへ

「何度も確認しないと落ち着かない」

「不安なことが頭から離れず、ずっとぐるぐる考えてしまう」

「誰かの言葉が気になって、何度も思い返してしまう」

そんな状態が続いていると、「私はなんでこんなに気にしすぎるんだろう…」 と自分を責めたくなることもあるかもしれません。

でも、安心してください。

それはあなたの性格が「弱い」わけではなく、脳の働き方の特徴 なのです。

HSP(Highly Sensitive Person)の人は、感覚が敏感で、外部からの刺激を深く受け取ります。

そして、強迫性障害(OCD)の人も、「考えすぎる」「慎重になりすぎる」 という特徴があります。

人の言葉を深く考えすぎる

音や匂いに敏感でストレスを感じやすい

変化が苦手でルーティンを大事にする

失敗が怖くて「念のため」を繰り返してしまう

HSPとOCDは、実は深い関係があります。

「不安を避けるための習慣」が、脳のクセになり、それが強迫行動につながっているのです。


2. 「確認しないと落ち着かない…」 それ、脳のクセかも

確認行動は、「不安を減らすための脳の習慣」 です。

でも、それを繰り返していると、逆に不安が強くなり、強迫行動が増えてしまう ことがあります。

ドアの鍵を何度も確認する

ガスの元栓を閉めたか気になって戻る

送ったメッセージを何度も読み返す

確認することで、その瞬間は安心できます。

しかし、その安心は一時的なものであり、次第に「もっと確認しないと不安が消えない」という脳のクセが強くなる のです。

少しずつ抜け出すためにできること

「もう一度確認しても何も変わらない」と意識する

確認の回数を1回減らしてみる(小さな成功体験を積む)

強迫行動を減らすには、「小さな挑戦」を続けることが大切です。

たとえば、「いつも3回確認しているなら、今日は2回にしてみる」など、無理のない範囲で試していきましょう。


3. 強迫性障害の人が知っておきたい「不安が消えない理由」

不安を消そうとすると逆に強くなる

確認や儀式をすると、脳が「それをしないと落ち着かない」と覚える

「完璧」を求めると不安が増す

強迫性障害の大きな特徴は、「不安をゼロにしようとすること」 です。

しかし、不安は完全にはなくなりません。

それどころか、「不安をなくさなきゃ」と思うほど、不安は強くなるのです。

強迫観念を和らげるためには、「不安があることを受け入れる」 ことが大切。

「不安があっても、大丈夫」 と思うだけで、心が少しずつラクになっていきます。


4. 強迫性障害を悪化させる3つのNG習慣

スマホで延々と情報収集する

→ 「大丈夫かどうか」を調べ続けると、不安が増してしまいます。

「大丈夫かな?」と何度も人に確認する

→ 他人に確認することで、その場は安心できますが、「確認しないと不安が消えない」という脳のクセが強くなります。

ストレス発散のつもりでカフェインを摂りすぎる

→ カフェインは交感神経を刺激し、不安を増やしてしまうことがあります。


5. これをやるだけで「強迫観念」がラクになる習慣

ゆっくり深呼吸しながら「今」に集中する

確認を1回減らしてみる(小さな挑戦)

「不安があっても大丈夫」と口に出す

強迫観念を減らすには、「不安があっても、そのままにする」 ことが大切です。

最初は落ち着かないかもしれませんが、「やらなくても大丈夫だった」という経験を積むことが、不安を軽くする第一歩 になります。


6. 東洋医学的に見る「強迫性障害とHSP」

東洋医学では、強迫性障害やHSPの人は、「脾(ひ)」と「肝(かん)」のバランスが崩れやすい と考えます。

脾のエネルギーが過剰だと、「考えすぎる」「心配しすぎる」状態になる

肝の気が滞ると、「イライラ」「完璧主義」になりやすい

7. 強迫観念をやわらげるツボ

太衝(たいしょう)(足の甲、親指と人差し指の間)

→ 肝の気を巡らせ、不安を和らげる

内関(ないかん)(手首の中央、指3本分下)

→ 自律神経を整え、落ち着きを取り戻す

毎日5秒ずつ押すだけでも、気持ちが落ち着きやすくなります。


8. 「不安を減らすためにできること」

「まあ、なんとかなる」と思う習慣をつける

「100%確実」を求めない

「確認しなくても、大丈夫だった」経験を積む

「不安があると落ち着かない」というのは、強迫性障害の特徴ですが、

その不安は、「ただの脳のクセ」にすぎません。

焦らず、少しずつ、「確認しなくても大丈夫だった」「不安があっても、なんとかなった」 という経験を積んでいきましょう。

あなたの心が、少しずつラクになっていくことを心から願っています。