【耳鳴りと“言えなかった言葉”】~チャクラと東洋医学が教えてくれた、本当の原因~
「キーン…」
その音が聞こえ始めたのは、ちょうど職場で人間関係のトラブルがあった頃だった。
最初は気のせいだと思った。疲れているだけ。
けれど、夜になると、まるで誰かが小さな鈴を鳴らしているように、頭の奥で音が鳴り止まなかった。
病院で検査を受けても、結果は「異常なし」。
「ストレスですかね。様子を見ましょう」
そう言われて、ただ薬をもらって帰された。
でも、“様子を見る”だけで消えるような音じゃない。
耳鳴りは、私の一部のように、ずっとそばにいた。
「耳じゃなくて、“心”が叫んでいるんです」
そんな時、東洋医学の考え方を取り入れた整体の先生に出会った。
問診票に「最近、言いたいことを我慢した覚えはありますか?」と書かれていたのが印象的だった。
え…耳鳴りと「言いたいこと」って関係あるの?と不思議に思いながら、いろいろ話してみた。
すると先生は、こう言った。
「耳鳴りって、耳だけの問題じゃないんですよ。
“言いたいけど言えなかった言葉”が、喉や首、耳のまわりに溜まって…
やがて“音”として現れてくることがあるんです。
東洋医学では“氣の滞り”、チャクラで言えば“第5チャクラの閉塞”です。」
私はハッとした。
言いたいことを我慢するのがクセになっていた。
嫌なことをされても、「そんなこと言ったら角が立つし」と、ずっと飲み込んできた。
でも心の中はずっとザワザワしていた。
第5チャクラ=“声にならない声”の貯金箱
チャクラという考え方を知ったのはその時が初めてだった。
人の体にはエネルギーの流れがあり、7つのチャクラが整っていると心身が健やかになるという。
その中でも第5チャクラは、「表現・伝える・自己主張」のエネルギー。
ここがふさがると、喉が詰まった感じや、耳鳴り・首のコリとなって現れることがあるらしい。
まさに、私の症状と一致していた。
思えば、あの頃の私は、いつも誰かの顔色を伺っていた。
「ちゃんとしなきゃ」「嫌われないように」
そんな思いが、いつしか私の本音をどこかに閉じ込めてしまっていた。
その本音は、声にならないまま、音になったのかもしれない。
耳鳴りは“体の言い訳”じゃない。心の本音だった。
整体で施術を受けながら、少しずつ、先生の問いかけで自分の気持ちを言葉にしていった。
「本当は、怒ってたんです」
「もっと大事にしてほしかった」
「“わたしはどうしたい?”って誰かに聞いてほしかった」
そんな言葉が出た日、不思議と耳の音が少しだけ小さくなった気がした。
耳鳴りが完全に消えたわけではない。
でも、その音に**“意味”**を感じるようになった。
「もう限界だよ」って、心が私に叫んでくれていたのだと思う。
静けさは、外にあるものじゃない。内側から生まれるもの。
耳鳴りがつらいと、私たちは“音を消すこと”に必死になる。
でも、音を消そうとするほど、余計にその存在を意識してしまう。
本当に大切なのは、“その音の奥にある感情”に気づくこと。
東洋医学やチャクラの考え方は、
その「聴こえない声」に耳を澄ませるヒントをくれる。
耳鳴りは、あなたの体が“壊れた”のではなく、
「今のままじゃつらいよ」と教えてくれているサイン。
体は、ずっとあなたの味方で、本当はあなたの心の声を代弁してくれているんです。
最後に:耳鳴りに悩むあなたへ伝えたいこと
もしあなたが今、誰にも言えずに耳鳴りのつらさを抱えているなら、
まずは自分の内側に問いかけてみてください。
「何を言えずにいたのかな?」
「何を我慢してきたんだろう?」
「本当は、どうしたかったんだろう?」
それに気づいたとき、耳の中だけでなく、心の中にも静けさが訪れるかもしれません。
耳鳴りは“体の言い訳”ではなく、“心の本音”だった。
あなたがあなたの声を、もう一度取り戻すために――
その第一歩として、耳鳴りを“ただの不調”として終わらせないでください。